愛する魂の冒険者たちへ

 

 

 

 

 

私たちは「風の時代」の到来へ向けて、

 

全速力で今を駆け抜けています。

 

 

 

 

 

これからますます、

 

自分の内側から、

 

「創造の魔法」を発揮していくことになるでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

そのとき、私たちは、

 

「宇宙から降り注ぐ幸運のエネルギー」を

 

これまで以上にしっかりと受け取って、

 

活用していくことが必要になると思います。


 

 

 

 

 

 

そこで注目したいのが、

 

私たちの「手の指」です。

 

実は、私たちの「手の指」は、

 

体の臓器や、

 

感情をケアするために役立つ

 

「ヒーリングポイント」であり、

 

かつ、宇宙とつながるアンテナでもあるのです。

 

 

 

 

 

 

たとえば、手の親指は、

 

「金星からの幸運エネルギー」を受け取っています。

 

 

 

 

 

金星からの幸運エネルギーとは、

 

なにかといいますと、

 

愛情運、健康運、家庭運、

 

このあたりに

 

幸運をもたらすエネルギーなんですよね。

 

 

 

 

 

 

 

残りの指は、どんな運気に関係するのでしょうか?

 

 

 

 

自分が得たい運気を、

 

惑星から存分に受け取るには

 

どうすればいいのでしょう?

 

 

 

 

 

 

 

 

今日はそのヒントを

 

「アマテラス!」に連載中の

 

「世界一髪が長い女の子 かみながこちゃんの冒険」

 

第5話 世界に闇と光を創造する「魔法の指」はどの指だ!?

 

からお届けしたいと思います。

 

 

 

*これまでのお話


第1話 冒険の始まり 

https://amaterasu-hikari.jp/_ct/17350427


第2話 髪の力 

https://amaterasu-hikari.jp/_ct/17351775


第3話 光のバリア 

https://amaterasu-hikari.jp/_ct/17385510


第4話 黒い犬と「精神の餌」

https://amaterasu-hikari.jp/_ct/17401575


上記のリンクかからお読みいただけます。

 

(自分と家族の魂を救うために、

 

世界の柱を取り戻そうと

 

異界を旅する女の子が、

 

運気アップの知恵を学びながら成長していくストーリーです)

 

 

 

〜〜〜

一番強力な『創造の魔法』が

宿っているのは、どの指だ?

 

 

「ぐわあ〜!」と言いながら、黒い犬は燃えています。

 

 

「あ・・・な・・・? 火、火、水、水」

 

 

かみながこちゃんはキョロキョロして、

 

周囲に水がないかどうか探しました。

 

海だ!

 

 

 

髪の毛をバケツに変えて、

 

ザバザバかけてあげましたが、

 

まったく炎は消えません。

 

黒い犬はぶるぶるふるえながら、

 

直立不動で立っています。

 

 

 

 

「ありがと、ありがと・・・

 

優しくしてくれてありがと。

 

でも、ごめんね。やっぱり、

 

すんなり通してあげるわけにはいかないんだお!」

 

 

 

燃え上がりながらも普通にしゃべり続ける犬の様子をみて、

 

かみながこちゃんは、ちょっとホッとしました。

 

 

 

 

「だお、って、あなた、そんなので平気なの?

 

どうしちゃったのよ?」

 

 

 

「僕は大丈夫なんだお。

 

もう慣れっこだから。

 

それより、定められた質問をしなければならない・・・んだお。

 

答えられたら通してあげる。

 

 

両親をまだ許せないとしても、

 

この質問に答えられたら、

 

ここを通る資格があるかもしれない。

 

 

答えられないのなら、この先の道のりは、

 

君には危険すぎるからダメだおっ」

 

 

 

 

「なんですってェ〜! 

 

何よ、あんたなんか・・・


あんたが通さないって言ったって、私は行くんだから」

 

 

 

「さぁ、答えたまえ・・・だお。

 

一番強力な『創造の魔法』が宿っているのは、どの指だ?

 

世界に光と闇を創造するのは、どの指だ?

 

世界の柱を創造するのは、どの指だ??

 

さあ、さあ、さあ!」

 

 

 

 

と、犬は5本の指を開いて、

 

右足を差し出してくるのです。

 

気がつくと犬の足の指が

 

「人の手の形」になっています。

 

うっすらと5本の指の「りんかく」が輝いています。

 

 

 

 

「わ! ちょ・・・なんで人の手ぇ。きもいよ。

 

え? 創造の魔法? 

 

どの指かって?

 

一番パワフルな指ぃ? なんのことよ?」

 

 

 

 

「この質問に答えられるならば!

 

君は宇宙のパワーを使いこなして、

 

創造の魔法を使いこなせる・・・んだお。

 

 

両親をまだ許せないんだとしても、

 

それなら、ここを通って大丈夫。

 

 

そうでないならば、それまでってこと。

 

ダメなんだお。

 

もうあきらめるほうがいいんだお!」

 

 

 

 

かみながこちゃんは、目をひんむいて怒りました。

 

髪の毛がブンブンうなって暴れ出しています。

 

 

 

そのとき、犬の人差し指から

 

「びりびりびり」

 

と電気のようなものが走って、

 

近くの木に届いたかと思うと、突然、

 

その木に真っ赤な花が咲きました。

 

 

 

「花が咲いた!」

 

かみながこちゃんはその花を見て、思い直しました。

 

 

 

・・・金持ち喧嘩せず、っていうじゃない。

 

私はお金持ちってわけじゃないけど、

 

「心はいつも豊かでありなさい」って教わっている子なんだよ。

 

 

だから、この犬をとっちめても

 

しょうがないことくらいはわかる。

 

 

なにしろ、正解すりゃ、いいんでしょ。

 

外れたら、そのときはそのときだよ。

 

 

髪の力を使って、犬をちょっとだけ、おどかしゃいいのよ。

 

うーん、どの指だろう、どの指だろう。

 

 

 

 

 

「さあ、どの指だ!」

 

「ちょっと待って!」

 

 

 

 

・・・魔法の指。

 

何かを指差す、人差し指かな。

 

それとも、一番、長くて、中心にある中指?

 

それとも、薬指っていうくらいだから、

 

薬指にパワーがあるのかな。

 

それとも案外、一番かわいらしい小指?

 

いやいや、親指がないと、

 

手はものを握れないって聞いたことがあるし!

 

わーん・・・どれだろう。

 

 

 

 

犬は、軽くせきばらいしています。

 

 

「あのね、なんならヒント、あげてもいいんだお」

 

 

「え! そんな、あるなら早く教えてよ」

 

 

「じゃあね、特別だよ。さっき優しくしてくれたから」

 

 

 

「さっきって? 塩水、ぶっかけたこと? 

 

あんなので? あんたって・・・」

 

犬はちょっと笑ったように口を曲げました。

 

 

5本の指は
「惑星からの幸運エネルギーを
受け取るアンテナ」

 

 

 

「・・・ヒントを教えてあげる。

 

指ってね、惑星からの幸運エネルギーを

 

受け取るアンテナなんだお。

 

 

で、受け取るだけじゃなくて、

 

自分から発信もしている。

 

一種の放送塔でもあるんだお。

 

 

 

親指は、金星からの幸運エネルギーを受け取っている。

 

金星からの幸運エネルギーっていうのは

 

なんなのかっていうとね、

 

愛情、健康、家庭とか、

 

その辺りに幸運をもたらすエネルギーなんだお」

 

 

 

ふいに、かみながこちゃんは、

 

どこかの森の中で、

 

家族と一緒に、

 

夕暮れ時に光る一番星を眺めたことを思い出しました。

 

一番星は、金星。宵(よい)の明星ともいうんだよね。

 

 

「そうさ。宵の明星は、旅人の足に力を与える。

 

家路に急ぐ人の顔には、ほほえみを与えてくれる星なんだ」

 

 

夕闇の中の言葉・・・パパが言っていたんだっけ? 

 

あのとき私、みんなとキャンプ場で焚き火をしていたんだっけ? 

 

あれ、はっきり思い出せないや。

 

 

 

 

 

「・・・どういうこと? それぞれの指に、そういう意味があるの?」

 

 

 

「そうなんだお。今から教えてあげる。

 

それが全部ヒントだから、よぉく考えてね」

 

 

 

「わかったわよ、じゃあ、人差し指は?」

 

 

 

「人差し指は、木星からのエネルギーを受け取っているんだお。

 

木星からの幸運エネルギーは、

 

リーダーシップ、向上心、積極心に関わっているんだお!」

 

 

 

「リーダー? だから、いちばーん、っていうときに、

 

人差し指を立てるわけね」

 

 

 

「そういうわけだお。

 

中指は土星からの幸運エネルギーを受け取っている。

 

集中力、忍耐、自制心、

 

思慮深さなんかに関わるんだお」

 

 

 

「あ、それ、全部、私の足りないやつだぁ」

 

 

 

「そういう場合は、中指を毎日、

 

よく揉んだり、こすったりするといいんだお」

 

 

 

「えっホント! へえっ! いいこと聞いた!」

 

 

 

「やってみて。

 

他の指ももんだりこすったりすると効くから。

 

 

薬指は、太陽からの幸運エネルギーを受け取っている。

 

太陽から、成功、人気、富、芸術性、

 

才能発揮のエネルギーを受け取っているんだお。

 

パートナー運も関係しているんだお」

 

 

 

 

「なんか薬指って、すごいんだねぇ」

 

 

 

 

「なんせ太陽だからね。

 

小指は、水星からのエネルギーを受け取っている。

 

コミュニケーション能力、商売運、

 

交通安全に関係があるんだお。

 

 

わかった?

 

指は、常に宇宙からエネルギーを受け取っていて、

 

それが24時間、

 

その人の運気に影響を与えているんだお!

 

だから、指を大切にすること。清潔にすること。

 

 

 

そして、忘れちゃならないのは、

 

受け取るだけじゃなくて、

 

自分の指から、いっつもエネルギーが出ているってことなんだお。

 

つまり、自分の周囲に、

 

24時間、影響を与えているんだお!!

 

以上だお。

 

さ、わかったぁ!? 答えて」

 

 

 

 

「えっ!? ヒント、これで終わり?

 

ってことは、それぞれのエネルギーの中で、

 

どれが大事かを答えろってこと?

 

 

ええっとー、

 

愛情と健康、

 

向上心とリーダーシップ、

 

集中力や思慮深さ、

 

成功や人気や才能、

 

コミュニケーションと商売、

 

どれが一番大切かって!?

 

そんなのわかんないよ」

 

 

 

と言いながら、かみながこちゃんは中指をマッサージしました。

 

 

 

 

「まだか、まだか?

 

どの指か? この指か? 

 

さあ、君が、これだ! と思う指を、むんって、つかむんだお。

 

さあ、さあ、さあ!」

 

 

 

と、黒い犬は、自分の手(足!?)を差し出して迫ってきます。

 

 

 

「なによぉ・・・。

 

なんか、数が多かったのは薬指だったから、薬指?

 

でも、なんかひっかかるわね」

 

 

 

こんなに急がせるのも変だ。

 

そうだ! きっと、これはひっかけ問題よ。

 

こういうときは、初めから「話の流れ」ってものを見てみなきゃ、

 

引っかかっちゃう。

 

 

 

 

・・・そうか! 

 

「わかったわ。創造の魔法が宿っているのは、この指よ! どう!?」

 

 

(第5話終わり。第6話へ続く)

 

 

 

 

 

〜〜〜

 

 

お話の続きは、無料のインターネットマガジン

 

「アマテラス!」でお届けしていきますね。

 

(田宮さんの連載なども掲載しています)

 

 

 

 

 

 

 

 

上記の「惑星と運気と指の関係」は

 

数千年の歴史を持つ手相学によるもので、

 

ある賢者から教えていただいたものです。

 

まとめますと

 

 

 

 

親指:金星からの幸運エネルギーを受け取っている

 

主に、愛情運・健康運・家庭運に関係する

 

 

 

人差し指:木星からの幸運エネルギーを受け取っている

 

主に、リーダーシップ、向上心、積極心に関係する

 

 

 

中指:土星からの幸運エネルギーを受け取っている

 

主に、集中力、忍耐、自制心、思慮深さに関係する

 

 

 

薬指:太陽からの幸運エネルギーを受け取っている

 

主に、成功、人気、富、芸術性、才能発揮、パートナー運に関係する

 

 

 

小指:水星からの幸運エネルギーを受け取っている

 

主に、コミュニケーション能力、商売運、交通安全に関係する

 

 

 

 

自分が「この運を得たいな」と感じるものがあったら、

 

その指を、よくもんだり、こすったりします。

 

 

 

指を大切にして、つめはキレイにしておくと

 

運気アップにつながります。

 

 

 

 

さらに、物語の中には書いていませんが、

 

ある賢者から、

 

 

「自分が欲しいエネルギーと対応する

 

指の爪に、

 

小さな白い点を書き入れることで、

 

奇跡的に運気が上がることがあります」

 

と教わったことがあります。

 

 

マニキュアでもペンでもいいそうです。

 

 

西田は修正液でやっていた時期がありますよ。笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

きっとあなたはますます幸運の波に乗って

 

この秋以降を過ごしていかれることでしょう。

 

 

明日も素晴らしい朝をおむかえくださいね。

 

 

今日も命にありがとうございます。

西田普

にしだあまね