愛する魂の冒険者たちへ

 

 

 

 

今日は、パートナーの田宮陽子さんの

 

お父さんの誕生日のお祝い会でした!

 

 

 

 

お誕生日おめでとうございます。

 

生まれてきてくださってありがとうございます!

 

 

秋分の日がお誕生日!!! なんかすごいです。

 

 

 

 

今年はご自宅におじゃまいたしました。

 

いつ伺ってもとても綺麗で、

 

ちりひとつ落ちていません。

 

 

 

 

さすが田宮さんのお父さん。

 

「父はお掃除が趣味というか、好きなんです」(田宮さん)

 

 

 

 

お母さんと弟さんのお写真が飾ってあります。

 

天国のお母さんと、

 

弟さんがお祝いに来ているような感覚があるんですよね。

 

 

 

 

 

お誕生日おめでとうございますの言葉が、こだまします。

 

 

 

あっ!すみません!ビールを注いでいただいてしまいました。

 

 

 

 

 

お父さんへの

 

お誕生日プレゼントは、、、

 


田宮さんが見立てたニットのベスト。

 

濃紺とブラウン。

 

どちらもツヤがあって、上品で、

 

質感がとてもいいです。

 

 

 

 

 

田宮さんのお父さんは、

 

いつもおしゃれだなぁと。

 

参考までにこれは去年の写真ですが、、、

 

ジャケットもシャツも、それから靴も、

 

「陽子が選んでくれたんですよ」と顔をほころばせるお父さん。

 

会社に行く時に役立つ品を選んでくれるので

 

とても嬉しい、とおっしゃいます。

 

 

 

 

 

田宮さんのお父さんは、

 

お若い頃、

 

働きながら夜学に通って卒業され、

 

公務員を長年務められた後、

 

70代のいまも民間の会社で、

 

4日、働かれているのです。

 

 

 

 

難関で知られている

 

一級建築士の資格もお持ちで、

 

寝る間も惜しんで

 

勉強されたようなのです。

 

 

 

 

 

 

「建築の図面を見るのが好きなんですよ」

 

と教えてくださったことがあります。

 

 

田宮さんの「働き者」「一生懸命やるパワー」のルーツは

 

ここにあったのか…と感じるんですよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実は、田宮さんのお父さんは、

 

ある著名な武術の跡取り(宗家)にあたる方でもあります。

 

 

 

 

 

 

日々、フルタイムでお忙しく働きながら、

 

さらに日本全国、海外にも支部がある

 

武道の宗家もなさっているのですから

 

これは大変なことだと思うんです。

 

 

 

 

 

 

昨年は

 

道を探求する人のための言葉、

 

「守破離」(しゅはり)について教えてくださいましたよ。

 

 

 

 

 

 

すなわち、

 

師匠の教えを学んで実践し(守)、

 

一定の境地まで達したら自分のスタイルを打ち出して(破)、

 

やがて一家を成していく(離)

 

 

 

・・・ざっくり申しますと

 

こうした探求者の成長段階を

 

守破離と呼ぶのですが、

 

 

 

 

 

田宮さんのお父さんはこうおっしゃいます。

 

 

 

 

 

「守破離といいますが、

 

私が思いますに、ほんとうは

 

守の時期がほとんどで、

 

破、離の時期は、

 

人生の最後のほうの

 

ほんの一時期というのがよいのではないかと思っているんです。

 

私などは全部、守でもいいくらいだと思っています」と。

 

 

 

 

これには、

 

歴史ある武術の宗家のバトンを受け取り、

 

実際に、真剣に道を探求している方ならではの迫力を感じましたよね。

 

 

 

 

 

さらに、

 

ある武術の達人の話として教えてくださったのが

 

「剣を振ったときにすっと音がする。

 

その、

 

剣の音が、

 

剣が、

 

〈今日はよくできた〉と教えてくれる境地がある」

 

ということなのです。

 

 

 

 

 

 

 

なんともすごい話です。

 

 

 

 

 

 

 

「私などはまだまだですが、

 

そういう境地があると知れただけでありがたいです。

 

どんなジャンルでも、こうした境地はあると思います」

 

とおっしゃるお父さんに、

 

感動してしまいました。

 

 

 

 

 

 

 

今年は、

 

「つきつめていえば、一番大事なのは、

 

間(ま)なんです」

 

と、間(ま)の重要性について教えてくださいましたよ。

 

 

 

 

間(ま)がジャストだと、

 

見ている人にも感動が生まれるのだそうです。

 

 

(そうでない場合は、まぬけ、となる)

 

 

 

 

 

 

 

 

宴もたけなわとなったところで、

 

なんとっっっ!

 

武術の奥義を記した貴重な本を

 

いただいてしまいました。

 

 

うわあ〜!!!ありがとうございます。

 

布張りの美しい本で、

 

ひと目見て、この本のエネルギーから、

 

どれだけ貴重な秘伝を記したものなのか

 

伝わってきました。

 

じっくり読ませていただきます〜!

 

 

 

「よかったですね!それはほんとうに貴重な本なんです」と

 

にこにこしている

 

田宮さん。

 

 

 

 

 

 

 

 

田宮さんのお父さんは、

 

僕の両親の状況のこともご存知で、

 

あたたかい

 

励ましのお言葉をいただいてしまいました。

 

 

 

お誕生日のお祝いにうかがったはずが

 

僕の方が救われたような気持ちになったのでした😂

 

 

 

 

 

ちなみに父からも何度か電話をもらいまして、

 

秋分の日、

 

癒しの時間をもつことができました。

 

ご先祖さまの計らいに感謝しています。

 

 

 

 

 

 

 

〜〜〜

 

 

田宮さん自身ブログに書いていますが、

 

ご家族が、一時期、

 

どれだけ大変なところをくぐり抜けてきたか・・・

 

 

実際にそれを乗り越えられてきた時期の

 

ご家族それぞれのしんどさは

 

いかほどだったでしょうか?

 

 

 

 

 

 

それでもこの秋分の日というタイミングで、

 

ご家族のたましいが

 

お父さんのお誕生日をいわう

 

晴れやかな空気の中に

 

つどっていらっしゃるんだな、と改めて感じ、

 

その場に加えていただいていることに

 

感謝の気持ちでいっぱいになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうそう、

 

「自分にパートナーがいるなら、

 

パートナーのご先祖様にも

 

日々感謝をするといいですよ」

 

と古神道のお師匠さんから教わって、

 

朝起きた時と夜寝る前に

 

田宮さんのご先祖様にも

 

感謝を捧げるようにしています。

 

 

 

 

そうすると、お師匠さん曰く、

 

「ご自身の応援団が増えると思ってください」とのことなのです。

 

 

 

 

 

 

 

確かに、自分にとって大切な存在、

 

家族が増えると、

 

自分が幸せに生きるためのパワーになりますよね。

 

 

 

 

 

 

 

たくさんのおみやげをスーツケースにつめて、

 

田宮さんと一緒に

 

帰路についたのでした。

 

 

 

 

 

笑顔の田宮さんが、

 

「西田さん今日は本当にありがとう」と言ってくれます。

 

こちらこそありがとう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やはり、出会いのかげには

 

計り知れない歴史の流れがあり、

 

それを実際に生きてきた人々の思い、

 

魂と魂が出会って、

 

スパークするような意味があるようです。

 

 

 

 

 

 

 

お誕生日おめでとうございます、

 

ありがとうございますと言う言葉にも、

 

はてしない奥行きがあるように感じているのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは、引き続き、素敵な秋分の日の夜を。

 

そして素晴らしい朝をおむかえくださいますように。

 

 

 

 

今日も命にありがとうございます。

西田普

にしだあまね