愛する魂の冒険者たちへ
これはバリ島にある「グリーンスクール」です。
この不思議な建物が校舎です。
「世界でいちばん緑の学校」と言われるのがグリーンスクール。
大自然のなかに、ゆったりと、校舎が立ち並んでいるんです。
敷地内には川や山。畑。木々。
その中にある校舎はすべて竹を組んだ建物です。
自然素材なのに、
いや、自然素材だからなのか、
なんとも未来的なのが逆説的です。
進化した別の星の光景のようでもありました。
おもしろいのが、物理的に、壁がないこと。
象徴的だなって思いました。
山からの風がサーっと吹き抜けていくのを
肌や髪で感じることができます。
壁がない教室
散らかってますね
大きなパワーストーンが敷地内にありました。
何年前かな。雑誌編集長だった頃の写真。
畑も川も泥んこ遊び場もあります。
これは泥んこ遊び場
電気は水力や太陽光発電でほぼまかなっているそうです。
太陽発電！！！
屋根の形がUFOみたいです。
生徒の写真はNGなので、うつっていませんが、
ここを、世界からいろんな人種の子どもたちが走り回っていました。
年齢も様々。
なにか希望がわいてくる光景でした。
このグリーンスクール、
生徒の自主性を徹底的に重んじていることで有名です。
お子さんがここに通ってた
作家の奥平亜美衣さんのご縁で
取材させてもらったんですが、生徒だけじゃなく、
先生たちも、ニコニコしてさわやかなのが印象的でした。
確か、瞑想の授業もあったんじゃないかな？？
ある11歳の日本人の女子生徒は、
「何かあった時、先生に頭ごなしに怒られるのではなく、まず理由を尋ねられる」
と言っていました。
「生徒だけじゃなくて、先生も、幸せ。そんなこの学校が大好きなんです」
って教えてくれました。
10歳くらいから、ビジネスを立ち上げる子もいて、
生徒のアイデアで、
廃オイルをリサイクルしたスクールバスを走らせたり、
グッズを売って、バリ島の学校に通えない児童の学費を集めたり、
スーパーのビニール袋をなくす活動をしたりしているそうです。
こういう記事もありました。
ニュージーランドに二校目ができるそうです。
これからの教育の、一つのモデルとして、おもしろいと思うのです。
取材の後、西田の子どもたちに、
「グリーンスクールみたいな学校どう思う？」って話したら
「私も通いたい！いいなー」という子と、
「私は今の学校のほうがいい」という子にわかれました。
そうかもな、と思いました。
僕も公立校に通いましたが、楽しかったし、素晴らしい先生にも出会えました。
でも
選択肢があるといいですね。
日本各地にこういうところが出来たらいいなあと、思っています。
そしたら、たまたま再会した、
小学校時代の友人が、そういうプロジェクトを
立ち上げようとして調査してることがわかったということもありました。
こういうシンクロってあるのですね。
みんなが幸せに、自分らしく生きるための学校。
あったらいいな。
そういえば
八ヶ岳、原村の友人たちもそういうビジョンを
描いていると聞いてまたビックリ‼️
波動は共鳴しています。
偶然はないのかもしれない、、、
日本にも、自分を生きることを学べる学校があって、
その一つが、サドベリースクールです。
見学しましたら
カリキュラムもなければ、学年わけもない。
みんなが好きなことをしているんです。
勉強は、本人がやりたくなったら、ちゃんとできるようになっています。
学校の子供たちのエネルギーがあまりにも高くって、透明で、
僕もすごく元気になりました(^^)
精一杯、自分らしく生きて
次世代に幸せのバトン渡したい、、、
と今、榛名に向かいながら
改めて思っているところです。
母への手土産は鎌倉小川軒のレーズンウィッチにしましたよ。
今日も命にありがとうございます。
西田普
にしだあまね