今回は少し重たい話なので

読みたくない人は

遠慮なくパスしてもらって結構です

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僕のカラテ友達のセレスター・リッチさんの

子供時代の写真↓

 

フロイドさんの警官による殺人事件から

全米に一気に広がったBlack Lives Matter デモ

 

黒人差別、命、人権

警察の過度な暴力

人種間の正義と平和

警察資金の引き締めや

組織改革など

 

アメリカではここ2週間で

市民の我慢と不満が一気に爆発

 

日本人には余りピンとこないし

僕らアメリカ生活何十年で個人的には

1991年のロドニー・キングさんの事件以来

何度も同じ様な事件や人種間の暴動に

発展するデモも経験しているけれど

まだまだ理解の域には達してないと

今回痛切に感じさせられる

 

奴隷船でアフリカから連れてこられた黒人と

連れてきた白人の人種問題は当事者以外には理解出来ない

根深いものが根底にあり

今この問題を解決できないと

二度と変化のチャンスが来ない様な気がする

 

先日、僕の友達セレスターさんが

FBにアップした文章を読んで

今更ながら衝撃を受けたので

その記事を意訳してみた

 

以下はセレスターさんの文章↓

 

 

俺はずっと泣いている。いっぱい泣いている。みんな初めては忘れないと言ってるけど、俺はずっとずっとボヤッとしたイメージしかなかった。俺の初めてを前にも話したことはあっだけど、今まで決してこんな感じではなかった。俺の初めてをここで話そうと思う。誰と一緒にいたのかを思い出せないしその時の自分に衝撃を与えた何かを全力で忘れるために「今日のこの日まで!!!!!」出来る限り尽くしてきたと言う事実はすごく叙事詩的だ (何人かの人はこれがどう言うことか理解できるはず)

 

俺の高校最後の年、ニュージャージー州のウイリングボロと言う郊外での話。1984年型のインパネに穴が空いた三菱のトレディアを運転していて、そのクルマは錆びた屋根でシートは少し沈んでいた (全くその通り) 、、、その時確か3人の子供たちと一緒だったけど、名前が思い出せない。もしかしたら双子のブランゴとジョエル・ホワイトだったかな。いまだに思う出せなくて苦悩してしまう。

 

まあ、どっちにしても俺たちはガーフィールド東のマクドナルドにいて、その愉快な子供たちと笑いながら冗談を言い合ってたよ。それからみんな一緒に車に乗り込んで出発してからまだ3キロも走ってない頃、エバーグリーン ドライブを曲がる手間で6台のパトカーに突然囲まれて、そこから突然飛び出しできた警察官たちに銃口を突きつけられてこう言われた「クルマから降りろ!!!!ゆっくりだ!!!」俺たちは命令に従った。「地面にうつ伏せになるんだ!!!」俺たちは言う通りにした。

 

全て言われる通りに。

 

命令通り、地面にうつ伏せに寝そべったら何も解らずにすぐに手錠をかけられた。「なぜ手錠をかけられなきゃいけないんですか?」俺は訪ねたけど何も返事はない。俺の顔は道路の真ん中の地面に押さえつけられたまま。警官たちが僕の頭の辺りを行ったり来たりしながら、顔の上から靴で押さえつけ僕の顔はアスファルトにのめり込んだ。この時警官はみんな笑っていた。この白人警官たちは僕がWAWA (全米サンドイッチ屋のチェーン店) でエプロンをつけて働いてる時にいつもタダでドーナツとコーヒーをもらいに来る同じような警官たちで、彼らは今俺の顔を靴で押さえつけている。

 

まだ何の説明もなしに手錠をかけられたまま、俺の顔は踏んづけられたまま。俺がタダでドーナツとーコーヒーを渡している「全ての白人警官が」悪い人でない事はわかっている。

 

顔を踏んづけられたまま、どれくらい時間が経ったのか覚えてないが、やっと起こされて「みんなが皆んな悪い警官ではない」はずの彼らに照明投射機まで歩かされて、マクドナルドのレジのところまでやっとたどり着き、顔を見せて身分確認をさせられた。「ホラ、こいつが犯人だろ?」とマクドナルドで盗みを働いたのはこいつだろ、と警官はレジの女性を言いくるめようとする。

 

そのレジの女性は「いいえ、違いますよ!!!!  この子はセレスター !!! その泥棒は木陰の方に走って逃げたって言いましたよね!!!!」いやいや、違うわ、この子はセレスター、とあたかも俺らが犯人だったら面白かったかもと言う笑いを含みながらその女性は警官に説明したのだった。

 

そしてその後、俺たちは何の謝罪も無しに解放された。完全に人違いであったことに対しての何の釈明もなく、ただ「いっていいぞ」の一言だけだったのだ。

 

俺は今さっき何が起きたのか、クルマの中で運転しながら、一緒にいた子供たちの前で興奮しながらも、話しながらただ強く振る舞おうとしていた。みんなを家まで送って俺もやっと家に帰った。そしたら涙が出てきて、泣いて、泣き続けた。暫くして父親にこの事を話に行ったら「心配しなくていいんだ」と言われたことを覚えている。俺はまだ18歳にもなっていなかったけど、この時黒人として初めて自分の置かれた立場に気づかされた。本来なら安全だと感じさせてくれる警察官たちに自分の人権を侵された体験。

 

この時の事を考えると、誰と一緒にいたのかを自分で思い出せず今まで自分の気持ちをブロックして、俺はそのために多くのエネルギーを使い続けてきた。自分の深いところで切り裂いてきたけど、今初めて閉じ込められていた自分の気持ちを無理やりさらけ出す俺を許して欲しい。

 

俺の心臓は今バクバクしている。俺の初めてはこんな風にとても叙事詩的だったのだ。

 

オリジナルの記事は本人のフェイスブックから

セレステーさんは後列左で僕は右

朝10時のクラスの常連メンバーたちと