3連休最終日、地元の私立天理大学学園祭に行って来ました。

 

ブログタイトルにしました「なんやぁこの学祭は!?」は、

今年の学祭テーマだそう。

 

 

 

「天理イチョウ並木通り」の紅葉も始まっているかと思い、少し遠回りすることに。

 

国道25号がL字に曲がる交差点より一部区間を「天理イチョウ並木通り」と呼ばれており約1kmに渡ってイチョウ並木が建ち並び手軽に紅葉を感じられる通りとなっています。

 

 

 

 

 

11月10~12日は、「天理イチョウ並木通り」をクローズして歩行者天国イベント『ほこてんり』が開催される予定で、奈良県警察音楽隊や天理大学マーチングバンドによるパレードが催されるのだそうです。

 

 

 

歩道にはイチョウの葉が乱舞してはいますが、紅葉としては7分程度でしょうか。

毎日夏日が続いているせいか紅葉も遅れているようです。

 

 

 

歩道に銀杏も落ちていて、自転車のタイヤが乗っかると滑ります。

ちなみに茶碗蒸しに入っている銀杏や酒のおつまみの銀杏揚げが好きです。

 

 

 

 

夏日の気候の中、息子に借りたママチャリで自宅より約15分 天理大学祭が開催されているキャンパスに到着。

9割以上が天理大学生なのだと思われますが、家族連れや近所のお年寄りの方の姿も見られます。

 

 

 

この神社のような建造物が天理大学の正面校舎なのですが、誰が見ても大学とは思えないですよね。

 

 

この特殊な校舎が物語るように、沿革を調べてみると、

 

1925年(大正14年)創立、天理教二代目教祖中山正善によって天理外国語学校が前身として創設されました。

1949年(昭和24年)大学開設

現在は人間学部・文学部・国際学部・体育学部・医療学部の5学部体制

 

 

 

まずは校舎内で文化部の展示を鑑賞させていただこうと思います。

写真撮影、ブログ掲載の許可を得ています。

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書道部

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茶道部

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先日のブログで、『花嫁修業』の今昔について書かせていただいたのですが、

昔の『花嫁修業』として重要であった「華道茶道」を現役で活動されていることに興味を持ったので茶道部員の女子大生の方とお話させていただきました。

 

 

冒頭で書きました『花嫁修業』を会話前置きに、

 

私 「昔は「茶道」は『花嫁修業』の一環だったようですが、現代はそうではないようです。茶道部には大学(に入って)から入部されたのですか?」

 

JD 「いえ、高校でも茶道部でした。「茶道」を通じてマナーや礼儀作法を学べることで大学に入ってからも続けています。」

 

私 「へ~、普段の活動はどのようなことをしているのですか?」

 

JD 「週一夕方4~7時の3時間で顧問の先生よりお茶のたて方や道具について教わっています。室町戦国時代の「茶道」は一部の高貴な武士のみに許されていたというのも興味を持ったキッカケです」

 

 

なるほど、当時の茶会は武士や豪商の男性社交場であったのですね。

確かにこの夏走破した東海道五十三次の旅において、本陣や脇本陣、旅籠といった宿場にも茶室が設けられていたのを見たので、現代で言うと会議室のような場所だったのかもしれません。

「茶道」のマナーは形式ばっているように思っていましたが、むしろ相手を不快にさせない礼儀作法なのですね。

半分の年齢の学生に教われるのも学祭の良さですね。

 

 

写真コーナーでは、四季の活動や学校生活に関することをおしゃべりしました。

学食は一般の方でも食べに行けることを知りました(笑) ほとんど500円以下なのだそう。

おススメのメニューも教えていただいたので、地元だし一度足を運んでみようかな。

 

 

小さなお子さん向け?のアミューズメントコーナーはさすがに恥ずかしいので見送らせていただき、その前に大学キャンパス内とは思えないガタイのいい迷彩服を着た「自衛隊」コーナーを見学させていただくことに。

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京都宇治市陸上自衛隊大久保駐屯地からトヨタメガクルーザー自衛隊版

お聞きするとHMVと呼ばれ「通称:疾風(はやて)」ななのだそう。

いや~、ハマーH2のようなワイドボディに無駄をはぎ取った無骨な車体がカッコイイ!

 

 

 

タイヤは、ブリヂストンMUD DUELER(マッドデューラー)37インチと聞いたこともないような特殊タイヤが装着されていました。

これだったら大概の悪路でも問題なく走行できそうです。

 

 

 

観音開きのリアゲートより荷室?(後部座席?)に入らせていただきます。

これより大久保駐屯地の現役自衛隊の方がマンツーマンで案内していただけました。

 

 

 

2人掛け対面シート×2列で後部座席は8人収納。

クッション性は皆無でパイプ椅子よりも座り心地が悪い(;^_^A

しかも鉄フレームに幌掛け、窓部は白色化した塩ビシートという簡素なつくりで数分座っているだけで暑くて汗びっしょりとなりました。。。

 

 

 

もちろん快適装備のクーラーなどなく、エンジン熱源のヒーターのみ。

AMラジオ装備、センタースピーカーのみ。タコメーターはありません。

意外だったのがAT車なんですよね。

鉄板むぎだしで男の中の男が乗るスパルタン仕様。これぞ陸の戦闘機といっても過言ではないでしょう。

 

 

 

偵察用バイクは、カワサキKLX250

ヘッドライトガード、エンジンガード、無線キャリアなどが特別追加装備されていました。

 

 

 

そして気になったのが自衛隊制服。

胸のワッペンは、階級や防衛記念章らしく、基本的には多い方が経歴が多く階級が高いのだそう。

 

 

 

頂いたパンフレットにワッペンの階級についての資料が説明されていたので写真を掲載させていただきたいと思います。

 

 

 

特設ステージに移動すると、恐らく軽音部?と思われる方達のライブが行われていました。

 

 

 

12時からは無料アーティストライブ、元銀行員ラッパーのSKRYU(スクリュー)さんによる軽快なラップで会場は大盛り上がりとなっていました。

※ 有料アーティストライブは、前々日にベリーグッドマンが来られていたようです。

  そして関西の学祭には欠かせない吉本お笑いライブは前日でした。

 

 

 

最後に模擬店で焼きそば、たこ焼き、唐揚げなど普段は食べないジャンクフードをいただき少々胃もたれが(;´Д`)

 

 

私からだと息子たちの年代、ちょうど半分の年齢層である大学生たちが企画を立て実行されている学祭を見学させていただき、自分自身も少し若返ったような錯覚を受けました。

過去に収納した「青春」のページを開くことが出来たように思います。

 

コロナ禍の自粛自粛でここ3年半は思い描いた学生生活も送れなかったことでしょう。

大学で社会人基礎を向上され、数年後には社会人の一員としてご活躍されることを期待したいと思います。