愛する魂の冒険者たちへ
ここ数日で、感じていることがあります。
それは、私たちは一人一人が
「古くから受け継がれてきた、人類の素晴らしいパワーと知恵」
というバトンを受け取るチャンスが来ている。
そして
それを受け取って、
さらに、より良いものにして、
次へ、次へと渡していく、
バトンリレーの中にいるんだな、ってことです。
祖先に感謝したり、季節をお祝いしたりする、
日本古来の知恵って素晴らしいと感じます。
世界にも伝統的な叡智（えいち）ってたくさんありますよね。
その中で、ご縁のあるものに出会えるように、なっているようなんです。
〜〜〜
初夏に、僕と、パートナーの田宮陽子さんとで、
福島県の只見に、「ヨガ自然生活」をするために伺いました。
会津に「叶津番所」(かのうづばんしょ)という、
江戸時代から残っている、
素晴らしい建物があります。
今年の初夏に、見学させていただきました。
番所というのは、いわゆる関所のようなもの。
お侍さんの屋敷でもあったようで、刀が置いてあります。
美しい。
ここは、「娘の部屋」で隠し部屋っぽくなっています。
大事な娘がキズモノにされないようにするためだそう。
階段を登り、
書生の部屋。
主人の部屋。
まっくろくろすけが出てきそうな屋根裏部屋。
築２５０年の古民家で重要文化財なのですが、
ここのオーナーが沖ヨガの達人で瞑想指導者の坂本知忠先生。
手にされているのは、藁で作られている、昔の「スノーシューズ」。
昔話の、かさこ地蔵で出てくるような、藁でできた「みの」です。
雪国ですからね。4メートルくらい積もるそうです。
昔の人はこの写真の器具の上で木を燃やして、灯をとったそう。
江戸時代、文久年間の本棚と本。
本は本来、本当に貴重なものなんだ、
本物の情報を載せなくては、と改めて感じました。
このとき、渓流釣りの秘術「てんから釣り」で
世界的に有名な瀬畑雄三さんがいらっしゃいました。
雑誌やテレビにもよく出ておられます。いつもカッコいい！
おいしい「桜アンパン」をくださいました。
あんぱん大好きなんです❤️
和のあんこ、西洋のパンの幸せな結婚！
これは東西文化の融合で
天才的発明だと思うんです。
そこに桜までトッピングしてあるなんて〜。
これは進化です。
この叶津番所の隣には、沖ヨガの大きな道場があります。
不思議な取り合わせですね。
こちらもオーナーは坂本先生。
坂本先生は沖ヨガの達人ですが、
「プレクシャ・ディヤーナ」という、
2500年に及ぶ歴史のある「瞑想の秘法」をインドに渡って研究し、
指導されている日本の第一人者です。
プレクシャ・ディヤーナは、徹底した非暴力・平和主義で知られる、
ジャイナ教の瞑想法です。
ジャイナ教は仏教より古いとされ、およそ2,500年前から伝わっており、
その聖者たちは「マスク」をしています。
それは何のためかと言うと、「口から吸い込んで、虫を殺さないため」。
そして「口から出る言葉で人（自他）を傷つけないようにするため」。
坂本先生の本。
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勝利者の瞑想法―ジャイナ教・修行の実際
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以前、只見に二カ月滞在した際に、この瞑想法の一部を教えていただいて、
深い瞑想に入ることができ、
とても素晴らしい効果を体感できました。
〜〜
で、ここから本題ですが
このように、、、
古くから人類に伝わっている生活文化、
精神的な教えには
本当にユニークで貴重なものがたくさんあります。
それで、その中から、自分にご縁があるものには
今回の人生でちゃんと出逢えるようになっているようなのです。
過去生でやってたこととか、
自分の使命に関すること、
好きなことですね。
全てに偶然はなく、
必要なことを、実際に楽しみ、
学んで、
活用させていただくことができる。
これはとんでもなく有り難いことですね。
インターネットが発達して
その流れはますます加速していて
(取捨選択は自分でしなければなりませんが)
実は、、、
それは、みんなの魂が成長して
いっそう、文明を進歩させるべき段階に入っているからなのだ、
と聞いています。
ですので、「自分」という枠組みがひろがり、
個々の、
魂の使命を達成しやすくなっているようなんです。
僕もこれからも、
おもしろくてお役に立ちそうな情報があったら
このブログや雑誌でどんどん分かち合って行きますね。
只見には見事な桜が咲いていました。
そういえばお花見には、
桜の花を、豊かに実った稲穂に見立てて
豊作を「あらかじめお祝いする」（予祝）という意味が込められているそうです。
今日も命にありがとうございます。
西田普
にしだあまね