愛する魂の冒険者たちへ

 

 

 

 

 

最近、「自己受容」について

 

改めて深く感じる機会がありました。

 

 

 

ヒプノセラピーの基礎講座でお話をしているなかで

 

あらためて、気づいたんですが

 

「自己受容」ってめちゃ大事なんですよね。

 

 

 

僕もこれが全然できてなかった時期があり、

 

意識して取り組んだら、

 

いろんなことが好転していきました。

 

 

 

 

 

自己受容とは、

 

つまり

 

自己をあるがまま受け入れる、ということです。

 

 

 

 

 

自己受容が進むと、

 

人生のいろんなことが

 

スムーズに流れ出すんですよね。

 

 

 

生きやすくなります。

 

 

 

 

自己受容のための方法として有効なのが

 

「自分の感情を、あるがまま認めていく」

 

ということです。

 

 

 

 

 

私たちは普段、いろんな感情、気持ちを抱いて

 

それを自分なりに表現しようとします。

 

 

 

ただ、「こんな感情を感じちゃだめだ」「表現しちゃダメだ」

 

って抑えることがあるんですよね。

 

 

 

それはもしかしたら子供の時に、パパやママや先生や、だれかに

 

なにかを言われたか、態度で示されたかをきっかけに、

 

「感情をストレートに表現するのをやめよう」

 

と決めたのかもしれません。

 

 

 

 

感情はある意味で、「自分らしさそのもの」だったりします。

 

自分しか、その感情を感じてあげることはできません。

 

 

 

感情をおしこめていると、

 

たとえば「腰痛」とか「肩こり」などの形で

 

体が悲鳴をあげることがあります。

 

 

 

 

これは友人でもある整形外科の医師から

 

西田自身も指摘を受けてハッとしたことがあります。

 

「重たい思い」に気付いたら、

 

その瞬間から

 

ひどい四十肩(五十肩?!)がよくなっていきました。

 

 

 

 

 

感情が強く感じられる人は、

 

感情が湧いてきて苦しい時に、

 

見て見ぬふりをするでもなく、

 

押し込めるでもなく、

 

誰かにぶつけちゃうのでもなく、

 

 

 

 

その感情を感じている自分に

 

ただただ

 

「そうなんだね」「いいよ」「いいんだよ」

 

と自分に言ってあげると、

 

自己受容が進みます。

 

 

 

 

 

子供から大きくなってくる過程で、

 

なにかの感情を感じた時、

 

その感情を

 

周囲の大人に思いっきり受け入れてもらった体験がある人は

 

幸運ですが・・・

 

そういう体験をした人は少数派かもしれません。

 

 

 

 

 

 

上述のようにむしろ育つ過程で、

 

否定されたことのほうが

 

多いかもしれません。

 

(そんなに泣いちゃダメ!怒っちゃダメ!みたいな感じですね)

 

 

 

 

やってみるとわかるのですが、

 

たとえば悲しみを感じた時に、

 

「悲しいんだね。そうなんだね。いいんだよ」と

 

 

自分の感情を、その感情を感じている自分を

 

受け入れていくことで

 

深いところが楽になることがあります。

 

 

 

また、うっくつする感情があるなあと気がついたら、

 

その感情、気持ちを

 

誰にも見せないノートなどに

 

バーッと書き出すと、それだけで少し楽になることがあります。

 

 

 

 

 

 

何もない時でも時々、ただただ

 

「いいよ」「いいんだよ」「そのままのあなたで大好きだよ」と自分に言ってあげてもいいと思います。

 

 

 

〜〜〜

 

 

 

 

 

 

 

「自分を大切にすること」って、

 

一つには

 

自分の感情を大切にして、

 

表現していくことだったりもします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ある時、大尊敬する、汐見稔幸(しおみとしゆき)先生の

 

講演を聞く機会がありました。

 

 

 

汐見先生は、日本の保育・教育学の第一人者。

 

白梅学園大学学長や東大名誉教授、

 

日本保育学会会長を歴任されています。

 

 

 

 

 

 

汐見先生のお話を箇条書きにすると

 

 

 

「感じ方や感情はその人そのもの」

 

「自分の感情に言葉を与えることが表現」

 

「感情にどのような言葉を与えるかが個性」

 

「表現することは自分らしく生きることそのもの」

 

「人間は表現することで生きていく」

 

「自分の感情を大事にすることは自分を大切にすること」

 

「自尊感情が育つように、自分の成長をサポートする。自分も案外いい奴だなあって感じられるように」

 

 

 

 

 

 

 

 

汐見先生の話を聞いていて、

 

あらためて気がついたことがあります。

 

 

 

 

それは、自分の内側の世界、

 

つまり感情や感性の世界を、

 

外側に表現していこう、

 

そして、人と和の関係性を築いていこう、

 

 

 

 

 

そう本気で決意した人が1人でもいると、

 

そこにはビッグバンのようなエネルギーが生まれて

 

そこから、幸せや健やかさが、

 

 

 

どばばばばば、、、、と

 

ドミノ倒しのように広がっていくということです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

西田も、汐見先生とのご縁で、命拾いしたところがあります。

 

 

 

 

 

 

というのも、

 

汐見先生が編集長の雑誌「エデュカーレ」読者の集いに、

 

縁あって、数年前に、参加しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

会場は八ヶ岳、清里の、清泉寮です。

 

 

 

 

 

 

 

そこで、沖ヨガの佐藤先生と出会ったのですが、

 

そこから不思議な流れで、

 

2か月間、只見の佐藤先生の道場で

 

自然ヨガ生活を送ることになりました。

 

 

 

 

 

その結果、元気を取り戻し、

 

手術を受ける決断ができ、

 

体調が回復。

 

 

 

 

 

 

田宮さんと出会い、

 

二人で会社を作って活動するようになりました。

 

 

 

このブログを書かせていただく時や

 

セミナーの時などにも、

 

感情の解放が起きて

 

その人らしい輝きがますます現れるように

 

祈りながらやっていることがあります。

 

(自己表現のお手伝い)

 

 

 

 

 

そういえば、近年では田宮さんと一緒に

 

ブログ塾の合宿を、

 

清泉寮で開催させていただくようになっています。

 

不思議な円環を感じずにはいられません。

 

 

 

 

 

一瞬の出会い、

 

ご縁の尊さを感じるとともに

 

わたしたち人間一人一人には本来、

 

それだけの力が授けられていることを感じます。

 

 

 

 

 

自分の世界など大したことがないと思って

 

内側に押し込めるのではなく、

 

限りなくすばらしいものなんだと思い出してあげる。

 

 

 

 

いまその感情を感じている自分を認めて、受け入れる。

 

 

 

そしてできるなら外側に表現してあげる。

 

形にしてあげる。

 

 

 

 

 

 

どんな形になるかは人それぞれで

 

音楽だったり、

 

絵だったり、

 

文章だったりするかもしれないし、

 

ふだんの誰かとのかかわりの中に

 

ふだんの仕事の中に

 

エネルギーや

 

気持ちをこめていくことなのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

たった一人がその道を選ぶことで

 

何かが広がっていき、

 

いつかどこかで誰かの命が、助かるのかもしれない。

 

 

 

 

 

人の命だけではなく

 

動物、緑の木々、花、虫、魚、

 

微生物といった地球の命たちにとって

 

より健やかな環境が作られるきっかけになるのかもしれない。

 

 

 

あきらめかけていた状況だって

 

変わるかもしれない、

 

はるか未来にわたって影響は続くかもしれないと

 

今改めて感じます。

 

 

 

 

それではどなたさまも暖かい午後をおすごしくださいますように!

 

 

今日も命にありがとうございます。

西田普

にしだあまね