SMAPが解散 | 高松徹のブログ

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SMAPが解散するって報道があって、本当に驚きました。

いろんな事情が積み重なって、状況が極まっちゃったんでしょね。
自分たちの直接の育ての親であるマネージャーと、器としての育ての親である会社。
ふたつの育ての親の間で、メンバーはさぞかし葛藤したことでしょう。

会社が目立つ担当者に対して「何のお陰で○○があると思ってるんだ!調子に乗るな!」みたいなのは、よくある話。
とはいえ会社がこれを言ってしまったら、もうほぼおしまいなのではないでしょうか。
こういう話は結局、もうお互い独立独歩、別個でやりましょうという結論にしかなり得ないです。
なまじ担当者に実際本物の実力があったり、経済的裏付けや新たなビジョンなどがあったら、このひと言は確実に独立の決意をさせることになると思います。

SMAPの皆さん全員の写真を撮影したことはありませんが、草薙さんとは公園で裸で暴れた事件から復帰した第一発目の撮影で、香取さんとは私の出身地である富山県の黒部ダムを舞台にした映画「黒部の太陽」のプロモーションの撮影でご一緒しました。
木村さんとの撮影は、ブッキングをして頂いてはいたのですが、スケジュールが合わなくなって流れてしまいました。

草薙さん、香取さん、彼らふたりの撮影で私が感じたこと。
それは彼らがふたりとも、真のプロフェッショナルであるということ。

意図のある撮影では「今回はこういうコンセプトなので、こんな感じで」ってモデルさんには撮影直前に軽くきっかけを出すんですが、彼らの飲込みの早さとその理解力、表現の幅、確実性、安定感はどれをとっても抜群。すごいな、さすがだな、としか言いいようがありませんでした。

SMAPは、業界で数々のイノベーションを起こしてきたパイオニアグループ。
そして彼らはみんな、私とほぼ同じくらいの年齢で完全に同世代。
私といえば、また新たなチャレンジをしようとしていたところ。
解散は、彼らの置かれた立場や心境的にも妙に納得できますし、正直、解散は私にとって妙な励みにもなりました。
あぁ、今はやっぱりそういう時代なんだな、流れなんだな、っていうような。。

彼らがこれからどういう展開をしていくのか個人的にとても楽しみだし、とても期待しています。
25年以上も彼らをメディアで見てきましたが、今までよりも、これからの彼らの方に興味があるかもしれません。