昨年の4月に運転免許証更新のため日本へ帰国した時、次回いつ日本へいけるのか不透明だったため、昔の仲間に声をかけ積極的に会いに行きました。
もしかしたらこれが今生の別れになるかもしれないとの思いが強くあったからです。

それが私用のためとはいえ、なんと1年でまた日本の地を踏めるとは思っても見ませんでした。

今回お世話になったご家族の方へ数種類のお土産を持参しましたが、一番喜ばれたのがマンゴーです。
日本でも最近はマンゴーが手に入り、宮崎産のマンゴーなぞ1~2万円で販売されているようです。このご家族もマンゴー愛好家で特に娘さんは大のマンゴー好き。時々市内で購入したりハワイに旅行に行った時に食したりしているようです。

今回こっそりと持ち込んだタイ産最高品種の完熟マンゴーは、
お値段にして1個200~300円程度。

これが見事に彼らの味覚にサプライズをもたらせました。

実際自分で二通りの方法で切って差し上げたのですが、皮の内側をスプーンでこぞってすくって食べたり、種の周りの少ない果肉にしゃぶりついたりと、それはそれは感激して食べていただきました。
逆にこっちが、たかが数百円のマンゴーに感激していただいて恐縮してしまうほどです。

2ヶ月前、このご夫婦がバンコクに旅行にいらした時十分なおもてなしもできず、マンゴーも食べないで帰国したんだろうなと思いお土産として持参しましたが、これほど喜んでもらえるとは思っても見ませんでした。

本当はライチを持っていきたかったのですが、まだ時期が早く市場に出回っていなかったのが残念です。
ちなみに今回日本のホテルの朝食でライチが出ましたが、あまりのまずさに吐き出してしまいました。

このようにマンゴーと、前回訪タイのとき美味しいと言ってくださったマンゴスチンをお土産に無事お届けすることができました。
ちなみにこれら外国の農作物は税関で申告しなければなりませんし、自分も持ち込むのは初めてです。
申告も面倒くさいし最悪没収の憂き目にあうよりダンマリで通過しようと、密封容器に入れスーツケースの衣類の中に分散して忍ばせたり腐心し、税関を通る時はドキドキでした。


またタイに戻ったときも1リットル以上の酒がなんのチェックもなく持ち込めましたよ。