愛する魂の冒険者たちへ
今日は、さそり座満月なんですよね。
さそり座っていうのは
「たましい」とか「死と再生」を象徴しているっていうんです。
スピリチュアルなパワーが発動しやすい
満月と言えるかもしれません。
さそり座といえばいつも、
宮沢賢治さんの
「銀河鉄道の夜」の一節を思い出すんです。
以下に少し長いけれど、引用させていただきます。
（青文字部分、「銀河鉄道の夜」宮沢賢治作より引用）
「・・・むかしのバルドラの野原に一ぴきの蝎（さそり）がいて
小さな虫やなんか殺してたべて生きていたんですって。
するとある日いたちにみつかって食べられそうになったんですって。
さそりは一生けん命にげてにげたけど
とうとういたちに
押さえられそうになったわ、
そのときいきなり前に井戸があって
その中に落ちてしまったわ、
もうどうしてもあがられないで
さそりは溺れはじめたのよ。
そのときさそりはこう云ってお祈りしたというの、
ああ、わたしはいままでいくつのものの命をとったかわからない、
そしてその私がこんどいたちにとられようとしたときは
あんなに一生けん命にげた。
それでもとうとうこんなになってしまった。
ああなんにもあてにならない。
どうしてわたしはわたしのからだを
だまっていたちにくれてやらなかったろう。
そしたらいたちも一日生きのびたろうに。
どうか神さま。
私の心をごらん下さい。
こんなにむなしく命をすてず
どうかこの次には
まことのみんなの幸いのために私のからだをおつかい下さい。
って云ったというの。
そしたらいつか蝎はじぶんのからだが
まっ赤なうつくしい火になって燃えて
よるのやみを照らしているのを見たって。
いまでも燃てるってお父さんおっしゃったわ。
ほんとうにあの火それだわ。」
（引用終わり）
いつ読んでも不思議に胸が熱くなります。
さそりの祈りの火に触れるからかもしれません。
さそり座の満月のテーマは
たましい
死と再生
変容
信頼
霊性
このあたりがあるようなんです。
ですので、、、
「自分の真のパワーを思い出し、使っていく」
ってことにぴったりの、
絶好の開運チャンスと言えるでしょう。
「自分の真のパワーを使う」
といったとき、
ピンとくるアクションをやってみてくださいね。
きっと光が広がって、
楽しいことが起きてくると思います。
今日は以下にひとつ「開運言葉」をご紹介します。
それはみんな大好きな
「ついてる！」ってコトダマを使うんですが・・・、
こういうふうに使ってみます。
「わたしがついてる！」
「僕がついてる！」
「オレがついてる！」
これを、
あなたの大切な人に向かって、
あなたから言ってあげるイメージで
口にするのです。
あなたの大切な人、
あなたにとって大切な存在の顔を思い浮かべて、、、
「わたしがついてるからね！」
「僕がついてるよ！」
「オレがついてるぞ！」
「ママがついてるわよ！」
「パパがついてるから、大丈夫だぞ」
っていう具合に、
力強く、言ってあげるわけです。
思いっきり愛をこめて。
宇宙で最強のパワーが、
わたしたちの深奥から無限にあふれだして、
すべてを照らし、癒し、潤していくと思います。
あなたが愛する人が近くにいるなら、
実際に言ってあげるといいかもしれないですね。
そしてご自分にもどうか言ってあげてくださいね。
今は魂の目覚めの時代といわれています。
今日のこの満月の日
あなたの魂のパワーがスパークし
ますます発動していることに
尊敬と感謝を捧げます。
愛する家族の立つ大地が平安でありますように
顕彰大神通力 けんしょうだいじんつうりき
今日も命にありがとうございます。
西田普
にしだあまね