愛する魂の冒険者たちへ
今日は、夏が旬のゴーヤの話題です。
あのオツな苦味が大好きでして
ゴーヤチャンプルを思い浮かべると
よだれが・・・(失礼しました)
実は
ゴーヤを患者さんに勧めて、
糖尿病の改善に大きな成果を上げている医師がおられます。
下津浦内科医院の下津浦康裕先生によると、
ゴーヤを常食された患者さんのほとんどが、
血糖値が下がり始めたそうです。
なかには、324㎎/㎗もあった血糖値が、
3ヵ月で90㎎/㎗まで下がった例も。
ゴーヤに含まれる苦み成分の「チャランチン」には、
インスリン(血糖値を調節するホルモン)と似た働きがあり、
同じく苦味成分のモモルデシンにも、血糖降下作用があるとのこと。
すごいぞチャランチン!
やるなモモルデシン!!
さらに、ゴーヤにはビタミンB1や、
食物繊維も豊富で、
血糖値のほか、血圧、脂肪肝の改善、
肥満の解消も望めるそうなんです。
先生自身も、
ゴーヤをジュースにして毎朝飲んだところ、
4ヵ月で体重が86㎏から79㎏になり、
7㎏のダイエットに成功。
ということで、
これから夏のシーズンには、
食生活に積極的に取り入れてみたくなりますね。
ゴーヤチャンプルー、
ゴーヤのおひたし、
ゴーヤの塩もみ、などなど、、、美味しいですよね。
独特の苦味がたまりませんが、
あの苦さが苦手な方には、
ちょっとした工夫で、苦味がぐっと減る方法もあります。
その一つ、
ゴーヤ茶は、
三浦俊宏先生(鈴鹿医療科学大学保健衛生学部教授)が勧めているものです。
ゴーヤの種やワタを取り除かずに、
身をそのまま5ミリ薄切りにし、
天日干しにします。
このカラカラに干したものを
夜間で10分ほど煮出して作るだけ。
これなら、一度作っておけば、飲みたいときにすぐ作れますね。
三浦先生は、ゴーヤが血糖値を下げることを動物実験で確かめ、
肥満の解消にも素晴らしい効果が得られることを断言しています。
特に「たね」に含まれる不飽和脂肪酸が、ダイエットに役立つそうなんです。
なので、たねごとお茶にするゴーヤ茶は、理にかなってますね。
ゴーヤはビタミンC、
β-カロチンやビタミンB1なども含まれているので、
暑さが本番になって夏バテしやすい
これからの時期、活用したいですね。
しかも通常、ビタミンCは加熱すると
壊れやすい性質を持っているのですが、
ゴーヤのビタミンCは熱に強いという
特長を持ち、加熱しても壊れにくいそうなんです。
もう一つは「ゴーヤの酢漬け」です。
ゴーヤをスライスして酢につけるだけ。
3日ほどで食べられるようになります。
酢にも、疲労解消や、
血糖値を安定させる効果が期待できるし、
ダブルで効くわけです。
ゴーヤの苦味が苦手な方は、「出し昆布」を一緒につけると
まろやかになるそうですよ!
この本に詳細
今日も命にありがとうございます。
西田普
にしだあまね