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愛する魂の冒険者たちへ

 

 

 

 

 

 

先日、母の日に、母に会いにいって思い出したことがあります。

 

 

 

 

 

数年前に、母に「人生インタビュー」したことあるんです。

 

 

 

 

 

どんな人生だった?

 

一番嬉しかったことは?

 

楽しかったのは?

 

しんどかったことは?

 

悲しかったことは?

 

後悔していることは?

 

これからやりたいことは?

 

 

 

 

 

などなどについて。

 

 

 

 

出来事と、気持ちを聞いてみたんです。

 

(もちろん余計なクチバシは挟みません)

 

 

 

 

総じて、「いい人生だった」と言っていましたよね。

 

今、なんの不満もない、感謝しかないと。

 

 

 

 

 

子供達はとっても可愛かったし、

 

パートナーはいい人すぎるくらい、いい人だったし、と。

 

 

 

 

 

「あなた(僕です)が小さいころ、病気がちで、

 

それはちょっと大変だったけど、

 

今になってみれば、大したことなかったわよ」

 

なんてことも言ってました。(汗)

 

 

 

 

 

 

 

結構、世界のあちこちに、

 

父母で旅行に行ってきたみたいです。

 

 

 

 

だいたい、行きたいところは行っているようで、

 

そんなの知らなかったから、

 

「え、そうだったの? いつのまに?」と驚いたら

 

 

 

 

「あなたの教育費がかからなくなった頃から、経済的に余裕ができて、

 

その頃から旅行に行けたのよ」とのこと。

 

 

 

 

普段はおとぼけの母ですが時々、ドキッとすることを言います。

 

 

 

ええ。感謝しかないです。

 

 


 

 

 

 

 

自分も親になってみると、

 

本当に、

 

親の人生は親の人生、

 

子供の人生は子供の人生。

 

 

 

親にも、子にも、

 

自分ができることは精一杯、やりますし、

 

幸せでいてほしいし、

 

笑いあえる時間はかけがえないものだけど、

 

 

 

 

 

最終的には、生きて死ぬまでの時間、

 

みんな自分の力で歩いていくしかない。

 

 

 

 

 

そして、一人一人が、

 

自分の魂を地上に表現していく。

 

 

 

 

 

そう思うと、不思議な感慨があります。

 

 

 

 

 

 

そうなんだけど、

 

やっぱり親子の間の影響って、抜きがたくあります。

 

 

 

 

 

例えば僕が、ビートルズが好きになったきっかけは

 

母がステレオで、「ヘルプ!」のレコードを

 

よくかけていたから、と言うこともあります。

 

 

 

 

 

ジョン・レノンや

 

ポール・マッカートニーのシャウトがかっこよすぎて、

 

僕はビートルズとか

 

あの時代の音楽を聴いているうちに

 

音楽好きになって行って、

 

CDも数千枚買ったりしました。

 

 

 

 

それで、病弱だった自分を生かして(笑)

 

「健康雑誌」の編集長を務めさせてもらった時に、

 

ヒーリング音楽のCDを

 

雑誌の付録につけるようになったんです。

 

 

 

 

 

音楽が大好きだし、

 

「いい波動は人をハッピーにする」ってことがわかっていたからです。

 

(今はすっかりCDじゃなく、ストリーミングの時代になりましたね)

 

 

 

そう考えると、

 

運命の不思議さを感じます。

 

あの時、和室でひざを抱えて聴いてたビートルズが

 

今も心の中で聴こえますもんね。

 

 

 

 

 

 

 

上記は僕のささやかな例ですが

 

一人一人の人生にこういうことって起きていて・・・

 

 

 

 

 

それも単発じゃなくて、流れで、常に起きている。

 

 

 

 

 

 

親から受け取ったことって、

 

プラスのこともあるし、

 

一見ネガティブなこともあるけど、

 

どう生かすか、は本人に任せられている。

 

 

 

 

 

そうしてみると

 

親から学んだこと、

 

家族の間のできごととか、

 

 

 

 

 

誰かから受けた愛情、

 

誰かに捧げた愛情って、

 

個人の中に閉じられて消えていくわけじゃなく、

 

 

 

 

 

波動としても現実としても表現されて、

 

永遠に世界と響きあっているんですよね。

 

 


 

 

 

 

それで、、、

 

もしできるようなら、

 

自分の父や母に「人生インタビュー」してみると、

 

父と母の人生のできごとや、

 

感情の動きが立体的にわかるので、

 

わりとオススメなんです。

 

 

 

自分の人生にどんな影響が流れてきているのか

 

(その時、自分がどう受け止めたか)が

 

客観的によくわかるし、

 

「誤解してた」ってことが解けたりします。

 

 

 

 

 


人間としての父と母がいろんな面から見えてくるんですよね。

 

新たな解釈が生まれることもあります。

 

 

 

 

 

そういえばある時、

 

父が、ぽつりと、

 

 

 

 

 

「お父さんは、自分のお父さんが早くに亡くなっちゃったから、

 

子供とどうやって接していいかわからないところがあるんだよ」

 

 

 

 

なんて、僕に向かって言っていました。

 

 

 

 

父が、兄とうまくコミュニケーションを取れてなかった時期だったかな。

 

その時、

 

普段は頑固で怒りっぽくて「上から目線」の言葉ばかり言っていた(と僕は思っていた)、

 

父の、ハートの部分を感じた気がしたんです。

 

 

 

 

 

僕はその時

 

「お父さんはじゅうぶん、愛してくれているよ。

 

手探りで不器用な愛でも、

 

子供ってちゃんとわかってるよ。ありがとう」

 

って父に言いたくなりました。

 

 

 

 

それもこれも、

 

全てが時の流れの中に消えていく・・・ようでいて、

 

全部が宇宙のどこかに残っているんだなって今は思います。

 

 

 

 

 

ってことで、

 

人によっては「今さら」って感じがあるかもしれませんが、

 

親に「人生インタビュー」してみると、

 

 

 

 

宇宙の中を永遠に流れている

 

「何か」にタッチすることができて、

 

自分のことがより深く理解でき、

 

開運のきっかけになることがある、、、

 

 

 

 

それも、強烈な開運効果が得られることがある、、、

 

というお話でした。

 

(もう亡くなっている相手とも、

 

心の中で呼びかけて会話してみると、

 

結構、会話できたりします。)

 

 

 

 

ピンときたら試してみてくださいね。

 

 

 

 

あなたがますます、楽しい毎日を過ごされることを、

 

いつも応援しています。

 

 

今日も命にありがとうございます。

西田普

にしだあまね