我が街天理市には登山コースに指定されている山が二つあります。

一つは昨年6月に登った天理市南東部の龍王山(りゅうおうざん)、そして天理市東部の大国見山(おおくにみやま)。

大国見山は自動車専用道路死亡率ワースト1位の名阪国道魔のΩカーブの南側に位置します。

 

以前に実施した「龍王山トレイルラン」の様子は、昨年6月ブログをリプログしておきます。

 

冬シーズンはロードランをしていましたが、そろそろ初夏を向かえ始め、暖かいというか暑い日はトレイルランをしています。

トレランは基本山岳コースが大半で木陰の山道を走るので夏場のスタミナ作り、筋力向上には効果的なランニングです。

 

 

今回は天理市観光協会が発行している「大国見山展望コース」のガイド地図に沿ったルートを走ります。上り60%下り40%、舗装路85%の悪路なしの初級コースですが、ヒルクラムメインなのでスタミナ作りには絶好だと思います。

 

 

 

 

自宅より3km離れた天理駅までは軽くジョギング、まずは日本最古の神宮である石上神宮を目指します。

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天理駅〜石上神宮までの2.5kmは緩やかな上り坂で、途中に天理大学、天理高校があります。

 

<トレイルランナーのルール&マナー>

・登山者、歩行者などの横を通り過ぎるときは走るのを止めて歩行する。

・神社や寺院といった神聖な場所では走らない。

・挨拶を心がけよう。

 

他にもいろいろとあるのですが、トレラン大会に出場した際に主催者の説明で教わったことです。確かに山岳部などは登山者やハイキングの方が歩いておられるシーンで、正面からや後方から走って来られたら脅威な存在であると思います。

そして神社で走るというのもマナーというかモラル違反です。

 

 

ということもあり、石上神宮内は歩行で抜けます。

 

 

 

石上神宮を越えると、少しだけ未舗装の山の辺の道区間はトレランには気持ちの良いコースで徐々に勾配がキツくなってきます。次の休憩ポイントの「桃尾の滝」を目指します。

 

 

天理ダムに向かうR25非名阪の中腹に差し掛かったところで、「桃尾の滝0.5km」の案内が見えて来ました。

 

 

 

たった500mですがかなりの激坂、昔はお坊さんの修行道だったようです。

 

 

 

桃尾の滝でマイナスイオンを十分窃取して英気を養い、1.5km先今回の最高到達点である大国見山山頂を目指して走ります。

 

 

 

 
 
 

いよいよ本格的な未舗装路のトレイルが始まりました。

 
 
 

基本杉の木で日陰になっているで走っていても汗が引いてくれます。まぁ暑いですけど…

 
 
 

無造作にお地蔵様がありましたが、どんな理由で設置されたのか不明です。

なんとなく修行僧のような石像に思えました。

 
 
 

なんとも風流な木の橋。腐っていないかちょっと怖いけど、なんとか大丈夫。

 
 
 

もうどこが道なのかさっぱりわかりませんが、先陣が歩いた形跡を元にさらに急勾配を駆け上がります。ほぼ歩いているスピードまで減速(汗)

 
 
 

ようやく案内看板を発見。頂上まで500m。

桃尾の滝より1km付近まで上昇してきました。

 
 
 

トレラン らしい林道、こういう道は走りやすくて好きです。

 
 
 

事前ネット調べで巨大岩が見えて来たら頂上付近ということが書かれていたのでもう頂上まで近いのでしょう。しかし、後から置かれたような巨大岩に歴史背景が気になります。

 
 
 
 

頂上手前で30代くらいのご夫婦と小学校低学年くらいの女の子とすれ違いました。

息をゼイゼイさせている私でしたが、ありったけの爽やかな作り笑顔で「こんにちは」と挨拶。

それにしても、結構険しい登山道ですが低学年の女の子は怖くないんでしょうか?

奥様は登山家のようなファッションだったので経験者そうに感じました。

 
 
 

ようやく山頂に登りきりました!

小さな社に無事に登頂できた祈願をしました。

 
 
 

標高500mとかなり小さな山ですが、急激な勾配坂は大腿筋とヒラメ筋にかなりダメージを与えてくれました。

 
 
 

昨日雨だったので、今日は絶好の景色が見れるかもと期待していましたが、生憎の曇り空でもやがかっています。残念。

正面の大きな工場はシャープ天理工場で、右手に白川溜池、奥の大きな山は生駒山です。

 

 

一件のブログで書き終えたかったのですが、写真のアップロード件数がオーバーしたようなので、【後編】に続きます。

 

あとは下っていくだけだから楽チンでしょう!?