バイデン 越境攻撃を認める

■バイデン大統領　米製兵器でのロシア領内攻撃を認める

　ロイターによると、バイデン米大統領はウクライナに対し、米国が供与した兵器でロシア国内を攻撃することを一部容認したことが分かった。ロシア軍が攻勢を強めるウクライナ北東部ハルキウ周辺との国境地域に限り認めたという。

　フランスのマクロン大統領などヨーロッパの国々が、ウクライナがロシアからの一方的なミサイル攻撃、すなわちロシア空域内で爆撃機から発射された滑空爆弾による攻撃を民間施設に対して行われており多数の民間人の死傷者が出ている。一昨日のデータだが延べ69機の爆撃機が出撃してミサイルを撃ち込んできた。

　これに対して各国から『ウクライナは片腕を縛られてロシアと戦っている』の声が上がっていた。

　イギリスは結構前にウクライナの越境攻撃をキャメロン外相が認めていたが、イギリスが供与する越境できる武器はストームシャドーだけなので限界があった。

　やはり一番の兵器供与国であるアメリカの許可が絶対必要で、アメリカの議会共和党から越境攻撃を認めるべきとの声が上がっていたがサリバン補佐官がかたくなに反対していた。

　今回NATO各国からの要求によりアメリカが限定的だがロシア領内への攻撃（基地攻撃/爆撃機攻撃）をひそかに認めた。

　待ってろよプーチン！

　ATACMSのクラスター弾の雨が降るぞ