愛する魂の冒険者たちへ

 

 

今日は、パートナーの田宮陽子さんの

 

お父さんの誕生日のお祝い会でした!

 

 

 

お誕生日おめでとうございます。ありがとうございます!

 

 

横浜の名店、崎陽軒の中にある中華料理店で、

 

田宮さんが予約してくれたコースをいただきました。

 

 

 

かんぱいの言葉と、

 

お誕生日おめでとうございますの言葉が、

 

ここに、嬉しく楽しく響きます。

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらのお店は田宮さんファミリーにとって

 

特別なお店で、

 

ご家族でお祝いの時などに

 

何度も足を運んだお店なのだそうです。

 

 

 

 

 

 

その頃のこだまがなんとなく感じられるような気がして、

 

嬉しそうな田宮さんのお父さんと、

 

田宮さんを見ていたら、

 

天国のお母さんと、弟さんが遊びに来ているような感覚がありました。

 

 

 

 

 

 

 

プレゼントは、

 

田宮さんが見立てたネクタイ2本と、

 

ベルトです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

田宮さんのお父さんは、

 

いつもおしゃれだなぁと思ったら、

 

実は、こちらのジャケットもシャツも、

 

それから靴も、

 

「陽子が選んでくれたんですよ」と顔をほころばせるお父さん。

 

 

 

 

ネクタイも、ベルトも、

 

会社に行く時に役立つので、

 

「それが1番嬉しい」と、

 

今も現役で働かれているお父さんがおっしゃいます。

 

 

 

田宮さんのお父さんは、

 

お若い頃、

 

働きながら夜学に通って卒業され、

 

公務員を長年務められた後、

 

70代のいまも民間の会社で、

 

4日、働かれているのです。

 

 

 

 

 

 

なんと、難関で知られている

 

一級建築士の資格もお持ちで、

 

おそらく寝る間も惜しんで

 

勉強されたのではないかと思うんです。

 

 

 

 

 

 

「建築の図面を見るのが好きなんですよ」

 

とニコニコしながら話すお父さん。

 

 

田宮さんの「働き者」「がんばりやさん」の源は

 

ここにあったのか…と感じるんですよね。

 

 

 

 

 

 

今日は

 

「陽子さんをどのように子育てなさったんでしょうか」

 

と聞いてみたんです。

 

 

 

 

 

すると、田宮さん自身が答えてくれて、

 

田宮さんのお母さんは、

 

小さい頃から田宮さんに

 

本をいくらでも買ってくれたそうなんですね。

 

 

 

 

そして中学生くらいから

 

田宮さんは、本好きのお母さんの本も

 

次々と読むようになっていたとのこと。

 

 

 

 

そして

 

「父からは、

 

働く姿を見せていただいたり、

 

若い頃から働きながら勉強していたことなどを

 

聞かせていただいたりしながら育ちました」と。

 

やはり背中をみて、行動を見て、

 

子は育つのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

実は、田宮さんのお父さんは、

 

ある著名な武術の跡取り(宗家)にあたる方でもあります。

 

 

 

 

 

 

日々、フルタイムでお忙しく働きながら、

 

さらに日本全国、海外にも支部がある

 

武道の宗家もなさっているのですから

 

これは大変なことだと思うんです。

 

 

 

 

 

 

この日も、道を探求する人のための言葉、

 

「守破離」(しゅはり)について教えてくださいましたよ。

 

 

 

 

 

 

すなわち、

 

師匠の教えを学んで実践し(守)、

 

一定の境地まで達したら自分のスタイルを打ち出して(破)、

 

やがて一家を成していく(離)

 

 

 

・・・ざっくり申しますと

 

こうした探求者の成長段階を

 

守破離と呼ぶのですが、

 

 

 

 

 

田宮さんのお父さんはこうおっしゃいます。

 

 

 

 

 

「守破離といいますが、

 

私が思いますに、ほんとうは

 

守の時期がほとんどで、

 

破、離の時期は、

 

人生の最後のほうの

 

ほんの一時期というのがよいのではないかと思っているんです。

 

私などは全部、守でもいいくらいだと思っています」と。

 

 

 

 

これには、

 

歴史ある武術の宗家のバトンを受け取り、

 

実際に、真剣に道を探求している方ならではの迫力を感じましたよね。

 

 

 

 

 

さらに、

 

ある武術の達人の話として教えてくださったのが

 

「剣を振ったときにすっと音がする。

 

その、

 

剣の音が、

 

剣が、

 

〈今日はよくできた〉と教えてくれる境地がある」

 

ということなのです。

 

 

 

 

 

 

 

なんともすごい話です。

 

 

 

 

 

 

 

「私などはまだまだですが、

 

そういう境地があると知れただけでありがたいです。

 

どんなジャンルでも、こうした境地はあると思います」

 

とおっしゃるお父さんに、

 

なんだか感動してしまいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

その間ずっとニコニコして

 

とてもうれしそうにしている

 

田宮さんを横に感じながら、

 

僕もやたらと幸せな気持ちになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

西田からは、

 

田宮さんが日々、

 

どんなに読者さんのことを考えて

 

一生懸命ブログを書いたり

 

YouTubeで話したりして、

 

喜ばれているかや、

 

読者さんからの声などをあらためてお伝えしました。

 

 

 

 

 

 

 

「それは本当にありがたいことですね。

 

ブログのアクセス数がそんなにあるなんて、

 

私には想像もつきません。

 

そうして声を寄せてくださる

 

すばらしい読者の方に恵まれているのも、

 

ありがたいことです」

 

とおっしゃっていましたよね。

 

 

 

 

 

 

田宮さんのご家族が、一時期、

 

どれだけ大変なところをくぐり抜けてきたかを、

 

僕は話では聞いていますが、

 

実際にそれを乗り越えられてきた時期のしんどさは

 

いかほどだったでしょうか?

 

 

 

 

 

 

それでも

 

そのご家族のたましいが

 

今この思い出のレストランに、

 

晴れやかな空気の中に

 

つどっていらっしゃるんだな、と改めて感じ、

 

 

 

その末席に座らせていただいていることに

 

感謝の気持ちでいっぱいになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに

 

「自分にパートナーがいるなら、

 

パートナーのご先祖様にも

 

日々感謝をするといいですよ」

 

と古神道のお師匠さんから教わって、

 

朝起きた時と夜寝る前に

 

田宮さんのご先祖様にも

 

感謝を捧げるようにしています。

 

 

 

 

そうすると、お師匠さん曰く、

 

「ご自身の応援団が増えると思ってください」とのことなのです。

 

 

 

 

今日感じたのは、

 

確かに、自分にとって大切な存在、

 

家族が増えると、

 

自分が幸せに生きるためのパワーになりますよね。

 

 

 

 

 

 

 

そんなことを思いながら、

 

再会を約束して、

 

帰路についたのでした。

 

 

 

 

 

笑顔の田宮さんが、

 

「西田さん今日は本当にありがとう」と言ってくれる姿に

 

こちらこそありがとう!の気持ちになりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

やはり

 

人と人との出会いの見えない部分には、

 

計り知れない膨大な歴史の流れがあり、

 

それを実際に生きてきた人々の思い、

 

魂と魂が出会って、

 

スパークするような意味があるようです。

 

 

 

 

 

 

 

お誕生日おめでとうございます、

 

ありがとうございますと言う言葉にも、

 

半端ない奥行きを感じているのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは、今日も素敵な夕べをお過ごしくださいね。

 

半沢直樹の最終回に向けて、これから田宮さんちに再度集合する予定です。

 

今日も命にありがとうございます。

西田普

にしだあまね