愛する魂の冒険者たちへ

 

 

 

 

今日はコスモスの日なんですってね。

 

 

アメーバさんのかわいいスタンプ。

 

 

コスモスの花言葉、知ってる?

▼本日限定!ブログスタンプ

あなたもスタンプをGETしよう

 

 

 

 

 

 

大好きな花です。

 

風に揺れるコスモス。

 

 

 
 
 
 
 
調和、平和、乙女の純真、といった花言葉があるようですよ。
 
 
 
 
それで思い出したことを改めて
 
以下に載せさせていただきます。
 
 
 
 
〜〜〜

 

 

 

人は誰でも、地上に天国を作ることができるようです。

 

 

 

image

 

 

 

 

武蔵野地域に住んでた頃

 

近所の公園に、

 

広大なコスモス畑がありました。

 

秋になると毎年、たくさんの方が訪れるんです。

 

 

 

 

長さ100メートル、幅15メートルくらい。

 

本当に見事で

 

みんな立ち止まって

 

写真を撮ったりしてます。

 

 

 

 

 

ある時、コスモス畑で出会ったおじいさんが

 

次のような話をしてくれました。

 

 

 

 

 

「公園の一角を借りて、

 

このコスモス畑をやっています。

 

自分のためにやってるんですよ。

 

私が死んだらそれでおしまいにするという約束なんです。

 

 

 

毎年、5~6月から畑作りを始めます。

 

草刈りしたり、わき芽をつんだり、

 

たけを調節したり。

 

それを一日に5~6時間やります。

 

誰もお金をくれるわけじゃないけど

 

15年間やっています。

 

 

 

コスモスは10月上旬ごろにかけて満開となり、

 

見ごろを迎えます。

 

 

 

咲き終わったら、根本のところから刈ります。

 

刈ったものは袋に入れて捨てます。

 

後片付け含めて

 

全部おわるのは毎年12月ごろですね。

 

私は戦中生まれなんです。

 

76歳です。

 

 

 

コスモス畑は、

 

自分の健康と楽しみのためにやっているんですよ。

 

 

 

目標や生きがいがあると、元気でいられますから。

 

特に定年後は、そういうもんですよ。

 

 

 

おかげさまでコスモス畑をやり始めてから

 

10kgやせて体調もいいです。

 

だからほんとうに自分のためです。

 

 

 

 

公園の一角を花畑にしていることを、

 

役所の人たちも、黙認してくれてるんです。

 

ひっそりとやっているほうがいいんですよ。

 

 

話題になっちゃったら、

 

なにかと手続きが必要になって、

 

役所の人もめんどうくさくなって、

 

もうやめようってなるでしょ。

 

 

 

みんなが喜んでくれたら、

 

それはもう、満足です。

 

最近は神奈川とか、

 

わざわざ遠くから来てくれる人もいるみたいです。

 

 

 

この世の天国みたいだ、

 

なんていってくれる人もいます。

 

涙が出るほどうれしいですよ。

 

 

 

この花を見てくれた人の心が

 

少しでも安らぐとしたら、

 

世の中が平和になるお手伝いになるかもしれません。

 

私は、戦中生まれですからね。

 

 

 

私が死ぬときは、このコスモス畑の中でって、

 

決めてるんです。

 

コスモス畑の中でなければ、

 

ビールのおけの中で死にたいですね(笑)

 

 

 

そうそう言い忘れました。

 

コスモス畑での作業は私がやっていて、

 

妻は自宅にいますが、

 

この作業服の洗濯は妻がやってくれています。

 

だから、コスモス畑は二人でやってるんですね。

 

夫婦がともに健康でいることがたいせつなんです。

 

 

 

 

もし妻が病気になったら、

 

このコスモス畑はおしまい。

 

私は妻を看病しなければいけませんから」

 

 


 

金色の夕日の中で

 

風がさ〜っと吹いてきて

 

コスモスが

 

揺れているところは

 

ほんとうに天国を思い出すような光景でした。

 

 

 

 

 

「あのとき、あのコスモス畑、きれいだったなあ」

 

って何十年もあとに思い出せるような景色だったのです。

 

 

 

 

 

だけど、ある時

 

ついに、秋が来ても、

 

去年まではコスモス畑だったあたりが

 

草っ原のままになっていました。

 

 

 

 

そこは妙にがらんとして、だだっ広く感じました。

 

 

 

 

 

コスモスおじいさん、コスモスおばあさん、

 

公園に天国を作ってくれて

 

本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

いまもありありと

 

花が揺れる様子、

 

金色の空気を思い出せます。

 

きっとそういう人がたくさんいると思います。

 

 

 

 

 

 

 

ここで思い出したいのは

 

私たちが、日常で、

 

自分ができることを精一杯やって喜べたなら、

 

そしてそれを共に喜びあえる人がいたなら、

 

そこは、もうすでに天国なんだ、ということなんです。



 

 

 

 

 

コスモスおじいさんは

 

「自分のためにやっている」

 

と何度も何度もおっしゃっていました。

 

 

 

 

 

でも、我を張るとか、

 

自分さえよければいい「われよし」の固さではなく、

 

どこまでも軽くて開かれた雰囲気がありました。

 

 

 

きっといろいろと調整しなければいけないことや

 

都合をつけなきゃいけないこともあったことでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

ほんとうの意味で、自分を大切にする、

 

ということをされていたように感じるんです。

 

そうすると、自然と

 

喜びが広がっていくようになっているんですね。

 

 

 

 

 

天国はここにある。

 

コスモスって「宇宙は調和している」って意味もあるらしいです。

 

 

 

 

 

 

そのことを想い出すと、

 

すてきな開運の循環が始まるような気がします。

 

〜〜〜

 

 

 

で、最近よく感じるのが

 

日々の生活の中で、すでにみんなが

 

自分の公園に

 

自分なりのコスモスを

 

ひとりひとり咲かせていて、

 

調和しているんだなって

 

ことなんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは引き続きすてきな午後をおすごしくださいね。

 

 

 

image

 

 

 

今日も命にありがとうございます。

西田普

にしだあまね