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愛する魂の冒険者たちへ

 

 

 

何気なく過ごしている今日1日が、

 

命の1日だって

 

感じることがあります。

 

さっき、末っ子と電話で話して、

 

彼女の、

 

嬉しいことがあったので弾んでいる声を聞いて、

 

しみじみ感じました。

 

 

 

〜〜〜

 

 

 

 

僕が只見のヨガのお師匠さん宅で、

 

2ヶ月間、ヨガ自然生活を送っていた

 

最中の出来事。

 

 

ある日、6時すぎに起きたら、

 

同宿の猫のキキが、影も形も、

 

なくなっていました。

 

 

 

飼い主のセリナさんによると 

 

4時すぎごろまでは確かにいた、といいます。

 

 

 

でも、家じゅうを探してもいない。

 

もちろん、外にもいない。

 

 

 

後ろは深い山だし、

 

あちこちの溝には、澄んだつめたい山水が流れていて

 

たぶんクマもサルもいます。

 

 

 

林の中では、


いろいろな鳥が叫ぶように啼いています。

 

 

 

 

こういうことってあるものなのか、

 

キキは、


「猫の場所」へと、行ってしまったのか?

 

 

 

 

何日かして戻ってくることもあるようだけれど、

 

重い石を飲み込んでしまったような気分。

 

 

 

 

すると、19時ごろになって、

 

キキが現れました。

 

家の中のどこかに隠れて、眠っていたようなのです。

 

 

 

 

よかった!!!!

 

これで、この一日は幸せな一日に早変わりしました。

 

 

 

 

何しろ250年は経っている古民家で、

 

忍者屋敷のように入り組んでいて

 

隠れる場所もたくさんあるために、

 

大人が数人で探しても、

 

見つけられなかったのです。

 

 


 

 

 

ほんとうによかった。

 

セリナさんは、一時は覚悟を決めていたようです。

 

 

 

 

そうです。

 

いつなにが起きるか、わからないのが人生だと、

 

キキのおかげで、

 

あらためて痛感しました。

 

 

 

 

 

片時もぼけっとしていないで、

 

目を覚まして、

 

本心からやりたいことをやろう、

 

自分の命、心と身体を、ほんとうにたいせつにしよう、

 

大好きな人をたいせつにしよう、

 

笑って生きられるようにしようと。

 

 

 

 

悔やんでも、反省しても、もう遅い、ということが人生にはあるんだと

 

そのくらいは骨身にしみてわかるようになったのです。

 

 

 

 

長年あたためていた、長編童話を書き続けています。

 

子どもたちが小さかったころに話して聞かせたお話がもとになっています。

 

(そのお話よりも前に、「みことちゃんの物語」が出版されます!)

 

 

 

そのなかに「なぞなぞ」のシーンがあります。

 

そのシーンを書きながら、

 

小学生のころに、

 

両親と、テレビのクイズ番組「クイズダービー」を見て

 

篠沢教授の珍解答に大笑いしたり、

 

はらたいらさんに感心したり、

 

答えを予想して外れたり当たったりして

 

盛り上がっていたときのことを、

 

懐かしく思い出しました。

 

あれは、楽しかったな。

 

今思うと。

 

 

 

 

そういえば、子どもたちとキャンプに行ったときの

 

なぞなぞ大会も実に盛り上がったものです。

 

 

 

 

日常の中にそういうかけがえのない贈り物がたくさんあるのですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

皆様すてきな週末をおすごしくださいね。

 

 

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今日も命にありがとうございます。

西田普

にしだあまね