今回日本に行った時、久しぶりに落語の寄席に行こうと決めていました。池袋演芸場と新宿広末亭を考えていたのですが、小雨が降り肌寒い日が続いたので末広亭だけにしました。

土曜日ということもあってか、最近の落語ブームを反映してか末広亭は超満員。2階席しか空いていなく、しかもスピーカーから流れるマイクの音はとても小さく、耳の遠い私には何を言っているのか全く聞き取れませんでした。

その内中入りがあって前の席が空き始めたので移ろうと立ち上がったとき、

「音芝さんじゃありませんか。」

と声をかけられ、あっけにとられてよく見ると以前出向していた会社でたいへんお世話になった方でした。

出向先で大変お世話になりながら元会社に戻ったとき、お互い交渉窓口のセクションだったとはいえ、非常に冷たい態度をとったことを非常に悔い、いつかは埋め合わせをしなければならないとずっと心の底で思ってきました。

まさか彼にしてみればタイにいるはずの私が日本の寄席にいるとは思いもしなかったでしょう。幽霊に出くわした気分じゃないでしょうか。

ご家族でいらしてたのでその場で別れましたが、近々タイにも仕事で来られるということなので、その日を楽しみにしています。

いや~、それにしてもビックリしたΣ(゚д゚;)