毎年8月には太平洋戦争の生き残り,被爆者,東京大空襲の経験者などのルポルタージュが放映されますが,数年前に放映されたある物語を思い出します。それは一人のシベリヤ日本人抑留者がどうゆうわけか他の多くの仲間と引き揚げることができず半世紀もシベリヤに留まった。その人はあまり頑丈でなく厳しい生活を余儀なくされていたところ一人のロシヤ女性があなたは一人で生きていたら生きていけない私が一緒に暮らしてあげるそして帰国できるときがきたら喜んで妻のいる日本に帰してあげると申し出て一緒に半世紀暮した頃日本の家族とも連絡が取れいよいよ帰国することになった。そしてそれから数年後そのロシヤ女性が日本を訪れます。その日本人は奥さんと迎えに出ます。テレビは逐一映し出します。日本に帰ってからも交信は続けていましたが50年も一緒に暮らしお互い年をとり助け合わなくてはならない筈なのにこのロシヤ女性は日本にいる妻のもとに喜んで約束通り帰しました。この話に痛く感動しました。ロシヤも例にもれず幾多の革命や侵略に会いその中で本当の愛を学んだのかも知れません。私の思いはドストイフスキーの罪と罰のソーニヤにまではせました。本当に素晴らしい人間は教育などとはあまり関係はないようです。持って生まれた魂と実人生の経験から学ぶしかないのかと思わずにいられません。仏陀やキリストなどまわりの人々に大きな無限の愛を一生与え続けたのでしょう。この魂の混乱の時代どうしたら曙光を見出せるのか呆然とします。そんな時朝青竜など故国モンゴルでの実業に本業より熱を入れてるようでこれからも世界は益々金がオールマイテイになっていくのは間違いないようです。