愛する魂の冒険者たちへ



南インドに来て


現地の賢者から


お話しを聞く機会に恵まれおりまして


ありがたい限りです。



すぐ使えて元気になる呼吸法などもありますので


ちょっとずつ紹介していきますね。




インドといえば


お釈迦さまの故郷でもあります。


 

 

こちらは苦行をされているお釈迦様の像。

 



苦行中だけに、

 

やせほそっておられます。

 

 

 


 

 

 

有名なエピソードですが


断食などの苦行をいくら頑張っても


お釈迦さまは悟れなかったそうです。

 



ある時、苦行で衰弱したお釈迦さまは


スジャータさんという娘さんから

 

乳粥のほどこしを受けて、

 

心身の元気を回復❤️‍🩹


 

菩提樹の下で瞑想に入り、

 

悟りを開いたとされています。

 

 

 



このお話って、とても奥行きがあるというか、

 

味わい深い、と思うんですよね。

 

 

 

 

思いやりや


親切な行為が、

 

この宇宙でどのように働くのかを

 

教えてくれている気がします。

 

 

 

 

 

 

 

 

それで思い出すのが、

 

「かさこ地蔵」の昔話。

 

 

 

この昔話が

 

子供の頃から妙に好きなんです。

 

 

 

 

 

〜〜〜「かさこ地蔵」

 

 

 

 

昔々、あるところに、心優しいおじいさんとおばあさんがいました。

 

 

 

 

ある年のおおみそか、

 

おじいさんは

 

降りしきる雪の中、

 

みちばたの6体のお地蔵さんに

 

「寒いでしょう」と

 

傘をかけてあげました。

 

 

 

その傘は、実は

 

お正月のお餅を買うために、

 

おばあさんと一緒に、

 

せっせせっせとつくった

 

売り物の傘だったのです。

 

 

 

売り物の傘は5枚。

 

お地蔵さんは6体。

 

傘が一枚足りません。

 

 

 

そこでおじいさんは、

 

自分のかぶっていた傘まで

 

お地蔵さんに差し出したのでした。

 

 

 

雪に濡れて帰ってきたおじいさんを、

 

おばあさんは

 

それはいいことをしましたねえ、と

 

優しく迎えます。

 

 

 

お餅はないし、

 

売り物の傘もなくなったけれど、

 

ふたりは、笑顔で眠りにつきます。

 

 

 

 

すると、、、

 

あけてお正月の朝はやく、

 

おじいさんとおばあさんのおうちに、

 

 

 

どっこいしょ、どっこいしょと

 

にぎやかに歌を歌いながら

 

「何者か」がやってきます。

 

 

 

 

 

玄関先になにか重そうなものを置く音が響きます。

 

どさっ、どさっ。

 

 


驚いたおじいさんとおばあさんが

 

表に出ると、

 

そこには

 

お餅やら、お正月飾りやら、米俵やらが

 

山のように積んでありました。

 

 

 

 

そして「光り輝く存在」が6体、

 

まぶしい雪景色の中を、

 

どってこ、どってこと

 

向こうのほうへ去っていくのが見えたのでした。

 

 

 

 

〜〜〜おしまい

 

 

 

とまあ、簡単に記しますと、

 

こんなお話だったですよね。

 

 

 

子供の頃に感じた新鮮な驚きを忘れません。

 


 

 

 

 

 

私たちがだれかに思いやりを示す、

 

親切にする、

 

 

その結果、何が起きるかは計り知れませんが

 

(なにかを期待をして行うことではありませんが)

 

 

 

お釈迦様とスジャータさんのエピソード、

 

かさこ地蔵の昔話は、

 

やはり

 

なにかを教えてくれているように

 

あらためて思われるのでした。

 

 

 

 

特に、、、

 

心が揺れるときや

 

ちょっとしんどいときこそ

 

思い出してみると

 

陽気暮らしや、

 

運気浮上のきっかけになるのかもしれないなあ、と感じます。


 

 

 

それでは引き続き快適な夕べを、お過ごしくださいね。

 



今日も命にありがとうございます。

西田普

にしだあまね