愛する魂の冒険者たちへ

 

 

これはバリ島にある「グリーンスクール」です。

 

 

 この不思議な建物が校舎です。


「世界でいちばん緑の学校」と言われるのがグリーンスクール。

 

大自然のなかに、ゆったりと、校舎が立ち並んでいるんです。

 

敷地内には川や山。畑。木々。


その中にある校舎はすべて竹を組んだ建物です。

 

 

 

 

 


 

 

 

自然素材なのに、

 

いや、自然素材だからなのか、

 

なんとも未来的なのが逆説的です。

 

進化した別の星の光景のようでもありました。





おもしろいのが、物理的に、壁がないこと。

 

象徴的だなって思いました。


山からの風がサーっと吹き抜けていくのを


肌や髪で感じることができます。

 

 

壁がない教室

 

散らかってますね

 

 

 

大きなパワーストーンが敷地内にありました。

3〜4年前の写真。

 

 

畑も川も泥んこ遊び場もあります。

 

これは泥んこ遊び場

 

 

 

 

電気は水力や太陽光発電でほぼまかなっているそうです。

 

太陽発電!!!

屋根の形がUFOみたいです。

 

 

生徒の写真はNGなので、うつっていませんが、

 

ここを、世界からいろんな人種の子どもたちが走り回っていました。

 

年齢も様々。

 

 

 

 

なにか希望がわいてくる光景でした。

 

 

 

このグリーンスクール、

 

生徒の自主性を徹底的に重んじていることで有名です。

 

 

 

 

 

お子さんがここに通ってる

 

作家の奥平亜美衣さんのご縁で


取材させてもらったんですが、生徒だけじゃなく、


先生たちも、ニコニコしてさわやかなのが印象的でした。

 

 

 

 

確か、瞑想の授業もあったんじゃないかな??

 

 




ある11歳の日本人の女子生徒は、


「何かあった時、先生に頭ごなしに怒られるのではなく、まず理由を尋ねられる」

 

と言っていました。

 

「生徒だけじゃなくて、先生も、幸せ。そんなこの学校が大好きなんです」

 

って教えてくれました。

 

 

 

 


10歳くらいから、ビジネスを立ち上げる子もいて、


生徒のアイデアで、

 

廃オイルをリサイクルしたスクールバスを走らせたり、


グッズを売って、バリ島の学校に通えない児童の学費を集めたり、

 

スーパーのビニール袋をなくす活動をしたりしているそうです。
 

 

 

 

 




これからの教育の、一つのモデルとして、おもしろいと思うのです。

 

 

 

 

取材の後、自分の子どもたちに、「グリーンスクールみたいな学校どう思う?」って話したら

 

「私も通いたい!いいなー」という子と、

 

「私は今の学校のほうがいい」という子にわかれました。

 

そうかもな、と思いました。

 

僕も公立校に通いましたが、楽しかったし、素晴らしい先生にも出会えました。

 

 

 

でも

 

選択肢があるといいですね。

 

日本各地にこういうところが出来たらいいなあと、思っています。

 

 


そしたら、たまたま再会した、

 

小学校時代の友人の佐藤君が、そういうプロジェクトを

 

立ち上げようとして調査してることがわかったのです。

 

こういうシンクロってあるのですね。

 

何か一緒にやれたらいいねと話したりしています。

 

 



みんなが幸せに、自分らしく生きるための学校。

 

あったらいいな。

 

 


さて先日も、パートナーの田宮陽子さんと一緒に食事したんですが、

 

奥平亜美衣さんとは、不思議なご縁があって

雑誌で、連載していただいたり、

 

いろんなプロジェクトをご一緒させていただいています。

 

 

 

 

奥平亜美衣さんは数年前まで「普通のワーキングマザー」(ご本人談)でした。

 

それが今は、作家としてベストセラーを連発し、

 

ご家族で海外移住するなど、数々の望みをかなえています。

 

 

 

あるとき、その秘訣は? と尋ねたら
 

「今、目の前にある幸せに気づくこと」

 

「焦らず、地道に、日常の喜びを感じること」

 

だと語ってくれました。

 

 

 

そうすることで、自分の内側が変わり、

 

発する空気感が変わり、

 

その「波動」と共鳴する「波動」のできごとや人が引き寄せあって、出会う。

 

そして、望みがかなう現実になっていく、と。

 

 

 

 

だから、「引き寄せの法則」とはいうけれど、本当は


「受け止め方の法則」と呼ぶほうがふさわしいのだと。

 

今ここに集中する、、、

 

哲学的というか、禅や、マインドフルネスとも共通していますね。

 

 

 

 

 

目標を立てて、まっしぐらにそこに向かってく、というような在り方とは逆。

 

「自然と調和していく時代の生き方」だとも思います。

 

 

 

 

あるとき打ち合わせ中にハッとしたのは

 

「幸せになるための努力、喜びを探す努力だけは、惜しんではならない」

 

という言葉でした(^^)

 

 

 

 

こういう話も、小学校くらいから学べたら、

 

人生の自由度が上がるような気がするんです。

 

 

 

日本にも、自分を生きることを学べる学校があって、

 

その一つが、サドベリースクールです。

 

 

八ヶ岳にもサドベリースクールがあるんですよね。

 

カリキュラムもなければ、学年わけもない。

 

みんなが好きなことをしているんです。

 

勉強は、本人がやりたくなったら、ちゃんとできるようになっています。

 

数年前に、見学に行った時、

 

学校の子供たちのエネルギーがあまりにも高くって、透明で、

 

僕もすごく元気になったのを覚えています。

 

八ヶ岳サドベリースクールのホームページ↓

http://yatsugatake-svs.org

 

久々に八ヶ岳に行って、思い出したので載せさせていただきました。

 

 

 

 

 

精一杯、自分らしく生きて

 

次世代に幸せのバトン渡したい、、、

 

と今、改めて思っているところです。

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今日も命にありがとうございます。

西田普

にしだあまね