愛する魂の冒険者たちへ

 

 

 

10月17日のあなたにおはようございます。

 

 

 

さて、今、断食生活をしていまして、

 

今日が最終日の6日目になります。

 

 

 

断食をするという行為には

 

いろんな効能というか

 

作用があるようでして・・・

 

 

 

空腹時には

 

人を若返らせるホルモンが出る、

 

なんていう話もあります。

 

 

 

今回は、

 

心身ともにより健康になっていくのに役立つといいなあ、

 

そうすると、1日も長く、

 

皆さんのお役に立つ活動を、楽しく元気にできるから、、、

 

というのが主な理由で

 

田宮さんと一緒に

 

岩手・花巻まで来たわけです。

 

 

 

そうではあるのですが、

 

同時に、

 

断食は、

 

ある意味で、

 

「あの世に近づいていく行為」でもあります。

 

 

 

なんせ食べないわけですからね〜。

 

 

 

擬似的に、安全に、

 

死に近づいていくことで、

 

自分を守るためにくっつけている

 

ヨロイみたいなものを脱いでいき、

 

 

 

(今回はそこまで行ったわけじゃありませんが)

 

 

 

最終的なところでは、

 

生まれてきた時や旅立つ時の

 

すっぱだかの姿に近い状態になって

 

「命の尊さ」に肉薄できる。

 

 

 

 

 

そういった意味も、断食にはあると思います。

 

 

 

 

 

で・・・

 

お腹が空いていくことで

 

感覚が鋭敏になったり

 

感情が波だったりすることもありますが、

 

 

 

不思議な

 

独特の静けさが湧いてくる瞬間があるんですよね。

 

 

 

 

それで昨日の夜、そうした

 

静かな時空間のなかに入っているとき、

 

 

 

 

 

ふとしたことからインターネットで

 

「愛の意味を、子供たちが語る」

 

というようなページを目にしました。

 

 

 

 

 

そこには例えば、

 

以下のような言葉が書いてありました。

 

(文意を損なわないよう、言い回しを変えてあります)

 

 

 

 

小さなおじいさんと、小さなおばあさんが、

 

長年、一緒にいて、相手のことをよく知っていても、

 

まだ、ともだちでいること。これが愛。 (6歳の男の子)

 

 

 

 

 

と、いうような言葉がいくつも並んでいまして、、、

 

いいなぁ、ほんとにその通りだなぁ、と。

 

 

 

こういう企画、僕もやってみたいなあ、

 

どんな回答が集まるだろう?

 

とか思っていたんですが、

 

以下の文章を読んだときに…

 

 

 

 

発表会のとき、ステージに上がったわたしは、

 

こわくなってしまいました。

 

客席にはたくさんのひとたちがいるからです・・・

 

ところが、その中で、

 

お父さんがニコニコして手を振っていました。

 

そんなことをしているのは、

 

わたしのお父さん一人だけでした。

 

わたしはもうすっかり、こわくなくなりました。 (8歳の女の子)

 

 

 

 

この文章を読んだ時になぜか、

 

先日この世から旅立った父が、

 

母と一緒に、

 

杖をつきながら、

 

僕が出演した合唱の舞台を

 

見に来てくれたときのことを思い出しました。

 

5年くらい前のことだったかな。

 

 

 

 

 

もちろん僕自身、

 

とっくに父親になっていますし、

 

愛する子供たちがいます。

 

僕は、その子供たちの舞台を見守る立場なわけです。

 

 

 

 

それでも、あのとき

 

父と母が高崎から池袋まで、

 

杖をつきながら

 

バスと電車を乗り継いできてくれて、

 

舞台を見てくれた。

 

 

 

父と母はどんな気持ちだったのかな。

 

僕はあのとき、どんな気持ちだったっけ・・・。

 

 

 

そう思ったら、

 

急に涙があふれて止まらなくなりました。

 

 

 

父が旅立ってから

 

初めてしっかり涙を流せた気がします。

 

 

 

 

 

この世界を作った存在は

 

愛そのものだと

 

賢者たちは言いますが、

 

本当かもしれませんね、、、

 

 

 

 

甘いも辛いもしょっぱいも酸っぱいも

 

そのほか、

 

いろいろと地上にはあるけれど、

 

それを知った上でも・・・

 

 

 

その気になれば、

 

無限の愛が流れているしるしが

 

そこかしこに見つかり、

 

 

 

 

 

自分の中からも

 

常に愛が流れていることがわかる。

 

 

 

わたしたちにこの神芝居の舞台が用意されていること自体にも。

 

 

 

 

 

だったら、あとは

 

自分が愛の水路になっていけばいいんだなあ、

 

 

 

 

杖をつくまで、

 

旅立つ時まで

 

ご縁のある方とそうやって

 

出会っていけばいいんだなあ、、、と

 

改めておもったしだいです。

 

 

 

 

あなたは創造主と直結する存在。

 

今日も愛でいっぱいの日曜日をお過ごしください。

 

 

今日も命にありがとうございます。

西田普

にしだあまね