小品ですが変化のある、通称 「能登銀石(硫化瑪瑙)」です。
変化に富んだ形態と、重量感のある 古鉄を思わせる渋い肌合いが素晴らしく、石質は瑪瑙と白鉄鉱です。この石は昔、漁夫が潜って採石したと言われています。
底は切ってあり、いいとこ取りですね。
まずは表面。
![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190813/07/toru11062001/9e/60/j/o1024076414533370965.jpg?caw=800)
サイズ15×7×8cm
石質は非常に硬く、磨くと紋様がでる。いぶし銀のような色をしているので、地元の人は銀石とか銀紋石と言われています。銀石は錆やら塩やらが吹くので、定期的に油を塗らないとダメな石が多く、最悪 石はバラバラになります。
画像では分かりにくいですが、橋が掛かっています。
裏面なり。
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190813/07/toru11062001/26/d2/j/o1024076414533370967.jpg?caw=800)
現在は産出しません、平成の世では幻か?
沖にいって潜れば別やけど・・・。
大切にしたいと思います。
一生一石。