この前のオーディションクラスで
ある大学生くらいの女の子が
前の週にクラスで撮った自分の映像を
彼氏に見せたが写りが全く良くないと言われ
どうしたら写りが良くなるのか?
と言う質問をキャスティング
ディレクターの先生に質問した。
先生は、
元々オーディションやクラスの照明なんて
そこまでこだわっているものでないし
プロのメークもなしで撮影しているので
見栄えはそんなに気にする必要はないと
軽く流した後にこう説明した。
「ディレクターやライターが本来着眼しているのは
あなたが俳優女優として脚本のストーリーをどう解釈して
表現するのかと言うところで、それが一番大切である。」
これはとてもアメリカらしい
アーティステックなコメントでもある。
先生のポイントは
「どれだけライターの言いたい事を
驚くべき方法で的確に女優俳優が
表現出来るかが最重要という事」で
それが役を取れる条件だと繰り返し強調してくれる。
現在の日本の主流である
言われたことを忠実に再現する事に重点を置く
受身的な女優俳優の立場と
自分でクリエイティブに表現する力が
試されるアメリカ演技界との違いを認識して
日本でのハリウッド映画のオーディションでは
受身ではなく自分流に積極的に表現するとこが
役を取れるポイントになると思う。
日本ではデビュー時点で
写りや容姿が重視だろうけど
こっちではその時点から演技力も
要求されてレベルも高いので
しっかりトレーニングされた
オリジナリの表現力がものを言う。
世界に出て行くためには
人のコピーではなく
オリジナリティーを出さなければ
誰も面白いとは思ってくれない。
