我が家には自家用、業務用含め、軽自動車を3台所有しています。
すべて貨物車両4ナンバーなので、タイヤサイズは145/(80/82)R12となります。
これらの車両のスタッドレスタイヤやスペアタイヤなどを、ホムセンで購入した2列×2段のタイヤラックに収納させ、自宅犬走り通路に保管しているのですが、なかなか場所を取って通路が狭いのです。
※画像は、アイリスオーヤマHPより引用
このようなタイヤラックは比較的安価で良いのですが、軽自動車タイヤとはいえ縦向き横向きにしても結構スペースが必要で、犬走り通路の半分くらいの幅を取られてしまうのが難点です。
楽天市場で最安はこれのようです。
ホムセンでも3,000~4,000円で販売されています。
既製品で売られているタイヤラックスリムは、それなりに汎用サイズとなっているので、軽自動車・普通車のタイヤであれば収納できるように設定されています。
省スペースの収納が出来そうなタイヤラックをWeb検索してみるとタイヤラックスリムという製品があるようで、1列×2段で収納できてちょっとしたスキマに保管できそうです。
※画像は、某中華貿易系サイトより引用
楽天市場で「タイヤラックスリム」とアイテム検索してみると、
最安8,980円~ で、高い物だと日本製で20,000円を超えます。
ステンレスやアルミといった材質やパイプの太さなどで値段差があるようです。
2列×2段タイヤラックと比較すると需要が少ないからなのか一気に価格があがるのです・・・
しかも、最安8,980円の口コミを読んでいると、中華製あるあるのタップ穴不良、パイプ曲がり、部品が足りないといった安物買いの酷評が多く見られました。
我が家の軽貨物車両のタイヤ、145/(80/82)R12の6PRと共通なので、幅145mm×直径約540mmとなります。
「タイヤラック」「自作」とダブルワード検索をしてみると、出てくるのがイレクターパイプを使ったDIYで制作されている人が多いようです。
ちなみに類似品で、スペーシアというコーティングパイプもあります。
※画像は、矢崎化工さんのHPより引用
イレクターパイプとは、矢崎化工さんが製造販売されているコーティングパイプの商標で、スチールパイプをプラスチック樹脂でコーティングされている錆びない資材です。
比較的安価でDIY初心者でも制作しやすいような設計がされています。
※画像は、矢崎化工さんのHPより引用
比較的安価とはいえ、おおよその部材費用を計算してみると結構な金額(およそ20,000円)になってしまいます(´;ω;`)…
もう一つ代表的な「タイヤラック自作」でヒットしてくるのが建築資材である単管パイプを使った単管タイヤラック。
※画像は、caDIY3DさんのHPより引用
建築現場の足場や仮設に使われる、48.6φ(t2.4厚)の単管パイプを使いタイヤラックを制作されている事例も多く検索ヒットしました。
こちらも機材単体の価格は安価ですが、部品を集めればチリも積もって高価になってしまいます。
しかも軽量な軽自動車用タイヤのタイヤラックにしては強靭すぎる材質だと思います。
そこで、少しでも安価で軽自動車用タイヤラックに特化したような部材がないかと、近所の3軒のホムセンを徘徊して見つけた基材、それは
「農業用パイプ」
ビニールハウス(パイプハウス)の骨組に使われる基材で、溶融亜鉛メッキが施されていて防錆処理となっています。
当たり前ですが、屋外使用を主に造られたもので、しかもJISのお墨付きであります。
今回まえがきが長くなってしまったので、今回は【材料選定】として次回続編に続きます。