こんにちは、とーるです。
今回は新しい革命的なカスタム方法のご紹介です。
これまで私はスピードシューティング専用カスタムのガスリボルバー「やえやまカスタム」の作り方をご紹介してきました。
しかし、従来の手法ではホップをオミットするため5~10メートル程度の距離でしか安定した性能を発揮する事ができず、サバゲーでの使用は難しいという制約がありました。
というわけで、今回のカスタムの肝は「ホップは無加工」「インナーバレル本体のみ加工」です。
パーツは10禁エアリボルバーの純正バレルを加工するだけなので追加費用が発生しない事が最大の利点です。
「純正パーツ主体で最大限の効果を得る」これが、やえやまカスタムにおける圧倒的な利点であり理念となっています。
今回のカスタムによって従来より射程距離をアップさせつつ高精度の維持が実現しました。
まずは結果を見てください。
本当にびっくり。
当たり個体さえ引ければクラウンモデルガスリボルバーのホップは加工せずとも良く当たるという衝撃的な発見です。
最も重要なのは、バレルの先端後端に施したテーパー削り加工による内径拡張です。
以下のリンクでご紹介したカスタムを施しています。これにより精度を上げる事ができます。
クラウンモデルのリボルバーはバレルさえ加工すれば命中精度が大幅に上がるからです。
前よりカスタムが簡単なのに命中精度はさほど悪化せず飛距離はアップ。素晴らしいカスタムになりました。
しかしなんといっても「ホップ無加工」の利点はでかいです。
10禁ホップなので弾が大きく浮き上がる心配はありません。0.15~0.2gの比較的軽量な弾を使って初速を下げる事無くフラットな弾道を実現し、10メートル先のターゲットに余裕で到達する事になります。狙い方を工夫すれば有効射程20メートルも夢ではありません。
東京マルイのカートリッジを使っているため初速は控え目ですがよく当たるので全く問題無しです。むしろ故障の心配を考えたらこれくらいの初速で充分です。
また、ガスルートを純正の柔らかいビニールチューブから硬いウレタンチューブに変更してあるので圧損が抑えられ、純正の後込めカートリッジならば0.2gBB弾で初速60~70は普通に出せます。
命中精度が多少下がっても初速が欲しいならオーセンティックカートリッジがオススメです。
サバゲーなら純正カートリッジの方が良いかもしれません。スピードシューティングのような小さなターゲットでは無いためさほど問題にならないと思います。
実際のリボルバーのように、さながらクラウンモデル純正は.357マグナム弾、マルイは38スペシャルと言ったところ。反動の大きさで命中精度が下がっていると思えば案外リアル?な楽しみ方もできます。笑
とりあえず今度シューティングレンジで10メートル射撃をして確かめて見たいと思います。
このカスタムならサバゲーでもかなり使いやすくなるかも?
※エアソフトガンのカスタム・改造は予期せぬ初速オーバーや故障の原因になりますので自己責任でお願いします。