愛する魂の冒険者たちへ

 

 

 

 

 

 

今日は鎌倉の海岸で子供たちと海水浴をしています。


子供たちは浮き輪で波に乗ったり、


砂浜で「シーグラス」と言って、


ガラスの破片が波で研磨されたものを拾ったりしています。



砕けたガラスなんですけど、きれいなんですよね。

 




子どもと過ごす時間は


僕にとって


命に充電されるような感覚があります。





弾けるようなエネルギーや言葉から

 

たくさん、教わること


思い出せることがある気がするからです。

 

 

 

 

 

よく、子どもたちとカラオケにいくんですが

 

うきうき踊りまくって歌いまくっている姿から、

 

何かを学びます・・(*^^*)

 

 





末っ子がいつか言っていた

 

「楽しいことからのほうが、たくさん学べるとわたしは思う」

 

ということばが

 

胸にのこっています。

 

 




 

 


ここでは編集部の伊藤女史が担当したヒット作、

 

小林正観さんの

「神様を味方にする法則」(マキノ出版)から、

「娘に教わった、争わない生き方」

というお話をご紹介させていただきます。

 

 

~~~~~~~~~~~~

 
小林正観さんが語る「わが子に教わった、争わない生き方」

 

作家 小林正観

30歳で結婚し、3年たってようやく生まれた長女が障害児でした。

娘が6年生のときのことです。

その日は運動会で、朝、妻がやけにニコニコしていたものですから、

「なんか、えらく楽しそうだね」

と声をかけました。

すると、妻はこう答えました。

「今日は、もしかしたらうちの娘がビリじゃないかもしれない」

 

娘は染色体の異常で、体の筋肉がふつうの人の半分しかない。

だから、走るのに人の3倍の時間がかかります。

徒競走は小学校5年生までいつもビリ。8人中の8位でした。

妻が言うには、クラスの中に1週間前にケガをした子がいるそうで、

 

足首に包帯をグルグル巻いている。

で、その子と娘が最終組で走ることになった。

 

もしかするとうちの娘が7位になるかもしれない。

妻はそう話しながら、出かけていきました。

 

私は原稿を書かなくてはいけないので、家に残っていました。

で、夕方。

妻は、ニコニコ帰ってきました。

「どうしたの? 楽しそうだけど」

「それが、やっぱり8位だったの」

徒競走は、こんな状況だったそうです。

ヨーイドンで走り出して、ほかの6人が50mくらいの地点にいたときに、

 

娘は15m、その子は10mくらいだった。

娘のほうが速かったのが、その子があるところで転んでしまった。

それに気づいた娘が、トコトコ逆走して、その子を助けた。

そして、その子の腕を持って、残りをいっしょに走って、

 

ゴール手前でその子の背中をポンッと押してから、

 

自分がゴールに入ったそうです。

娘は、けっきょくビリだった。

でもゴール10m前くらいで、もう一度テープが張り直されて、

 

会場が大拍手に包まれたということでした。

妻は、とても感動的だったと言いました。

ビリだったのですが、娘は帰ってきてもニコニコしながら、テレビを見ていました。

 

私たちは、学校でも家庭でも社会でも、

 

「ヨーイドンと鳴ったら、必ず1位か2位で飛び込め」と、

 

そういう教育しか受けていません。

わけもわからず、ただゴールに飛び込むことしか考えないで走ってきました。

人より努力し、人より抜きんでることが幸せだと信じてきました。

でも、娘の価値観は違う。

「人より速くゴールする」というのがない。

 

私は、娘の徒競走の話を聞いてショックを受けて、

 

そして何百回も考えました。

考えて、考えて、考えた結果、こういう結論になった。

娘の生き方のほうが正しい。

正しいというのは、私にとって心地いいということです。

私がそれまで教え込まれてきた人生観とか、

 

ものの考え方というのは、どうもおかしいみたいです。

娘は、計算したり、英単語を覚えたりはできない。

でも、弱い者に対していつでも手を貸そうという態度があって、

 

自分より弱い者というのはほとんどいないわけですが、

 

そのやさしさはとんでもない。

 

私がこういう話をできるようになったのは、実は、娘の存在が大きいです。

人と競い合う生き方しか知らなかった私に、娘は空から、

 

新しい価値観を持ってきてくれました。

(小林正観CDブック「神様を味方にする法則」より)

 

 

 


 ~~~

 

 

 

 

 

生前の小林正観さんに叱られた思い出があります笑笑

 

「キラキラ輝くパワーストーンは美しいですが


人を幸せにはしてくれません。


人を幸せにするのは感謝なんです」





今輝く海と空と


はしゃぐ声に


心から感謝します。

 

 



今日も命にありがとうございます。

 

西田普

にしだあまね