自宅の裏庭に、セルフビルドRC造で建設した四畳半ハウスの玄関口にほぼ廃材を利用して玄関収納棚を作りました。
<当時の製作ブログ>
廃材の鉄フレームにアイアンブラック塗装して、建材見切り材を棚、100均パンチングボードという仕様です。
パンチングボードには、フックを取付てカギを吊り下げて使用しています。
前職は工場勤務で防火管理や工場管理を担当していたのですが、工場全部のカギを収納保管するのにキーボックスを使っていました。
キーボックスとは、カギの保管管理をする収納ボックスのことです。
※ 画像は、モノタロウHPより引用。
几帳面なA型にとって、工場の数多くのカギを管理するのは滅法好きな方で、吊り下げラベルもキングジム製テプラ(CASIO製はネームランド)でネームテープを貼って、キーボックスにずらっと陳列されている光景が好きでした。
定位置管理方法といって、1本でも歯抜けのカギがあれば、返却されていないことがわかるので、管理しやすかったです。
さて、一般家庭でキーボックスが必要なのか?
と言われると、正直必要性はないと思います。
だいたい家庭のカギなんて、玄関、車、自転車、バイクくらいなものではないでしょうか?
キーボックスに整理収納するほど数多くはないと思うので、フックに掛けるくらいで充分だと思います。
私はSOHO事業主なので、事業用車両、事務所、倉庫などそれなりにカギが多くあって、家庭用カギと仕事用カギは分別しておいた方が良いと考え自作してみようかと思ったのです。
それでは、近所の100均3店舗(ダイソー→セリア→キャンドゥ)徘徊して、材料になりそうな資材を購入してきました。
・ A4フォトフレーム (ダイソー)
・ A4パンチングボード (キャンドゥ)
・ 木板45×30cm (キャンドゥ)
・ 木製角材 45×2.5×1.5cm(セリア) 2本入×2個
ダイソーのフォトフレームは木目色違いが、3種類ラインナップされていました。
ダイソー公式ネットストア
パンチングボードは、3大100均のそれぞれの店舗で扱いがありましたが、キャンドゥのがA4サイズなのと色目が自分好みでした。
Can☆Doネットショップ
では早速、DIYしていきます。
①A4フォトフレーム改造
透明のシートは、APET素材で厚みは0.3~0.35mmでそれなりにしっかりしています。
四辺四隅を木工ボンドで接着させます。
このボンドは、固まると透明になるし「木工用」と言いながらも、酢ビ55%水45%という配合が気にいっています。
取説には、「硬質プラスチックには使えません」と書かれてありますが、木材//APETと片方は木材なので疑似接着でも構わないと判断しました。
※ このフォトフレームに使用されているAPETは、両面に保護シートが着いていますので、先に剥がしておかないと透明性が低いです。
中国製のAPETって原則プラスチックシートに薄膜保護シートが貼ってあります。
②木板45×30cmカット
フォトフレームを木板に現物合わせて、墨出しします。
キャンドゥの木板は3mm厚と非常に薄いのでノコギリ不要、カッターで4、5回ほどなぞると切ることができます。
③四辺フレーム
木製角材 45×2.5×1.5cmは、2本入りで110円です。
2本入りというのが購入の決め手となりました。
先ほどの木板は3mm厚だったのでカッター切断で切れましたが、さすがに角材はノコギリでカットしなければいけません。
角材縦×横4本をフォトフレームサイズにカットした木板の四辺に木工ボンドで接着します。
木工ボンドが固まりました。
この状態で箱の形状となっています。
ボンドだけでは耐久性が弱いので、裏より細い釘を打ち込んで補強しておきます。
④パンチングボード取付
パンチングボード用フックは、現行使用していたフックを使い回したので新たに購入はしませんでした。
キャンドゥのパンチングボード用フックが上下2点留めなので比較的安定すると思います。
フックの在庫が8個しかなかったので、買い足しはせずにこのままでいきます。
木工ボンドで接着です。
⑤フォトフレーム改 扉取付
まずは丁番の取付。
丁番はどこの100均でもDIYコーナーで売られていますが、私は廃材在庫置き場に未使用の丁番を持っていたので今回は購入しませんでした。
上下のクリアランスを確認しながら精密ドライバーを使いビスを揉みます。
超強力マグネットとパンチングボード用木製フックも廃材在庫を使用したいと思います。
木製フックは確かダイソーで購入したと記憶しています。
フォトフレーム改・扉の横に、下穴を開けて取っ手をボルト留めします。
本体の木材にも同時にドリル穴を開けておいて、超強力マグネットは6mmφだったので5.5mmのドリルで下穴を開けて、強力接着剤を流し込みマグネットを叩いて入れ込みます。
完成!
取っ手になっている木製フックの裏は、鉄製ボルトなので、マグネットに反応し閉開させることができます。
今回、パンチングボード用フックは8本しか在庫がなかったので8本掛けで作成しましたが、MAX12本まで追加できそうです。
材料費:
・ A4フォトフレーム (ダイソー)
・ A4パンチングボード (キャンドゥ)
・ 木板45×30cm (キャンドゥ)
・ 木製角材 45×2.5×1.5cm(セリア) 2本入×2個
合計 550円
丁番、取っ手に使った木製フック、超強力マグネットは廃材を持っていたので買っていませんが、いずれも100均で購入することができます。
接着剤の乾燥時間は別の作業をしていたので、実質作業時間としては2時間程度でしょうか。
100均で購入できる商品のみだけを使った《100均DIY》、楽しく工作できました(*^▽^*)