愛する魂の冒険者たちへ
10月23日のあなたにおはようございます。
現代物理学のなかで重要なもののひとつに
「量子力学」(りょうしりきがく)というものがありまして、、、
そのなかに
物質の最小単位である「素粒子」は、
観測された瞬間に出現する
という説があるんですね。
漂う波のような状態の「可能性の波」が、
「観測された瞬間」に物質(素粒子)として振る舞う、、、
ものすごくシンプルに言うと、
【「観測する」という行為があるので、物質が生じる】
見る人がいるので、見られる対象が生まれる、っていうようなこと、らしいのです。
実験で、そのような奇妙な現象がある、
ってことがわかっておりまして、
「二重スリット実験」の話が有名ですね。
観測するか、観測しないかで、量子(電子)のふるまいが明らかに変わる、という実験です。
比較的わかりやすく出ていたのが下記です↓ 興味のある方はどうぞ
![](https://www.yamanashibank.co.jp/fuji_note/common/img/ogp.png)
僕も専門家じゃないので、ちんぷんかんぷんなところもあります。
そして、
これは現時点での科学ですから、将来は変わっていく可能性があります。
でもおもしろいですよね。
私たちが観測するという行為じたいが、
一瞬一瞬、超微細なレベルまで、
宇宙に影響を与えている、
ということかもしれないからです。
さて以上をふまえての話なのですが、
僕が学んだ沖ヨガでは、
「生命即神」という哲学があるんですね。
命が神様ですよ、
そして、すべての存在、命には、
「神性」(しんせい)と「仏性」(ぶっしょう)がもともと備わっているんですよ、
という教えです。
自分のなかに、神様がいる。仏様がいる。
他の中にも、神様がいる。仏様がいる。
すべてのなかに、神様がいる。仏様がいる。
ですから、合掌する生き方、拝み合う生き方をしましょう、
という教えなのですね。
これが、現実的にも素晴らしいメリットがあるのです。
たとえばの話ですが、
会社の中で、
上司が、部下と向き合うときに、
「この部下の中には、元来、神様や仏様がいるんだ」と思うかどうかで、
大きな違いが生まれる、と言うことがあります。
尊敬し、尊重し、
本来の可能性を見てあげられるようになるんですよね。
沖先生は、以下のように言っています。
「上司は、部下が、
能力を最高に発揮できるように協力し、
個性の開発に協力し、
適切な部署を与えなければ、
部下は、いわゆる無能な人間になってしまいかねません。
けれども、無能な人間など、本来は一人も存在しないのです。
すべての人は、神性と仏性を備えた、個性をもった優れた人間です」
そのように認識して、
お互いがお互いを生かし合うようにしていく生き方が、
「すべてに神様、仏様を見る」
ということだとおっしゃるわけです。
家庭や、夫婦間でも同じかもしれません。
誰に対しても、日常のいかなる場面でも、
相手に神様、仏様をみて、、、
「拝み合う努力」をしていくうちに、
自分もイキイキ、周囲もニコニコ、
大調和につながっていく、
ということなのでした。
それには、まず第一に、、、
自分の中の神様、仏様を認識し、
本来の自分を発揮していくこと、
自分のなかの神仏に協力すること(自分を大切にすること)
が鍵になるのかもしれません。
で、冒頭に戻ると、量子力学では
物質の最小単位である「素粒子」は、観測された瞬間に出現する
ってことから想像しますと、
意識をもつ私たちが、「どのように観測するか」で、
もしかしたら、
いまの宇宙はその瞬間に創造されているかもしれません。
そうだとするなら、、、
どうせだったら、
命が神様ですよ、
そして、すべての存在、命には、
「神性」(しんせい)と「仏性」(ぶっしょう)がもともと備わっているんですよ、
と観測したほうが楽しい宇宙にいけそうだし、
どうせ努力するなら
「拝み合う努力」
自分も他も拝む生き方
をしたほうが、
けっきょくは自分もみんなも得するんじゃあるまいか。
というお話でした。
すてきな1日をおすごしくださいね。
今日も命にありがとうございます。
西田普
にしだあまね