伊勢に行きたい 

伊勢路が見たい 

せめて一生に一度でも

 

 

 

江戸時代、日本人口3000万人の内、500万人が訪れた伊勢神宮は、伊勢音頭に唄われているように日本人だったら一生に一度は行きたいくらい魅了されたところだったに違いありません。

 

十返舎一九『東海道中膝栗毛』弥次さん喜多さんは、お江戸より東海道を巡って四日市日永追分より伊勢街道を南下し伊勢神宮を目指しました。

内宮宇治橋に辿り着いた二人は、「自然と涙が溢れ出た」というフレーズが作中にあります。

ご存知のように弥次喜多は架空の人物で、実際は十返舎一九の取材旅行による執筆です。

恐らく作者の十返舎一九本人が聖域に立った途端「自然と涙が溢れ出た」のだろうと思います。

 

 

2022年4月1日 私も弥次さん喜多さんのように、伊勢街道をマラニックで駆けました。

四日市日永追分を早朝にスタートし、夕刻内宮宇治橋に辿り着きました。

 

 

 

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息子「男三兄弟」がまだ小学生幼稚園だった頃、愛車がトヨタ・ハイエースだったこともあり夏は海、冬は雪山、春秋は川と家族旅行によく出かけたものです。

 

今では皆大きく成長し、なかなか家族一緒に行動することがなくなりました。

そもそも土日は部活動が忙しく、自宅にすらいないので家族旅行なんて日帰りですら難しいのが現状だったりします。

 

 

日本人の「心のふるさと」と親しまれる伊勢神宮

前述しましたように、江戸時代では6人に1人はお伊勢参りをされました。

これから年を重ねるごとに息子たちも一人立ちしていくことでしょうし、「せめて一生に一度でも」家族5人”お伊勢参り”と思い立ち【家族日帰旅行】を計画したのです。

 

 

 

我が家のすぐ近くに伊勢本街道・上街道が通っているので、伊勢神宮・外宮までは、

 

伊勢本街道ルート 111km 車で2時間42分

伊勢南街道ルート 117km  車で2時間47分

 

僅差の違いなのですが、高低差が少なくカーブの少ない伊勢本街道ルート(国道369号→368号)で行くことにしました。

ちなみに最速は、名阪国道+伊勢自動車道となりますが、距離150km 車で2時間10分と高速代を踏まえるとコスパ悪し。

 

 

補足編集した

赤線は、四日市日永追分より分岐する伊勢街道、2022年4月1日マラニックで完踏しました。

緑線は、ご存知の東海道日永追分より鈴鹿峠越え京都三条大橋に繋がります。

昨年2023年7月にミニベロ自転車53次完走しました。

 

 

 

今回ブログタイトルにあるように、

 

パパ添乗員流

 

 

伊勢街道マラニック80kmを一日で走破した私がツアコンを務める【家族日帰旅行】なので、

伊勢神宮に纏わるウンチク、雑学盛りだくさんの

 

 

我が家の家庭学習

~社会科見学~

 

としています。

お付き合いのほどよろしくお願いします。

 

 

 

 

近鉄宇治山田駅まで徒歩300mのakippa駐車場@320円/日に駐車して向かったのは、

もちろん宇治山田駅ではなく、駅真横の高架下に位置する「うじやまだ駅前横丁」

 

 

 

にあるまんぷく食堂さん

 

 

  まんぷく食堂

伊勢市岩渕2-2-18

営業時間: 11:00~20:30

定休日: 火曜

 

 

食べログ評価 3.49(2024.2.10現在)

 

 

 

先祖代々!?伝わる大きなしゃもじが飾ってありました。

 

 

 

11:00ジャストの開店と同時に昭和レトロな部屋にご案内していただき一同着席。

「いつもの」という名の「からあげ丼定食」をオーダーして刻一刻とその時を待ちます。

 

 

 

5分程度待っていたらお目当てのからあげ丼定食@850円が届けられました。

子供たちは、からあげ丼定食+ご飯大盛@900円。

写真は並盛です。

 

 

 

「全国でまんぷくだけ」と言われるからあげ丼。

唐揚げを卵でとじるという発想ないですよね~

 

「カツ丼と親子丼をリミックス」という表現でよろしいでしょうか? 

語彙力が乏しく伝わりにくくてスイマセンm(__)m

 

 

「伊勢に行ったなら食べてってな~」のキャッチフレーズでおなじみの『まんぷく食堂』さん。

なんといっても今日は高3、1、中2「男三兄弟」の息子たちがお供しているので、店名の通り”まんぷく”にしなければ<パパ添乗員>の役目を果たせないってもんです。

 

 

長くなったので今回はこの辺で。

 

 

次回、

伊勢神宮

おかげ参り

[第2章]

に続く。。。