愛する魂の冒険者たちへ
「誰かのことを批判したくなったときには、
こう考えるようにするんだよ」と父は言った。
「世間のすべての人が、
お前のように恵まれた条件を与えられたわけではないのだと」
（「グレート・ギャツビー」スコット・フィッツジェラルドより）
・・・この言葉が出だしの１ページに入っている
小説「グレート・ギャツビー」を、
僕は何回読んだかわかりません。
「グレート・ギャツビー」（スコット・フィッツジェラルド）
こちらは村上春樹さん訳 中央公論新社
最初に就職した医学系出版社の先輩O川さんが勧めてくれて、
そのときに買った文庫本「グレート・ギャツビー」は、
野崎隆さんが翻訳した新潮文庫版でした。
「グレート・ギャツビーっていうタイトルですげど、
その、ギャツビーって人の、どこがグレートなんですか？」
当時２０台だった僕は、O川さんにそう聞きました。
すると、赤いワンピースが似合う美しい奥さんと、
村上春樹の小説をこよなく愛していたO川さんは、
銀縁メガネを触りながら、
マジメな顔でこう言いました。
「君も読めばわかるよ。グレートなんだ、とにかく、ギャツビーって男は」
で、本当に、その言葉通りだったんですよね。
美しくて、悲しくて、
人間ってこんなに、こんなに、おバカさんなんだ、
そして、そのことを知った上で
こんなにグレートでいられるんだと、
感じさせてくれるような小説だったんです。
よく持ち歩いて読んだ本の一つです。
「誰かのことを批判したくなったときには、
こう考えるようにするんだよ」と父は言った。
「世間のすべての人が、
お前のように恵まれた条件を与えられたわけではないのだと」
思慮を欠いた行動、
思慮を欠いた言葉、
思慮を欠いた人、
それらは確かに、存在するように見えるけれど、
簡単に批判できたものじゃない、、、
自分がそうしたくなったときは、
実は自分の心を観察するチャンス、
自分がどう生きたいのかを発見するチャンス、
なのかもしれませんね！？
〜〜〜
ちょっと話が変わるようですが
私たちも、
この地球さんという偉大な舞台を貸していただいて
たましい劇場をくりひろげています。
小説や映画のように。
自分が主人公で、いろんな存在が登場してくれて、
そのリアリティはとてつもないものがあります。
そのなかで、、、
私たちは登場人物になって
誰かのことを
自分の基準（思い込み）で判断したり
批判したり
していることがあります。
テレビやネットでみたり聞いたり読んだりした情報に対して、、、
自分が出会った誰かに対して、、、
身近な存在、
たとえば家族とか、
いちばん身近な人、
自分に対しても
実はいつも
判断したり批判したり、
という矛先を向けているとしたら、、、
あれっ
気が休まりませんよね！？😂
自分にとって嬉しくないこと、気に食わないことが
毎日、続いたりします（そりゃそうですね）
それが修正されないといろんな
「嬉しくないこと」が
人間関係、仕事、健康などさまざまなジャンルで
引き起こされたりします（経験済み〜😂）。
でもそれは
自分が、だれかやなにかの影響で身につけた
価値観で、
態度で、
思考で、
人を裁いていたのかもしれない、
自分を裁いていたのかもしれないのです。
裁くは砂漠、といいます。
草一本生えないかもしれません。
あいつのせいだ、、、
自分のせいだ、、、
と責め立てていたら、
苦しいのは自分です。
このことはなかなか気づきづらいようにできています。
地球劇場のリアリティは強力で楽しくもあり
目の前のドラマに巻き込まれてしまいがちだからです。
だからこそ、
本当に深いレベルでそのことに気づいたとき
ご褒美もいっぱいやってくるようです。
人生が変わるんですね。
自分を被害者の場所や
加害者の場所から
解放できた時に、
自分を自由にできるし、、、
あるいは
自分を縛り付けていた
「嫌悪」や「愛着」から
自分を解放できた時、
身軽になって
ほんとうの望みへの歩みがはかどったり
癒しが広がったりします。
そしてそこからは
「感覚レベルの気晴らし」
に頼る必要がなくなります。
＊気晴らしはある意味、大切だし
楽しいところもありますし
助かることもたくさんあるわけですが
「感覚レベルの気晴らし」は
それじたい、
実は生命力を消耗していたり、
魂的には必ずしも
プラスにならないこともあるようでございます。
これは説明が必要なのでまたあらためて書きますね💓
自己観察による深い気づき、、、
私たちはその気づきの能力を例外なく持っています。
いまこの瞬間も、
こう考えている、
こう感じている、
と気付ける自分がいます。
それはなぜなのか、気付ける自分がいます。
相手や自分をなぜ批判したい自分がいるのか。
どういう価値観が自分の中にあって
それはなぜなのか。
気付ける自分がいます。
それでは
気づいているのは誰なのか？
深い自己観察、気づきが
思考レベルにとどまらず
感情レベル、
信念レベル、
潜在意識にある
転生を超えて持ち越されているパターンのレベル、
さらに深いレベルでも
起きることがあります。
深い瞑想や、
ヒプノセラピーなどでも
多次元にわたる
気づきが起きることがあります。
誰かとの出会いで起きることもあります。
愛する練習を重ねていくこと、
ゆるす練習を重ねていくこと、
なにかに打ち込むこと、
神様のうちに自分を投げ出すことで
起きることもあります。
大きな病気をしたときや
人間関係で大きな苦しみ悲しみを味わった時などにも
自然に自己観察が深まって
気づくことがあるんですよね。
自分の魂に付着していたものに気づく。
あえて不純物といってしまうと
魂に付着していた不純物を手放しし、、、
お掃除していく。
賢者たちによりますと、
これは本来の自分にかえっていく
魂の進化向上の道で
いつかだれもが通っていくようなのです。
で、、、このあたりは
３月２１日の宇宙元旦のセミナー（下記）で取り組みたい
大きなテーマの一つだったりもします。
解放力がめちゃすごいテーマなので、
とっても楽しみです。
いずれにしましても、
どんなときも私たちは、めっちゃよくやっているらしい・・・
ほめたたえ、賞賛してあげたいですね。
こうした情報は、
偶然目にするわけではなく、
魂的なタイミングでそのかたに届いて
読んだ瞬間に
なにかもう古いもの、
自分にとってもう役立たないものが
ちょっとずつ外れていくように
できている、
と教わっています。
ちょっとでもピンとくる部分があれば
そういう見方もあるのね、と
参考にしていただけますと幸いです。
あなたは創造主と直結する存在。
今日のご尽力に感謝いたします。
今日も命にありがとうございます。
西田普
にしだあまね
＊今後のイベント
１）3月21日（祝日）１３時〜１６時
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２）4月15日（土）〜4月16日（日）
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