愛する魂の冒険者たちへ

 

 

 

8月12日のあなたにおはようございます。

 

 

 

さて。。。ライオンズゲートが開くとされているのは

 

だいたい今日いっぱい。

 

 

 

 

地域によって違いはあると思いますが

 

明日13日から

 

お盆の時期に入りますね。

 

 

 

 

ご先祖様に、

 

感謝を捧げるとよい時期です。

 

 

 

 

そもそも

 

お盆ってなんなのかな、

 

と思った時に、、、

 

 

あるとき、

 

近所の絶品インドカレー屋さんの

 

「香菜軒 寓」(こうさいけん ぐう)さんで

 

「流しのお坊さん」(フリーランスのお坊さん)の

 

ヒデさんに出会いました。

 

 

 

朗らかな楽しい方で

 

鎌倉の盆踊りに招かれて

 

お経をあげるのだとおっしゃっていました。

 

 

 

 

ちょっとピンときて、

 

ヒデさんに、

 

お盆について聞いてみたんです。

 

 

 

 

そしたら、

 

お盆というのは

 

「施餓鬼供養」(せがきくよう)をするおまつりなんですよ、

 

ということを教えてくれました。

 

 

 

 

 

 

餓鬼っていうのは、

 

何ですか、とたずねたら、

 

「お化けです」とのこと。

 

 

 

サンスクリット語という言葉で

 

ユーレイ、くらいの意味なんだそうです。

 

 

 

仏教には

 

生前、悪いことすると

 

「餓鬼道」に落ちちゃうという教えがあって、

 

餓鬼は、大変な苦しみを味わうのだとか。

 

 

 

自分の背中を食べないと生きていけない、とか

 

 

美味しい食べ物が目の前にいっぱいあるんだけど、

 

のどが針の穴になって食べられない、

 

 

手ですくったとたんに、食べ物がうん●になっちゃう、、、(ぐわあ〜)

 

 

などのショーゲキ的なお話をしてくれました。

 

 

 

 

餓鬼についての話は、

 

お釈迦様の時代に近い初期経典にすでに入っていたそうなんです。

 

 

 

それで、お盆は、

 

もともとは

 

この「餓鬼を供養する」、

 

浮かばれない霊を供養する

 

おまつりだということでした。

 

 

 

 

 

なんでも、

 

仏説裏盆経(ぶっせつうらぼんきょう)

 

というお経があって、

 

中国でできたお経だそうなんですが、、、

 

以下のような内容らしいんです。

 

 

 

 

 

修行をして神通力を得た偉いお坊さん、

 

「目連尊者」(もくれんそんじゃ)が、

 

ある時、

 

お母さんが「餓鬼道」(がきどう)に落ちてしまったのを、

 

神通力で知ったそうなんです。

 

 

 

 

自分をうみ、育ててくれた、やさしいお母さんが・・・!

 

無限の飢えに苦しんで、

 

ガリガリになっている。

 

 

 

 

 

お母さん、いま助けますよ!!!

 

このご飯やお水をどうぞ!!!と、

 

「目連尊者」は、

 

神通力でご飯やお水を送ってあげたけれど、

 

お母さんの口に届く前に

 

ことごとく燃え尽きてしまった。

 

 

 

 

一体、どうやったら助けられるのか???

 

 

 

 

「目連尊者」はお釈迦様のお弟子さんです。

 

お釈迦様にに相談したところ、、、

 

次のように、お釈迦様は答えたそうなんです。

 

 

 

 

「目連尊者」よ、

 

あなたのお母さんは、

 

生前、人に施さず、もの惜しみをしていたのです。

 

そのため、餓鬼道に落ちてしまったのですよ。

 

 

お母さんを救うには、

 

7月15日(旧暦)に修行を終えたお坊さんたちに、

 

ご飯や果物を振る舞い、水や寝具を提供するといいでしょう。

 

そうすれば、お母さんは救われるでしょう・・・

 

 

と。

 

 

 

「目連尊者」がその通りにしたところ、晴れて、

 

お母さんは餓鬼道から救われたそうなんです。

 

 

 

 

これが、お盆の、

 

施餓鬼供養の元になっているのだそうです。

 

 

 

 

インドカレー屋さんで、

 

カレーをいただきながらこの話を聞いたときの

 

ディープな気持ち。

 

なんとも言えない気分になりましたよね。

 

 

 

 

 

 

だって、えらいお坊さんの

 

「目連尊者」を育てたくらいだから、

 

きっといいお母さん、

 

すてきなお母さんだったんでしょう。

 

 

 

 

それでも、

 

自分の子だけを可愛がったからなのか、

 

わかりませんが、

 

他の人にじゅうぶんな施しをしなかったために、

 

餓鬼道に落ちちゃうなんて・・・(涙)

 

 

 

 

 

*調べると、この話には、

 

阿難尊者 (あなんそんじゃ)バージョンもありました。

 

それは

 

「このままではお前自身が、

 

3日以内に死んで餓鬼になってしまうよ」

 

と告げられた阿難尊者 (あなんそんじゃ)が、

 

同じように、僧たちに食事を提供したところ、

 

命が助かり、餓鬼になることからも救われた、という内容(ざっくり)。

 

 

 

 

 

 

このように

 

もとはといえば、

 

お盆って、浮かばれない霊をお助けする儀式だったわけです。

 

 

 

 

 

 

 

そして、それは同時に

 

 

 

困っている存在に慈愛の気持ちを持って

 

周囲に、自分ができる奉仕を差し出すことで、

 

自分自身の魂を救うおまつりでもあるんだ・・・

 

 

 

と、理解しました。

 

 

 

すると心の窓がパッと開くような思いがしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

こうしたことって、

 

知るだけで

 

運気が上がる大きな

 

きっかけになるんですよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

で、僕は

 

「流しのお坊さん」(フリーランスのお坊さん)の

 

ヒデさんに尋ねました。

 

 

 

 

 

 

 

「それでは、

 

僕ら一般人が、

 

餓鬼を供養するために、

 

できることはありますか?」

 

 

 

 

 

最初は

 

「基本的には、ないかもしれないですね」

 

と言っていたヒデさんですが、、、

 

 

 

 

「あ、そうだ」と

 

目を開いて、次のように話してくれました。

 

 

 

 

 

 

「これはお勧めできますね。

 

ご飯を食べるときに、

 

数粒だけ残して、

 

気持ちの中で、

 

どうぞお召し上がりくださいと、

 

捧げるのです。

 

7粒程度でいいでしょう。

 

 

ご飯を全部食べて、

 

あー美味しかったなあでもいいのですが、

 

それでは、

 

自分の満足だけで終わってしまうともいえます。

 

 

たった数粒でも、

 

餓鬼に捧げたり、

 

今も世界にたくさんいる、

 

ご飯を食べられない人に

 

喜んで差し上げたいという気持ちがあれば、

 

あなたのその気持ちから、

 

きっと何かが変わっていくでしょう」

 

 

 

 

 

ということで、

 

「分かち愛の心」が

 

供養になるということを話してくれたのでした。

 

 

 

 

 

 

以来、ヒデさんには会っていません。

 

実在の人物だと思うのですが

 

2年経つと、

 

ちょっとあやふやです。笑

 

 

 

 

 

 

 

 

こうした行為は、

 

何か効果を期待して行うようなものではないと思いますが、

 

巡り巡って「結果的に」

 

必ず、自分の人生を豊かにし、

 

運気を高めてくれると教わっています。

 

 

 

 

 

お盆の時期の開運法として、

 

ピンときた方は試してみてくださいね。

 

 

 

 

いずれにしましても、

 

きっとあなたは

 

2021年のお盆、笑顔あふれる時間を

 

たくさん過ごされることでしょう。

 

 

 

すてきな8月12日をお過ごしくださいね。

 

 

 

今日も命にありがとうございます。

西田普

にしだあまね

 

 

 

 

 

 

 

 

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