愛する魂の冒険者たちへ

 

 

 

 

 

 

今日は、パートナーの田宮陽子さんの

 

お母さんの命日だったのです。

 

 

田宮さんとお父さんで、お墓参りにいってきた

 

田宮さんの記事、

 

胸に響きました。

 

手を合わせ、感謝を送ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

西田も最近、父母と電話で話をするたびに

 

魂の旅路について

 

思いを馳せるような時間になっています。

 

 

 

 

ありがたい、と思いますし、

 

嬉しさを感じることも、

 

ときには、

 

言いようのない疲労感を感じることもあります。

 

 

 

 

名付けようのない感情が胸に浮かぶこともあるんですよね。

 

 

 

 

だれもが体験する

 

生と死というものは、

 

なぜ、設定されているのでしょうか?

 

 

 

 

こんなに激しい喜怒哀楽や

 

この世の光と闇をなぜ目にするのでしょうか。

 

 

 

で、、、

 

そう思うたびに、

 

「この問いを浮かべることができる、

 

それじたいが

 

恵まれていて、幸せなことなんだ」

 

とささやく心の声があります。

 

 

 

 

 

以下もご参考までシェアさせていただきます。

 

〜〜〜

 

 

 

 

雑誌編集者時代に

 

お目にかかった素晴らしい先生方は

 

たくさんおられるのですが、

 

当時、東京大学病院の救急医療のトップで

 

東大医学部教授を務めておられた

 

医師の矢作直樹先生のお姿と

 

お話しは鮮烈な印象で

 

心に焼き付いています。

 

 

 

 

 

日本で誰よりもたくさんの命を救い、

 

誰よりもたくさんの命を見送っているのではないか、、、

 

と評されていた矢作先生と

 

ご一緒に八ヶ岳まで行ったことがあります。

 

 

 

矢作先生は、道中、ほんとうに

 

気さくにお話ししてくださいました。

 

 

 

 

とてもキラキラした目、

 

まっすぐ伸びた背すじ、

 

そして、僕などにもったいない!と思えるほど

 

深く、長い、お辞儀。

 

 

 

 

僕が顔を上げた後、

 

たっぷり3秒くらいはまだ

 

お辞儀されていた気がします。

 

この3秒は永遠を感じる3秒でした。(笑)

 

 

 

 

そして、

 

完全にリラックスされた

 

風通しのいい、笑顔。

 

 

 

 

印象的なお話も伺って、

 

その内容ももちろんですが

 

そうした所作や雰囲気が渾然一体となって

 

思い出の中で発光しています。

 

 

 

矢作先生の著作は

 

ほとんど読ませていただいていると思いますが、

 

ゆほびかに以下のようなお話を

 

お寄せくださったことがあります。

 

 

 

 

●人間の本体は魂。「内なる声」に従って目の前のことに全身全霊で向き合う


元東京大学医学部附属病院救急部・集中治療部教授 矢作直樹先生

 

(前略)・・・ここで、

 

「なぜ人間は生まれ変わりを繰り返すのか」

 

という問いに答えさせていただくなら、

 

それは、意識の進化のためだと思います。


「意識を進化させるという、

 

生まれてきた目的を果たすにはどうすればよいか?」

 

と問われれば、

 

目の前のことを、真心をこめて、

 

やればいいだけですと答えます。

 


「目の前のことや、目の前の人に

 

全身全霊で向き合うことの意味とは何か」

 

と聞かれれば、

 

そこで意味を問うことそのものが

 

意味のないことであると答えます。

 


単に全身全霊で向き合えば、

 

やがてわかってくるのではないでしょうか。

 


子どもが転んだひょうしに、お母さんがパッと手を差し伸べる。


そのとき、そこには真心があります。

 


人生において、

 

「こうしなければならない」ということは、

 

実はそんなにありません。

 


亡くなるとしても、

 

それは一つの運命であり、

 

「生まれる前に戻るだけ」と思えるなら、

 

死に対しても自然体で向き合えるのではないかと思います。


もちろん、魂の行き場所は、人によって違うでしょう。(中略)

 


では、我々が生を受けたこの世界、

 

この次元はなんのためにあるのでしょうか。

 


いろいろな言い方はできますが、

 

この世は「陰と陽」「愛と憎」「生と邪」など、

 

さまざまなことを、

 

二項対立の形で学ばせていただく場なのだと思います。


「愛」といったときに、

 

実は一見、愛でないものも大きな愛の一部であり、

 

それは例えば「悪」であったり、

 

「影」「不幸」「病気」であったりするかもしれない。


そういうことを学ぶ場なのだと思っています。(後略)


(ゆほびか2014年12月号89~90pより抜粋、矢作直樹先生・談)

 

 

 

 

この号の「あの世と魂の話」特集では、

 

矢作直樹医師、

 

鎌田實医師、

 

小林弘幸医師、

 

萩原優医師、

 

長田夏哉医師、

 

枡野俊明住職らの、

 

深く染みるお話をご紹介しました。

 

印象に残っている特集です。

 

☆☆☆

 

 

 

矢作先生のブログを探したのですが

 

現在、

 

山岳の美しい写真や、提言など、

 

Facebookで情報発信をしておられるようです。

 

 

 

 

 

この世とあの世について

 

「感じる」ことは

 

いまを健康的に生きるうえで

 

とても、重要だと思います。

 

 

 

 

 

あとは、、、

 

自分に与えられた命を

 

実生活の中で

 

せいいっぱい生かしていく

 

 

 

それが、2021年という

 

稀有なタイミングで

 

肉体を持っている私たちの、

 

今ならではの

 

チャレンジであり、

 

叶えられた祈りなのかもしれない、という気がします。

 

 

 

 

日常いろいろ大変な思いも味わうわけですが、

 

だからこそ計り知れない価値があるのかもしれません。

 

 

 

それでは引き続き素敵な夜を、

 

そして快適な朝をおむかえくださいますように。

 

 

今日も命にありがとうございます。

西田普

にしだあまね