愛する魂の冒険者たちへ

 

 

 

 

 

セミナーやリトリートなどで

 

参加者さんから

 

ときどき聞かれるご質問に

 

「私がこれをやりたいと思うのは、

 

私利私欲なんですけど、

 

いいのでしょうか」

 

という趣旨のものがあります。

 

 

 

 

 

そのかたそのかたに

 

またその時期に応じて

 

ぴったりの

 

お答えがあるのだろうな、と思うわけですが、

 

 

 

 

たいてい上記のような質問をする方に話を聞くと

 

「ぜんぜん私利私欲じゃないじゃんね」

 

といいたくなる内容だったりします。笑

 

 

 

 

 

なのでそういう方には


 

 

「私利私欲もおおいにけっこうで・・・

 

それは大欲(たいよく)につながっているらしいですよ」と

 

とお答えすることがあります。

 

 

 

 

なぜなら、

 

「最初はどうあれ、人は、いつまでも私利私欲ではいられない」

 

ようになっているらしいのです。

 

 

 

そう最初は

 

私利私欲でスタートすることだって

 

多いかもしれません。

 

 

 

 

そのほうが走り出しやすい、ということもあるようなんです。

 

 

 

でも、ずっとそれだとエネルギーがいつか枯渇します。

 

 

 

 

 

 

 

人はだんだん、

 

私利私欲から、

 

公利公欲、

 

大欲へと、

 

自然にシフトしていくようになっている、

 

らしいのですね。

 

 

 

大欲、というのは、菩薩様がお持ちになるようなスケールの大きな欲のこと。

 

 

 

 

 

 

仏教には、「大欲得清浄」(たいよくとくせいせい)

 

という言葉があり、、

 

菩薩様のように、

 

皆が幸せになることを願い、行動しようとする大欲を持つことで、

 

清浄さがもたらされる、、、

 

っていうことなのですね。

 

 

 

 

 

で、、、よく観察してみると、

 

あるいは

 

時がたってみると、

 

あ、、、実は最初から、

 

その道が用意されていて

 

最初から神様仏様がこしらえてくれた

 

公利公欲、大欲の世界のなかだったのか、

 

とわかったりもするらしいのです。

 

 

 

 

またヒントがいくつかありまして

 

 

 

ある幸せな大富豪からは、

 

 

 

 

自分の内側を見たときに

 

それが「正当なる欲」かどうか?

 

これを見てみるといいですよ、

 

と教わっています。

 

 

 

 

 

たとえば、

 

家族ともっと快適な暮らしがしたい、とか

 

あそこへ旅行へ行ってみたい、とか、

 

こういうことを学んでみたい、とか、、、

 

自分なりのおしゃれを楽しみたい、

 

などなどは正当な欲で、、、

 

 

つまり

 

神様がつけてくれた欲。

 

 

この正当な欲は、

 

わたしたちの生きる力を湧き立たせ、

 

個人、家庭、社会を向上させてくれる原動力になったりします。

 


 

 

なので、「正当なる欲」まで否定しない。

 

 

 

 

(正当なる欲ではない欲、というものもあるわけです)

 

 

 

 

 

 

「正当なる欲」はやはり大欲につながっていきます。

 

 

それが「正当なる欲」なのかどうかを

 

見てみるとよい、と教わっていますよ。

 

 

 

 

 

 

この話はこのくらいで。笑

 

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今日も命にありがとうございます。

西田普

にしだあまね