宇宙飛行士が皆口を揃えて言うのは我々の地球を愛おしく思ったということです。宇宙から見た青い地球は美しく有難く存在そのものが奇跡のように映るのかもしれません。この大宇宙には数限りなく何らかの生命体の存在する星が在ろう。しかし我々の地球はその中でもっとも素晴らしい一つであることは確かと思う。中国に溶変天目というのがあり10万個に1個しかできないといわれる。この宇宙の中で地球は宇宙の溶変天目いやそれ以上のものだろう。我々はこの有難い地球を特にこの数百年来自然との折り合いを不味くしむしろ壊してきた。これは人間が傲慢になり自然を一方的に利用し自然側の立場など全く考慮に入れなかった。しかしここまで環境が破壊され人間に影響がでてようやくそのことに気がつきはじめましたが遅きに失した嫌いがありそうです。東洋には古来人間は自然に生かされているという謙虚な心があった。人間の安心立命は自然に逆らわず天命(天が敷いた道)に従うことによって得られると孔子もいいました。西洋の科学は形の無い精神と形の在る物質を分けて思考、哲学していったところに科学の長足の進歩をもたらした。しかし本来一つのものを分けたときそれは分ける前のものとすでに全く同じものではないだろう。同じものでなくなったのもをそれぞれにどんどん研究を続けたらその剰離は大きくなるばかりだろう。本当は物と精神は一体によって存在の十全な働きができるのではないか。鉱物など無生物と生物体のエネルギーの関わりが生命活動そのものであることを考察するとまた擬態動植物の変容をその動植物の意志の要求に従い色素その他の無機物が実現に向かって発動する現象を考えると意思と物との間に切っても切れない関係があることがわかる。生命のエネルギーはもう有機体、無機体などに分けられない、全てがトータルとして考えていかないと地球と人類の危機は防げないと私に思えてなりません。しかしここまで科学によって人間と自然が分断されてしまうと修復可能かどうかです。科学が一方的に進みいわゆる合理化社会になると本来一つであった脳も左脳と右脳のハーモニーが失われ人間の統一体としてのバランスが失われ人間そのものが精神病化してしまう。文明病がもっと重症になるということでしょう。今、世の中で座禅がはやっているか私は知りませんが日々最低30分座らないと現役の人は持たないほど頭は混乱状態と思います。それを避けて通ろうとしても潜在意識は自分の知らないところで混乱のまま蓄積し続けますからそれがうつ病やパニック症候群の引き金になる可能性は十分にあります。本来一つの事を分けた文明の自然からのしっぺ返しは半端なものではないことを銘記すべきでしょう。