東海道新幹線上越新幹線に乗って、群馬県高崎市に仕事で行って来ました。

 

帰りは、宿泊費カット利益率アップのため無論の”夜行バス”利用です(;^_^A

 

 

2023年11月 東京→京都@2,500円と破格で移動しました。

 

 

現在地JR高崎駅より東京駅およびバスタ新宿までは普通電車利用でおおよそ100km 所要2時間となるので、まずは群馬県下の夜行バスの運行状況を調べたのですが、本数が少なく割高、停車バス停も多く「安さこそ正義!」の私にはあまりメリットがありません。

 

 

格安夜行バスの比較サイトで使っている『スカイチケット』さんにて比較しています。

 

 

 

高崎駅~東京駅まではJR高崎線@1,980円 で移動しても東京発の夜行バスのコストを上乗せした方が結果安くなるので、東京八重洲口にやってきました。

 

 

 

夜行バス出発30分前だったので、今年2023年夏に自転車で走行した旧東海道(国道15号/第一京浜/旧明治1號國道)を見に行ったり、京橋オフィス街のイルミ夜景を楽しみました。

 

 

 

東京駅直結の複合施設・ミッドタウン八重洲

こちらのB1、2Fにもバス乗り場が併設されていますが、乗車するバスは八重洲南口からの出発となります。

 
 
 
今回乗車する夜行バスは、JRバス青春エコドリーム21号
乗車: 東京八重洲口23:10発新宿バスタ23:55発
下車: 京都烏丸口7:02着JR奈良東口8:06着

 

 

 

八重洲口高速バスターミナルには大きな荷物を持った方が多くいらっしゃいました。

平日なので学生の旅行客が多い印象です。

 

 

 

定刻10分前の23:00に青春エコドリーム21号がやってきました。

 

 

スカニア社+バンホール社製アストロメガ

12000cc 直列6気筒ディーゼルターボ

※ 画像は、途中のPA休憩中に撮影しています。

 

 

三菱ふそうエアロキング2010年(平成22年)に製造中止となり、国産車の2階建てが事実上消滅してしまったのですが、この輸入車アストロメガが後継車に採用されたのです。

エアロキングには何度か乗車していますが、アストロメガは初めての乗車となります。

 

 

スカニアジャパン公式HP

 

 

 

一般的な高速路線バス車両は、40名弱(4列シート)の定員となっていますが、2階建ては約1.5倍の60名弱(4列シート)の定員となり輸送率が良いことが特徴です。

 

 

 

2階建てバス全高3.8mは、圧巻の光景です。

 

 

 

シャーシ・エンジンは、スカニア(スウェーデン)ですが、

車体は、バンホール(ベルギー)なので、JRの文字の上に「VANHOOL」と書かれてあります。

 

 

 

車内撮影は禁止されていなかった(はず)なので、1枚だけ掲載します。

2階建ての”証”、L型階段を上り全席指定予約席に着席します。

トイレは1階にあるようでしたが、SAPAにて用を済ませたのでレビューできません。

 

 

 

リーズナブルな4列シート、足元に充電用USBポートが配置されていました。

シートタイプ紹介 | 西日本JRバス(高速バス・夜行バス・定期観光バス・バスツアー・一般路線バス・貸切バス)

※ 画像は、西日本JRバスのHPより引用。

 

 

乗客の約9割が東京駅、約1割がバスタ新宿でした。

男女比 4 : 6  女性の方が多いと思います。

年齢も20、30代多め、さすが青春エコドリーム号「青春」と名が付くだけあります。

 

 

🕙 23:10

定刻に東京駅八重洲口を出発しました。

 

寝ていたの正確な時刻は不明ですが、40分後にバスタ新宿に着き5、6名乗車されました。

 

窓側の席でしたが、カーテンを開けるのは厳禁なので詳しいルートはわかりませんが、首都高-東名高速を走行。

 

 

🕐 1:05

東名高速鮎沢PA(足柄上郡山北町)にて15分休憩。

エコノミー症候群予防のため、寒い中、時間いっぱいまでウロウロと散歩していました。

 

 

 

🕔 5:00

東名阪道御在所SA(四日市市)にて15分休憩。

車内アナウンスでは、土山SA(甲賀市)と言っていたので、通常は土山SAで休憩しているのかもしれません。

 

 

 

毛ガニ@3,800円、わさび醤油鱈子@3,800円、片貝ホタテ@1,900円、サーモンのハラス@900円

凄い自販機があるのですね(◎_◎;)

ちなみに、バス車内では飲み物は良いようですが、食べるのは禁止されていました。

 

 

 

🕤 6:40 (約20分早着)

JR京都駅烏丸口(北口) 

※ こそっと車窓を撮影したのでピンボケ失礼m(__)m

約9割の方が下車されました。つまり最終JR奈良駅まで乗車されたのは私を含み6名でした。

 

 

さぁ、京都駅の次は終点JR奈良駅となるのですが、まさかの車両トラブルで出発しません(-_-;)

眠たかったので、ひとまず車内アナウンス続報が入るまで、二度寝をしていると40分経過しているのにやはり出発しません。

 

 

さすがに痺れを切らしバス車外に出て、運転手さん二人に状況を尋ねてみると、

 

「後部トランクルームのドアが開いているという信号が出ており非常停止状態になってしまうのです・・・長らくお待たせしてすいません」

 

とのこと。

 

私現職運送業ではありますが、前職は製造業管理職で、中国駐在時代は機械の保守も兼任していたこともあり、少し仕組みを拝見させていただくことにしました。

 

開閉センサーが磁気スイッチ式を採用されているようで、リミットを検知せず制御が掛かる仕組みだとわかり、磁気スイッチをドアのステンプレートに接触するように調整させていただき、無事に制御解除され再出発することができました。

 

 

🕣 8:20(約15分遅延)

JR奈良駅東口に到着。京都駅で少なくとも40分は遅延していたはずなのに、奈良には15分遅れで到着しました。もしかするとかなりかっ飛ばされていたのかもしれませんね(;^_^A

 

 

ぶっちゃけ夜行バスに快適性を求めていませんので、ああだこうだと不満を言うつもりはないですが、新幹線や飛行機に比べて「決して快適ではない」とだけ言っておきます。

 

今回乗車したのは、JRバス 青春エコドリーム号だったわけですが、この「エコ」とは何なんでしょう?

一般的には、エコロジーの略称「エコ」?、もしやエコノミー「エコ」

 

エコノミー症候群必須なのだとするのであれば、後者といっても過言はなさそうです(笑)