愛する魂の冒険者たちへ
一粒万倍日の夜、いかがお過ごしでしょうか。
生きているといろんなことがありますね。
嬉しいこと、楽しいこともあれば、
悲しいことも、
怒りを感じることも、
しんどさや無力感を感じて
呆然とすることだってあったりします。
ただでさえ
現代の情報社会では、
膨大な情報が流れているため
脳が常に酷使され、
興奮し続けているそうです。
そのため、疲労感やだるさといった
身体症状が現れることがあるそうなんです。
最新医学では
「脳疲労」こそが、
からだの疲労感の
真の原因だということが
わかってきているんですよね。
慢性的な疲労感の原因は
体ではなく
脳の疲労だった・・・
そんなことを
最初に知ったときは驚きました。
脳疲労の軽減には
いろんな方法があることがわかっています。
ひとつには
「鶏のムネ肉を食べる」こと。
なぜかといえば
イミダゾールジペプチドという
脳疲労を解消する物質が
含まれているそうなのです。
渡り鳥が長く飛べるのはこの物質のおかげなのだとか。
NHKでも取り上げられていますね。
もう一つがサングラスをかけること。
目から入る紫外線を軽減することで
脳疲労が緩和されるそうです。
もう一つ。
ある医師によれば、
過度にネガティブな感情を持ち続けることで
脳に大きな負担がかかって、脳疲労の状態に陥ることがあるそうです。
誰でも喜怒哀楽は感じるものですが
心に不安、心配、怒り、悲しみなどの感情が
継続的に存在すると
脳が疲れやすい、とのことなのです。
そこで本日、一粒万倍日に
癒しのケアとして
お勧めしたいのが・・・、
自分の「いわゆるマイナス感情」を
「そうなんだね」と
認めて、受け入れることです。
どんな感情も、自分の心が感じています。
それを否定せずに
認めて、受け入れることで、
緊張がゆるんで、
体の疲労や、不快症状も緩和していくことがあります。
ここでは
大正時代に日本で生まれた手技療法の一つ
「仁神術」の
応用テクニックをご紹介します。
第二次大戦後に、
日系アメリカ人のメリー・バーマイスター氏の尽力により、
仁神術は、世界中に広まりました。
アメリカ、ドイツ、イギリス、スペイン、アイルランド、
台湾、シンガポール、オーストラリア、ブラジルなど
全世界で1万3000人以上のかたが活用。
医療現場でも用いられているそうです。
この仁神術が
感情のケアに抜群の効果を発揮するのです。
手の指が、
次のように「人の感情」と結びついていると考えます。
親指・・・心配
人差し指・・・恐れ
中指・・・怒り
薬指・・・悲しみ
小指・・・がんばりすぎ
そっと、脈を感じるような感覚で、
つかんでみるだけで、
感情の荒波が鎮まっていきます。
(強くつかみすぎないのがコツ)
実は、東日本大震災でも、
ボランティアのかたがたが、
指つかみを活用し、
さまざまなかたの心身を癒していたそうです。
今日は、これを応用してみます。
簡単です。
自分の手の指を、
親指から順番に
握りながら、
自分のマイナス感情を認めていく言葉を、
自分に言ってあげます。
親指を握りながら、
「心配しているんだね。いいんだよ」
人差し指を握りながら、
「怖いんだね。いいんだよ」
中指を握りながら、
「怒っているんだね。いいんだよ」
薬指を握りながら、
「悲しいんだね。いいんだよ」
小指を握りながら、
「がんばりすぎているかもね。いいんだよ」
これを順番に、
自分を慈しむようにやってみると、
頭の芯にジーンと響きわたるような
なにかを感じるかもしれません。
自分は今やってみたら
胸のあたりがうんとリラックスするのを感じました。
お金も時間もかかりません。
一粒万倍日の今日、お風呂の中でやってもいいと思います。
しんどいときや疲れたとき、
不安感や緊張感が高まった時などにも
試してみてくださいね。
自分を大切にすると
運気は必ず上がっていきます。
それでは引き続き快適な夕べをお過ごしください。
今日も命にありがとうございます。
西田普
にしだあまね