愛する魂の冒険者たちへ
愛ってなんなんだろう、と思うことが
よくあります。
愛というものがあるとしたら、
この世界が愛でできているとしたら、
苦しみや悲しみがなぜあるのか、って思うこともあるんです。
でも「愛を生きている人」には出会うことができます。
僕が、「愛を生きている人」として、
ときどき、思い出す方の一人が、
リン・ツイストさんです。
講演会のステージに上がった、
彼女を見るだけで
なぜか涙があふれて来ました。
周りを見るとハンカチで目を抑えている人が
他にも少なくありませんでした。
今日は彼女の言葉を、ご紹介させていただきます。
※リン・ツイストさんは、
世界的に活動をされている慈善事業家です。
３人のお子さんを育てながら、
小学校の先生をしていたリンさんは
そこから転身し、
世界の飢餓を撲滅するハンガープロジェクトや、
熱帯雨林保護のパチャママ・アライアンス、
女性や子どもの生活の向上といった活動をおよそ４０年継続。
マザーテレサやダライラマ法王といったかたたちとも活動をともにされ、
世界中で200億円以上もの資金調達をされています。
ベストセラー作家の本田健さんが、リンさんを日本に招いた時に、
取材のための貴重な機会をいただいたんです。
心から感謝しています(^^)
以下、リンさんとのＱ＆Ａです。
Ｑ 人生の困難を乗り越えるためのヒントを教えてください。
Ａ 人生の困難は、「奉仕する対象」に自分を近づけてくれます。
リン・ツイスト：
以前、私はマラリアにかかったことがあります。
長期間、体調がひどく悪かったのですが、
その時、私は、
「この困難は、私が奉仕する対象となるかたがたに、
より近づくための手段なのだ」
と理解することができました。
当時、私は、地球上の飢餓を終わらせる
「ハンガープロジェクト」に取り組んでいました。
そして、私が奉仕する対象のかたの多くが、
マラリアに苦しんでいました。
私は、その苦しみがどのようなものであるかを経験できたわけです。
マラリアにかかった結果、８カ月間仕事ができなくなりました。
けれどもそれで
「仕事ができなくなった」
と怒りを覚える代わりに、
「これは私が奉仕しているかたがたに、
より私を近づけてくれる、
神様の手段なのだ」
と気がつくことができたのです。
これは、すべての出来事の中に、
機会や、教えを見出すという一例です。
私はたくさんのコミットメントを持っています。
コミットメントとは、
「責任をもって関わる。関わることを自分に誓う」
という意味です。
その一つに、
「すべての出来事の中に、自分のコミットメントの可能性を見る」
と言うものがあります。
この誓いのおかげで、
いくつもの大変な状況を切り抜けることができました。
人生のすべての出来事に、教えがあります。
もしあなたが、コミットメントしているならば、
いつでも教えを見つけることができます。
困難な出来事の、特に冒頭の部分では、
自分自身をかわいそうだと思ったり、
哀れんだりすることがあります。
そういうことがないと申し上げているわけではありません。
けれど、そう思い続けていても、どこにもたどり着くことができません。
自分の置かれている状況を奥深くで見て、
なぜその状況に置かれているのか、
意図を持って見れば、
必ずそこに、
成長と発達のための機会があります。
（ゆほびか より。リン・ツイストさん）
〜〜〜
自分の人生に照らし合わせて
内側を見てみました。
すると、「神様の手段」があちこちに
現れていることに気づきました。
リンさんと記念撮影
インタビュー時に。
ずいぶん前の写真です。
只見で撮った虹の写真を載せておきますね。
山のこちら側に出ていました。
今日も命にありがとうございます。
西田普
にしだあまね