愛する魂の冒険者たちへ

 

 

 

 

 

僕は長いこと、編集者をやってきたんですが

 

「編集者って普段、どんな仕事をしているの?」

 

って聞かれることがあります。

 

 

誰にどんな角度から聞かれたかで、答えが変わる・・・

 

って感じの、万華鏡的な存在なんですが、

 

「何でも屋さん」的な感じです。

 

 

 

・・・答えになってない・・・笑

 

 

 

一つあげてみると

 

「しかるべきご縁とご縁をつなぐ」っていうことが大きいですね。

 

 

 

ご縁結びです。

 

それは

 

「作家さんと読者のご縁をつなぐ」ってことを中心に、

 

 

 

 

その作家さんにぴったりの企画はなんなのか(才能、気持ちなど)、

 

その企画にぴったりのタイトルはなんなのか、

 

じゃあ、本のカバーはどんなカバーがいいのか、

 

といったことなど、無数にあるわけですが、

 

これが妙味で、一つ要素が違うだけで、全く違う本になるんですよね〜。

 

 

 

僕の友人の、大ヒットを連発している編集者は

 

「みんなが幸せになるように」仕事をしていると言ってました。

 

みんなが喜べるように。

 

 






 

出版が斜陽産業だなんて言われて久しいですけど、

 

なんのその、

 

編集者は日夜、知恵を絞って、時に汗まみれになり、

 

直感のアンテナを研ぎ澄まして

 

突き進むのでありました。

 

 

 

 

ちょっとだけ変な人が多いかもしれません・・・

 

 

 






 

で、身内びいきするわけじゃないんですけど、

 

これからは本に限らず、


「編集者的なセンス」


つまり集めて編むセンスが


けっこう、


重宝される世の中になっていくと思うんですよね。

 

ネット環境が整って、

 

これから「発信する人」がどんどん増えていくので、なおさら、

 

「どんな情報を、どんなタイミングで、どうやって発信するか」・・・ここがミソだったりします。

 

 

 




 

そのためには

 

「自分がおもしろがれるかどうか」

 

「人が喜んでくれるかどうか」

 

ってことを、いろんな角度から、突き詰めていく、ってことになります。

 

 

 




 

本のカバー、いわゆる、装丁もそうです。

 

今日は、田宮陽子さんの「運命の人〜あなたに愛の奇跡を起こす本」の

 

装丁の打ち合わせで、

 

ブックデザイナーの松昭教(まつあきのり)さんと打ち合わせしたのです。

 

 

 







 

 

 

 

 

 

 

 

松さんとは長いお付き合いで、

 

ゆほびかゴールドの創刊時には、ものすごくお世話になりました。

 

 

 

 

「ラッピー」っていうイメージキャラクターを考えてもらった時は

 

古い古い喫茶店のすみっこの席で、

 

本のコンセプトを数時間、話して、

 

そしたら、喫茶店のナプキンに、サラサラっと、

 

松さんがキャラクターの絵を描いてくれたんです。


このクマみたいな謎の生き物。


 

 

 

 

 

 

それから10年くらい経つのかな。

 

松さんの事務所ブックウォールが最近手がけた作品の数々。

 

 

 
 

 

 

おもしろそうな本がいっぱい。

 

 

伊坂幸太郎さんの大ファンなんです。

 

百田さんの「日本国紀」は30万部突破したとか。

 

松さん、乗ってるなあ〜。

 

 

松さんの会社ブックウォールのホームページ。

http://bookwall.jp/features

 

 

日本国紀の表紙がいかにしてデザインされたのか?  

 

とか、イラストレーターさんのインタビューなどおもしろい記事が出ています。

 

松さんは「売れる本の装丁」にとことんこだわってるプロ中のプロ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

打ち合わせ中に、松さんから、

 

「田宮さんのいう「運命の人」って、どういう人のことですか?」って質問をもらいました。

 

魂が成長しあえるパートナーのこと。

 

誰も開けられなかった運命の扉を開けるカードを持つ人のこと。

 

・・・と答えたら、

 

「あ〜! わかる! 人生を振り返ってみると、よく分かります!」

 

と松さん。

 

 

 

そこから話が展開して、じゃあイラストはどうしようか、

 

タイトルをどうやって入れていこうか、

 

という話になっていったのでした。

 

 

 

このブログを読んでくださっている方は、

 

いずれ本を出していく方(もう出している方)がけっこういらっしゃるかな、

 

っていう気がするんですね。

 

 

 

なので、また、参考になりそうな話があったら、書いていきたいと思います。

 

どんな仕事でもそうですが、誰とチームを組むかがけっこう大事なんですよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日も命にありがとうございます。

西田普

にしだあまね