■私のBEST1映画:インターステラー
クリストファー・ノーラン監督の『インターステラー』(2014年)は私の中ではベストである。
SFとホラーが好きでその手の映画はたくさん観てきました。『未知との遭遇』『エイリアン』『コンタクト』『オデッセイ』等々大好きですが、それでも『インターステラー』は他を圧倒してのナンバー・ワンです。
クリストファー・ノーラン監督の作品は内容を理解するのが難しいので有名です。特に『テネット』は今だに理解できていません。
その点『インターステラー』は科学アドバイザー/プロデューサーに物理学者キップ・ソーンが付いているので比較的分かり易い方です。なおキップ・ソーンは2017年に『重力波の観測』でノーベル物理学賞を受賞します。
ちょびっとネタバレしますが以下のポイントがあります。
①人類が住めなくなる近未来の地球とその理由
②木星の近傍に出現したワームホールと映像表現
③ブラックホール近くでの時間と空間とは
④BH内の事象水平線の中の次元と映画的表現の巧みさ
私は4Kのブルーレイを購入し何度も何度も繰り返し観ました。何故か飽きないです。4Kのブルーレイはシーンごとに画面のサイズが変わります。ドラマシーンでは上下に黒い帯があるビスタサイズで迫力あるシーンはIMAXで全画面表示に切り替わります。
映画音楽も凄くパイプオルガンの重低音が物凄く画面を盛り上げます。クリストファー・ノーラン監督は常に作曲家のハンス・ジマーと組むようです。
私はこの映画の続きを期待しているのですが、ノーラン監督は制作する作品のテーマはガラッと変わるので無理みたいです。