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愛する魂の冒険者たちへ

 

 

 

 

 

 

 

私が、私の運命の主人だ。私が、私の魂の船長だ。

 

 I am the master of my fate, I am the captain of my soul.

 

 

 

 

 

 

昨日の記事で「マンデラ・エフェクト」について書いたら、


コメント欄で


「ネルソン・マンデラさんが1990年の11月1日に日本に滞在していた」


と言うコメントをいただいたんですね。


ありがとうございます。

 







ネルソン・マンデラさんは皆さんご存知の通り、


南アフリカの大統領を務めた方で、


アパルトヘイト(白人による有色人種の差別政策、人種隔離政策)を撤廃した方です。

 

 

 

 

 

※以下、白人、黒人と書いていきますがおゆるしください







マンデラさんは人種差別撤廃の活動家でしたが、捕まり、

 

27年間も牢屋にいれられました。


 

 

で、釈放された後に、


白人に復讐するのではなく


すべての人種や民族の融和を目指しました。

 

 

 

 


真に偉大な人物だと思います。




そのネルソン・マンデラさんが出てくる


超アツい、

 

ラグビーの映画があるんですよ。

それが「インビクタス 負けざる者たち」

 

 

 



あのクリント・イーストウッドが監督を務め、


主演は、モーガン・フリーマンさんがネルソン・マンデラ役。


マット・デイモンさんが南アフリカ代表のラグビー選手として大活躍します。

 

 







そう・・・


今ラグビーワールドカップで日本に勝ち、

 

決勝まで勝ち進んでいる


ラグビー南アフリカ代表チームが、この映画に出てくるんですね。







映画は史実に基づいたストーリーになっています。







1990年代の当時、

 

南アフリカ代表のラグビーチームは


白人選手が中心で

 

黒人選手は1人しかいなかったそう。

 

 

 

 

 

 

 

 


イギリス発祥のラグビーは

 

アパルトヘイトの象徴的なスポーツとみなされて、


黒人の間では人気が全然なかったそうなんです。


それもあって、


マンデラさんが釈放された時には、

 

南アフリカの黒人の間で、


「スプリングボクス」というラグビー代表チームの名前を変更しよう、

 

 


ユニホームも変更しよう、

 

と言う動きが強かったそうなんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ところが・・・

 

 

 

 

 



マンデラさんはそこで、


このチームこそが、南アフリカの黒人と白人の和解と融和、


未来の象徴になると考えました。

 

 

 

 

不幸な過去を乗り越えて、

白人たちが愛するものを尊重しよう、と、

 

仲間に呼び掛けたのです。

 

 

 

 

 

 


なんという偉大な精神。





そう、今来日中の南アフリカのチーム名は「スプリングボクス」ですね。

 


南アフリカの選手も、応援団も、

 

肌の色は様々です。

 

 









映画の中で、

 

マンデラさんはチームに呼びかけて、

 

貧困地区の黒人の子供たちにラグビーを指導するなど、


いろんな手を尽くして、


ラグビーの素晴らしさを自国民に伝えます。

 

 

 

 

 

 

 

かたくなだった心が溶けていき、

 

最初は不協和音だらけだったラグビーチームの中でも、

 

団結、きずなが深まっていく様子は

 

 

心を揺さぶられます。

 

 

 

 

 

 




だんだんラグビー人気が高まる中で、


南アフリカで開催された

 

1995年のワールドカップ。

なんと、、、

 

南アフリカ代表チームは、決勝に進出するのです。

 

 

 

 

 

 


さあ、どおなるの!?!?





とまぁ

 

ざっくり書くとこんな感じの、


史実に基づいたストーリーなんですよ。

 

 

 

 

 

 



決勝で勝つかどうかはぜひ映画をご覧ください。

 

 

 

 

 

マンデラさんの喜びも苦しみも描かれていて

 

胸に迫ります。

 

モーガン・フリーマンさんの

 

入魂の演技です。

 

 

 

 

 

 

一人で見ても、

 

カップルで見ても、

 

家族で見てもきっと盛り上がれる、

 

本当に素晴らしい映画ですよー!!!






この映画の中で


マンデラさんが口にするのが、冒頭の詩なんです。




 

私が、私の運命の主人だ。私が、私の魂の船長だ。

 

 I am the master of my fate, I am the captain of my soul.

 

 

 

 


イギリスの詩人ウィリアム・アーネスト・ヘンリーによる

 

「インビクタス」という詩の一部だそうですよ。





27年間も投獄されていたのに、


屈することなく、、、




そして、

 

自らを迫害してきたものたちとも、

 

いがみあうのではなく、


手を取り合うことを皆に呼びかけたマンデラさんの、

 

光り輝く精神。




そうした人物がいたという事実が希望になりますし、






実際は、

 

同じクオリティーの光輝く精神が


私たち一人ひとりの中にあるんですよね。






確かにあって、

 

常に、私たち自身を導いてくれています。







どうしようもなくしんどい時に、


道に迷ったときに、

 


マンデラさんを思い浮かべながら思い出したい言葉です。

 

 

 

 

私が、私の運命の主人だ。私が、私の魂の船長だ。

 

 I am the master of my fate, I am the captain of my soul.

 

 

 




明日のラグビーワールドカップ決勝は、

 

南アフリカ代表、目一杯、応援しようと思ってます(^^)

 

 

 

 

 

 

あなたの偉大な魂の道に、尊敬と感謝を捧げます。

 

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今日も命にありがとうございます。

西田普

にしだあまね