最強の最終兵器「NEW蒸し器んぐ・ネオ」

 

皆さんお久しぶりです。

当ブログをご覧になって下さって本当にありがとうございます。

 

なんか毎回「今度こそ最強」みたいに言い続けているソロキャンパー、やえやまとーるです。

(実は最強サギなんじゃね?)

 

ゴールデンウィークじゃないか!みんなで楽しくキャンプにバーベキュー!

流行りのソロキャンで一人の時間を堪能してみませんか????

 

思ったんですが、暑い季節の焚火って、絶望的に有り難くないですよね...ただでさえ暑いのに、熱い火にあたらないといけないのは、ちょっと厳しい。これからの季節、焚火台は調理に特化したコンパクトなものが最強なのでは?

 

てことで今回、無理やりこじつけて紹介するのは、

 

道具の自作。

 

超カンタン、なんちゃって「DIY」。

 

皆さん「蒸し器んぐ」シリーズ、知ってますか?もしかして既に使ってくれていたりしますか?

 

当ブログでは、これまでに自作の焚火台「蒸し器んぐ」シリーズを紹介してきました。

【最強ソロ焚火台】2次燃焼どころか「3次燃焼?」ダイソー蒸し器&セリアケーキ型を買うだけ350円 | とーるくんの趣味ブログ (ameblo.jp)

 

写真:初代・蒸し器んぐ

 

「ダイソー蒸し器」と「ケーキ型」を組み合わせるだけで作れる、抜群の燃焼効率を持つお手軽ソロ焚火台「初代・蒸し器んぐ」に始まり、市販の焚火台を用いた「蒸し器んぐ・ネオ」などを紹介。

【新作】最強のソロ用焚火台「蒸し器んぐ・ネオ」~高性能!コンパクト!フライパン標準装備!~ | とーるくんの趣味ブログ (ameblo.jp)

 

そして今回は、その改良版となる最終進化系(?)

「NEW蒸し器んぐ・ネオ」をご紹介します。

 

 

 

「蒸し器んぐ・ネオ」

以前までの欠点

フライパンとスタッキング可能で、初代に比べて収納性がアップした「蒸し器んぐ・ネオ」。

 

致命的な欠点が「重さ」でした。

 

初代の燃焼性能を凌駕する画期的な給気システムを持っていますが、ステンレス製の市販焚火台を用いた事によって重量が増えてしまいました。

 

「蒸し器んぐ」はバックパックでキャンプをする事を想定した焚火台。バックパックでキャンプをするには「軽量」である事が求められています。なので、「重さ」はさすがに無視できない欠点になってしまいました。

 

写真:蒸し器んぐ・ネオ(従来型)

 

 

 

サイズ違いの「蒸し器」だけで完結

「蒸し器んぐ・ネオ」の欠点は、重量増加の原因になる従来パーツの存在です。

従来パーツは「キャプテンスタッグ ステンレス イージーファイアベース」を採用していましたが、これは思ったより重たかった。

 

散々説明書と違う使い方して文句を言うとか冷静に考えたらかなり失礼でした。本当にすみません...

※「キャプテンスタッグ ステンレス イージーファイアベース」が決して悪い商品なのではありません。くれぐれも誤解のなきようお願いいたします。

 

「キャプテンスタッグ ステンレス イージーファイアベース」は、まさにそのまんま蒸し器と同じ構造をしています。だったら、その従来パーツと基本形状が同じでより軽い「蒸し器」を採用すれば良かっただけの話じゃないかという結論になったわけです。

 

「蒸し器んぐ・ネオ」のメカニズム(※本文とは直接関係ないただの紹介画像です)

※図はイメージです。あくまでメカニズムを解説するためのものであり、実際の状況や構造をそのまま再現したものではありません。(追記:2022年5月)

 

そんなこんなで、内側のパーツと外側のパーツを、サイズ違いの「蒸し器」に統一する事になりました。蒸し器と蒸し器だけで完結。

 

蒸し器に変更するメリットは、従来型よりも「軽い」そして「(ほぼ)加工不要」

 

蒸し器に統一した恩恵は計り知れません。必要パーツの紹介は次章に書きますが、まず以前より圧倒的に簡単

 

なんと買って脚をペンチで引っこ抜いて重ねるだけ。

 

もしあなたが、既に「蒸し器んぐ・ネオ」を持っておられる方ならば、イージーファイアベースを「ラージサイズの蒸し器」に変更するだけ。

 

基本構造や燃焼メカニズムは、既存の「蒸し器んぐ・ネオ」とほぼ変わりませんので、しつこいようですが「何それ?」という方は是非、過去のブログをご覧下さい。

【新作】最強のソロ用焚火台「蒸し器んぐ・ネオ」~高性能!コンパクト!フライパン標準装備!~ | とーるくんの趣味ブログ (ameblo.jp)

写真:NEW蒸し器んぐ・ネオ

 

 

 

パーツ構成と機能

・ダイソー蒸し器(または、パール金属 蒸し器フリーサイズ・ステンレス小)

蒸し器大型(パール金属フリーサイズ・ステンレス大)

・ダイソー三角五徳(小がオススメ※写真は大)
・ステンレスホースバンド(外径152~178mm

・セリアのステンレス皿(芝生などを守る敷物として使用。三角五徳が小でないと敷けないサイズなので注意)

※今回の「NEW蒸し器んぐ・ネオ」では、以前使用したホースバンドでは小さくサイズが合いませんでしたので、長い物へ変更になっています。

ちなみに蒸し器に元々ついている3本の脚はペンチで取っ払っておきます。これが今作唯一の加工です(超カンタン!)。

脚を取っ払ってダイソーの三角五徳を利用する事で、コンパクト性を向上させています。

 

他のアクセサリーパーツ(あると便利)

アルミ風防(Etparkウィンドスクリーン)

・中華製ピ〇グリルのスピット(風防に乗せる五徳として)

・バーベキュー金属串(セリアなど)

・バウンドレスボヤージュ・チタンフライパン(18cm)

 

※下にパーツのリンクを貼っておきますのでご利用下さい。

Amazon.co.jp : パール金属 蒸し器 大型 万能 フリーサイズ ステンレス 製 日本製 燕三条製 ベジライブ CC-1105 : ホーム&キッチン

 

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組み立て手順

①ダイソー三角五徳を置きます(ステン皿やアルミホイルで芝を守り、火事などを防ぎます)

 

②蒸し器大と小を置きます。

 

③ホースバンドを用意します

(あらかじめマイナスドライバーで長さを調整しておきます)

 

④ホースバンドは置くだけでOK

 

⑤指を入れて蒸し器を展開します

 

⑥セッティングは一瞬、とても簡単にできます。

 

⑦完了

 

 

焚火の様子

※近年焚火のマナーが社会問題となっています。キャンプ場に迷惑を掛けない基本を守りましょう。「燃え残りのポイ捨てや遺棄をしない」これに至ってはもはやマナーですら無く「常識」です。

写真:「蒸し器んぐ・ネオ」特有のトルネード燃焼が発生

 

焚火の基本として、最初は小さな焚き付けから着火し徐々に薪を大きくしていきます。

「蒸し器んぐ」シリーズは、燃焼性能が高いため多少雑に焚火をしても簡単に火がついてくれます。

ただし、とても小さな焚火台なので通常サイズの薪では大きすぎてはみ出る場合があります。炭や百円ショップの角材、ソロ用焚火台専用薪などの利用がお勧めです。燃焼効率がとても高いため少ない薪でも火持ちが良く煙も出にくくなっているため、値段が高いソロ専用薪でも充分経済的に利用する事ができます。

 

「蒸し器んぐ」初心者にはこの薪がオススメ。これだけで春秋ならキャンプ2回分。しかも薪割不要。

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調理例

スピットを使えばフライパンも使えます。

今回はセリアのバーベキュー串でローストビーフをつくりました。

火力充分、煙も少なく変なにおいがつきにくく、美味しく焼けます。

 

この日は風が強すぎたせいか火力調整がうまくいかなかったなぁ...

 

後日再挑戦したら見た目も美しい最高の焼き加減で大満足。

 

 

比較的安価・コンパクト・高性能・多機能・ほぼ無加工

 

様々な長所をバランスよく併せ持つ蒸し器んぐシリーズ。

もはやほとんど完成の域に達している気がして、これ以上の劇的な進化は今後ないのかなと思います。

 

 

ブログでは紹介していませんが、ネオを開発する前に存在した、初代をそのまま大きくしただけの「ラージ蒸し器んぐ」という物があったり。色々試行錯誤してバージョンアップを繰り返してきた自慢の焚火台シリーズですが、なんだかんだ最安350円で作れる初代が自分の中では正真正銘の最強だったりします(おい)。

 

ということで蒸し器んぐシリーズを応援して下さった皆さん本当にありがとう

もし使ってくれている人がいたらコメントくれたら本当に嬉しいですね。わからない事ありましたら質問も気兼ねなく下さい。

 

では良きアウトドアライフを!

 

ー 完 ー

 

 

 

余談ですが、今後はバイク(スーパーカブ)の話題が中心になり、自作キャンプ用品の紹介は減ってしまうかもしれません。

でも、ソロキャンパーの皆様にはカブを利用している方もおられるかと思いますので必見(?)の記事を予定しています。

 

現在書きかけのカブの安全運転に関する記事、ミッションのメカニズムなどを中心に、マイペースですが紹介していけたらなと思います。

 

(チラ見せ)現在こんなの作ってます。

 

これを動画にして、誰でも視覚的にわかりやすくカブのメカニズムを紹介できたらいいなと思います。

より安全で基礎的な操作方法を広めたいと思っております。

 

 

果たして公開はあるのだろうか...

需要があれば是非...
でもないかもしれない。