愛する魂の冒険者たちへ

 

 

 

 

 

師走のここ数日、あらためまして

 

心に浮かんでくる開運言葉は

 

 

 

「あわてない、あわてない、

 

一休み、一休み」

 

 

 

たいがいのことは

 

あわてたり焦ったりしなくてもいいんですよね。

 

 

真面目なことはいいことですが

 

 

 

ほんとうに、自分の体と心に

 

負荷をかけすぎないように

 

いたしましょう。

 

 

 

笑える時間を

 

自分にプレゼントして過ごせるなら、それがいちばんです。

 

 

 

 


 

「あわてない、あわてない、

 

一休み、一休み」

 

 

 

「無理しない、無理しない、

 

一休み、一休み」

 

 

 

 

 

 

 

あわてない、

 

無理しない、

 

ちゃんと休むこと。

 

 

 

笑いをテキトーにいれていくこと。

 

 

 

 

これらは、運の波に乗っていくためのコツでもあります。

 

 

 

 

(ただし、

 

楽しむこと、

 

気分転換、

 

これは大切なんですが、

 

行き過ぎると

 

消耗することもあるので

 

休息と充電も大切にします)

 

 

 

 

 

 

ところで、実在の一休さんは、

 

室町時代の

 

禅のお坊さんで、

 

以下のような名言をのこしたといわれています。

 

 

 

 

 

 

 

有漏路(うろじ)より

 

無漏路(むろじ)へかえる一休み 

 

雨降らば降れ 

 

風吹かば吹け
 

 

 

 

 

意味は、といいますと、

 

 

 

 

「人生の時間は、

 

有漏路=煩悩の世界(この世)から、

 

無漏路=悟りの世界(あの世)のはざまで

 

ほんの一休みするようなもの。

 

雨が降っても、

 

風が吹いても、

 

どっちでもいいじゃないですか」

 

 

 

というほどの意味のようです。

 

 

 

ぐっと力が抜けてきました。

 

 

 

 

 

 

さらに一休さんにはこんなエピソードもあるそうです。

 

 

 

 

 

仏教で禁じられている

 

肉を食べて、

 

お酒も飲んで、

 

妻もめとって、

 

悟りの免状を受け取り拒否したという

 

一休さんは、

 

80代後半まで生きたそうです。

 

 

 

 

 

 

死を目前にした一休さんが

 

お弟子さんに

 

「困った時にはこの手紙を開けて読みなさい」と

 

封書を残したそうなんです。

 

 

 

 

 

 

数年後、お弟子さんたちが

 

本当に困ったとき、

 

ワラにもすがる思いで

 

その手紙を開封してみたら、

 

書いてあった言葉が

 

 

 

 

「心配するな、大丈夫、なんとかなる」

 

 

 

 

だったとか。

 

(後世の創作という説あり)

 

 

 

 

 

 

 

さらに一休さんの言葉として伝わるのは、

 

 

 

南無釈迦じゃ 

 

娑婆じゃ地獄じゃ 

 

苦じゃ楽じゃ 

 

どうじゃこうじゃというが愚かじゃ

 

 

 

苦だの楽だのにこだわるな、

 

いい教えであっても、

 

それに振り回されるのは愚かだよ、

 

くらいの意味のようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな一休さんの最後の言葉は

 

 

 

 

 

「死にとうない」

 

 

 

 

だったそうですよ、、、

 

 

 

 

 

むしろ凄みを感じるのです。

 

 

 


 

 

 

実は一休さんが生きた室町時代は、

 

飢饉や、疫病の流行、

 

一揆、地震、

 

大小の合戦もあった時代。

 

そう認識してから、

 

上記の言葉を読むと

 

また違った感慨がわいてきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あわてない、あわてない、

 

一休み、一休み」

 

 

 

「無理しない、無理しない、

 

一休み、一休み」

 

 

 

 

 

 

 

生きているこの貴重な時間、

 

運気と体調を整えていくために

 

 

 

じゅうぶんな休息と適切な栄養をとって

 

体をあたためて・・・

 

ときには

 

「いいかげんが良い加減」くらいに考えて、

 

楽しく暮らして参りましょう。

 

 

今日も命にありがとうございます。

西田普

にしだあまね