愛する魂の冒険者たちへ
鎌倉に越してきたとき、
パートナーと別々の家に住んでいる、って言ったら
最初は、近所の人たちに驚かれたり
色々、尋ねられたりしたんですが
最近は、特になにも言われません。
そんなもんかって思うんでしょうね。笑笑
やっぱり世の中、僕の小さかった頃とは
変わってきてるのかな。
だんだん自由度が増しているのかな。
パートナーの田宮陽子さんの家は、
同じ鎌倉なんですが、
おしゃれなショップやカフェなどがあって、
いつも賑わっている方にあります。
これは田宮さん好みと言えます。
一方、僕の方は、自然の中で、
「子供の頃に遊びにいった、田舎のおじいちゃんおばあちゃんち」という
イメージです。
完全に、僕は大好きな環境です。
かなり近い２拠点居住で、
いわゆる「通い婚」のような形で、
これはこれで面白いし、
時には、深夜の冷蔵庫の音がやけに大きく聞こえることもあるけれど、、、笑
いろいろ気楽なところもあって、いいなあと思っているところです。
最初は、
ドライヤーもない、
テレビもない、
カーテンもない（笑）
食器もあんまりない。
あるのは、書くためのデスク、いす。
本棚と本。
CD。
椅子の足がすぐ取れるダイニングのセットくらいなもので・・・
で、田宮さんが
「ないないない、カーテンがない」
とシブがき隊の「ナイナイ１６」のメロディーで突然歌ったり
「テレビもねえ、ドライヤーもねえ」
と途中から吉幾三さんの「おら東京さいくだ」に変わったりと
思わず歌ってしまうほど、
何にもなかったわけです。
今は、テレビ以外は揃ったかな。だいたいね。
お互い、家が仕事場、という面があります。
「これから会社を設立するし、
お客さんがたくさん来るかもしれないから」と
田宮さんの勧めで、
新しいダイニングテーブルと椅子のセットを買いました。
ここで、打ち合わせをすることも増えるでしょう。
「なにもないけど、
書くのにはいい環境ですよね」と切り替えの早い田宮さんがいう通り、
静かだし、森の緑もあって、気がいいので、
「書くことに集中できる」
というのは本当にありがたいことです。
瞑想も深く入れます。
田宮さんは
「第二製作所、けっこういいね！」と言っていましたが、
ここが本社になるのかなぁ〜？
で、田宮さんが急にこんなことを言ったんです。
「私たちのような、
ものを書く仕事の場合、
そこに、たくさんの人のお役に立つように
エネルギーを注ぐことが、
神社にお参りに行くような
神ごとになるんですよね。
これをやっているだけで
不思議と、身の回りのことがうまく解決してくことも
あるんですよね」（田宮さん）
偶然ながら、
その言葉を聞いた日の朝、
読んでいた本から
僕は、こんなメッセージを受け取っていました。
「神を信じていなくて、
神に一度も祈ったことがない人でも、
仕事に愛を込め、
よき仕事をするなら、
その人は神と共にいる、と言える。
なぜならば神は愛だから」
ここで「よき仕事」と言うのは、
日常のすべての活動を指すのだと思います。
職業としての仕事、
家事、
子育て、
ボランティア、
祈り、瞑想、
誰かと言葉を交わし、微笑み合うこと。
自分に出来る限りのことをしていくことで、
神様と共に歩んでいるんですね。
さて今日は１１月１１日。
昨夜も書きましたが
１１１１はいいゾロ目で
祈りが天に通じやすいのだそう。
今日は、ある神社に、田宮さんと一緒にお参りに行きます。
田宮さんと立ち上げる新会社で、
たくさんの方の幸せと健康のお手伝いが楽しくできますように。
皆様お一人お一人がますます笑顔になれますように。
平和でありますように。
１１時１１分、まだ電車の車内ですが、
二人でお祈りさせていただきたいと思います。
今日も命にありがとうございます。
西田普
にしだあまね