愛する魂の冒険者たちへ
世界中の食べ物を、
日本にいながらにして食べられるのは、
今の時代の素晴らしい点の一つだと思います。
ちょっと前の時代には
どんな王様でもできなかったような贅沢を、
させていただいてるのが私たちだったりします。
イタリアもフランスも中国も
インドもロシアもトルコも韓国もメキシコも、、、
その他、たくさんの国や地域に
おいしい料理がたくさんあって
日本で食べることができます。
で、、、多くの場合、
その土地の人が、長い間、
食べ続けている食べ物には、
その土地の人を、
元気にするパワーがあるんですよね。
僕も和食がサイコーに大好きです。
順位をつけたくないけど
ぜったいに順位つけなきゃダメぇー!っと
だれかに言われたら
和食がいちばんですね。
おそばなんか、控えめに言っても最高です。
家で食べても、お店で食べても、駅で食べても最高すぎます。
あるとき、僕がおそばを茹でて、
田宮さんが、天ぷらを揚げてくれました。
そして天ぷら。
こちらは何をオーダーしても
おいしさの嵐が襲いかかってきます。
はまぐりの出汁の旨みのパンチにやられて、
一瞬、僕も田宮さんも、気絶レベルで無言になってしまいました。
そう、はまぐりって、最高の出汁が出るんですよね。
松原庵さんでは、
この時期、はまぐりを、
地元の漁師さんから仕入れているそうです。
はまぐり話に脱線しますが
日本人ははまぐりを縄文時代の頃から食べていたようですね。
ところが
近年では、なんと絶滅危惧種にもなっているそうなのです。
鎌倉近辺では取れるようでして
家の近くの漁師さんのお店でも
地物を扱っている時があります。
はまぐりは、2枚の殻がぴったりと重なります。
他の個体の貝殻だとピッタンコに重ならないらしいのです。
このことから、はまぐりは、
「夫婦円満の象徴」ともされる縁起物となっています。
ビタミンB12、鉄、カルシウム、タウリン、亜鉛などが含まれていて、
元気をつけるのにもぴったり。
これも松原庵さんで、、、
昨年夏の梅おろしそばです。
夏の野菜たっぷり。
なす、おくら、しそ、うめ、、、などなど
手前右はたくあんでした。
さわやかなおいしさで元気が出ました。
家でも真似したいトッピング!
おつまみも、
なにをいただいても美味しいのが松原庵さん。
田宮さんと時々行くのですが、
混んでいて数時間待ち、
と言われてあきらめたことがあります。
お次は「千花庵」さん。
こちらは石臼で引いた
十割そばのお店でして、
季節ごとに産地の蕎麦粉を取り寄せているそうです。
そして産地ごとに適した打ち方をして出してくださいます。
蕎麦好きにたまらないのは、
ざるの1枚目、2枚目で、
異なる2種類を食べ比べできる
「ざるそば食べ比べ」というメニューですね。
殿方用とご婦人用で少し量が異なります。
この日、1枚目は青森のお蕎麦。
細くしなやかで白く、二八そばのようでした。
2枚目は、秋田のお蕎麦。
太く、黒く、コシも強く、全然違う味わいでした。
けっこう食べ応えがある感じで、これは好みが分かれるかも。
田舎蕎麦ふうです。
「私はこういうのが好きです」と田宮さん。
僕も!
お蕎麦の味と香りを楽しめる千花庵さん、
つゆも美味しいです。
辛み大根や、とろろなども
サイドオーダーで頼むことができます。
とろろはまるで、おもちのようなもっちりかげん。
たぶん、すりばちでけっこう練っているのでは。。。
そして辛味大根は、そのからさが全身に
ずぎゅううううんん!
と、突き抜けるようで
涙がにじむほどオススメです笑
本当に。
どちらも栄養的にも優れていて
とろろはスタミナアップ、
大根は消化力アップにいいとされていますよね。
山菜の天ぷらがある時期もあり
他にも「竹虎」という昔ながらのおつまみなどがあります。
(おとうふとねぎ。オツです)