今春より我が家の長男坊は大学進学したのですが、先日、大学事務局から『学外見学会』というお知らせがあり今回参加してきました。

 

 

ところで自分が大学生だった約25年前、保護者会があったかどうかは記憶にないのですが、当大学は保護者と大学との強い連携に力を入れているのだそう。

 

 

私は学生時代、教職を志し「学校」と名の付く場所は、幼稚園だろうが小学校だろうがすべて好きな環境で、今では愚息3兄弟の三者懇談や授業参観、体育祭など学校行事に時間の許す限り参加させていただいています。

 

長男坊はもう大学生だし、親として学校活動に参加することもなく家庭教育も終わりだと半ば残念な気持ちだったのですが、まだまだ学校教育に賛同できそうです(笑)

 

 

 

 

 

 

年次総会の後、食堂に移動して昼食をいただきます。

 

 

 

栄養バランスの良い仕出し弁当、美味しくいただきました♪

 

 

 

早々に食べ終わり、食堂内を見学していると今日は土曜日にも関わらず、部活生のため?なのか食堂は営業されているようです。

 

学食といえば「コスパ良し!」

先ほど昼食の仕出し弁当をいただいたばかりですが、学食食券機のメニューを見ていると軽食くらいだったら食べれそうだったので、折角だし何か追加で食べようヾ(*´∀`*)ノ

 

 

 

カレー(小)@200円

ご飯量はお茶碗一杯くらいでしょうか?念願の学食をいただくことができました。

大学生向けだからか、中辛と辛口の間でスパイスが効いていましたよ。

 

 

『学外見学会』のバス出発時刻まで、あと10分弱あったので時間の許す限りキャンパス内を探索します。息子が普段見ている景色、共通の話題ができるかな?

 

 

最近の大学って、オサレなカフェがあったりするのですね。

 

 

 

コンビニもあるんだー

マイナーなヤマザキYショップ(笑)

 

 

 

ATMなんかもあるのです。

 

 

 

息子のキャンパスライフをちょっと知ることができました。

そして、自分自身も学生に戻ったようで楽しいです(≧▽≦)

 

 

 

さて、今回の保護者会のメインイベント『学外見学会』東大寺/奈良の大仏に向かいます。

 

今年の参加者は、約200名(昼食までの参加者は250名だそう)

奈良交通・いすゞガーラ(トイレ付) 5台に分れて乗車します。

 

 

 

貸切バス車内は満席、どうやら9割はご夫婦で参加されているようでした。

男性ソロ活は私以外にいらっしゃったのかは不明 ^^;

 

 

 

奈良県庁前の奈良公園バスターミナルに到着。

地元なのに知らなかったのですが、修学旅行生やツアーバスの玄関口になっているようです。

 

 

 

東大寺までは、激混みしてしているメイン参道を避け、ツアコンを務めていただいた歴史学の先生の誘導で裏参道で向かいました。

 

 

 

奈良公園内に入ると、角が切られているオス(左)角の無いメス(右)が、イチャイチャとスキンシップを取っている模様(笑)  メスの方が積極的でしたよ。今の人間界と同じかも。

 

 

 

 

 

  東大寺ミュージアム

奈良市水門町100

開館時間: 9:30~17:30

公式HP (←リンク先)

 

 

大仏殿との共通入場券を配っていただき、まずは東大寺ミュージアムを見学します。

 

 

 

地元民なのに初めて訪れます。

 

 

館内はもちろん撮影禁止だったので、以降の写真はありませんが、本尊「千手観音菩薩像」が安置されています。

館内は薄暗く皆さん静かに見学されていましたが、なんせ人が多くて人流が悪いですね。

 

 

こちら↓は、公式HPより引用させていただいた「千手観音菩薩像」と「日光・月光菩薩像」

東大寺ミュージアム - 東大寺

 

 

 

東大寺ミュージアムを入口右に大仏様実物大?手のモニュメント。

 

 

 

入口入って左のカフェ奥には、東大寺南大門の木工模型が展示されています。

青森県立南部工業高校の学生さんの作品で製作日数3年と書かれてありました。

 

 

 

 

 

東大寺南大門

初代南大門はもちろん奈良時代の創建ですが、平安時代の台風で破壊されました。

現存しているこちらは、鎌倉初期1199年(正治元年)創建の二代目南大門

 

 

 

天井が無い腰屋根構造

先ほど東大寺ミュージアムに展示されていた木工模型が忠実に再現されていることを実物を見ると確認できますね。

 

 

 

鎌倉初期1203年(建仁3年)造像、金剛力士像(西の阿形)

 

 

 

東の吽形

 

 

像高8.4mと超巨大な仁王像ですが、制作期間なんと69日で二体完成させたのだそう。

金剛力士像は南大門に納めることが、東大寺復興事業の最後を締めくくりだったようです。

 

 

 

 

  東大寺大仏殿

 

 

『学外見学会』の案内をしてくださったのが、当大学の歴史学の助教授?准教授?なのですが、熱心にご説明いただいたので時間が押してしまい、最後の大仏殿見学は所要時間15分と慌ただしくなりました。

 

東大寺中門左隅が拝観受付となっています。

 

 

 

奈良県民なのに東大寺に訪問したのはいつぶりだろう?

高校時代の遠足?30年ぶりくらい?

 

 

 

金銅八角燈籠の後ろに大仏殿がそびえ立つ光景は壮観につきます。

2度の戦火で焼失しているので、江戸中期1709年(宝永6年)3代目再建されています。

それでは久しぶりの「大仏様」をご拝顔しに向かいます。

 

 

 

まずは正面からドーン。

 

 

 

左30度より撮影。

左手で宇宙の智慧、右手に慈悲を意味しています。

 

 

 

右後ろより撮影。このアングル結構好きだったり。

 

 

奈良県民だったら小学校の遠足では必ず訪れている大仏殿

この日は土曜日でしたが、多くの修学旅行生も訪問されていました。

やっぱり奈良観光に欠かせないのは、『奈良の大仏』なんでしょう。

大仏さんで奈良の観光行政が成り立っているといって過言はないと思います。

 

 

 

御朱印窓口8ヶ所もあるのに10分程待ちました(;^_^A

さすが天下の東大寺!

お蔭で集合時刻に遅れてしまい申し訳ございませんm(__)m

 

 

 

それでは、奈良公園バスターミナルに戻ります。

人力車って乗ったことないけど、「儲かるのか?」と考えてします運送業の私(;^_^A

 

 

 

平城京遷都1300年記念(2010年)に初登場したせんとくんも世間に認知されて14年も経過しているのか。

最初は不格好なキャラだと思ったけど、どんどん愛らしく感じてきました♪

 

奈良のキャッチフレーズ「奈良をもっと、好きになる」をせんとくん制作陣営が、14年前に予知していたのだとしたら凄い能力です。

 

 
 
帰路バス車内で大学の事務局長と座席が近かったので、最近の学生事情などを聞かせていただきました。同大学は私の妹の母校でもあるので、妹に事前に基本情報などを聞いており、現在は長男が通学していることもあり、話題をあらかじめ予習していたのが役に立ちます(笑)
 
 
一昔前だったら保護者やその家族が大学と連携という認識はなかったのが通常だったが、断続的に起こる震災、コロナ禍で自宅で過ごす時間が増え、「家族の大切さ」を改めて考える人が多くなった。
 
産学連携や産官学連携を自分自身が学生の頃から行われていたのか意識もしたことがなかったのですが、家庭と大学の連携は過保護という認識ではなく、家庭の人こそ身近に触れ合える社会人ですもんね。
 
 
まだもう少しは息子たちとの家庭学習を続けられそう(*^▽^*)
 
 

 

「誰もが知っているような企業に就職できることが将来安泰ではなく、最近力を入れているのは卒業生が就職し得た社会人として実経験談やその企業との連携に力を入れています」と。