愛する魂の冒険者たちへ

 

 

 

この世に偶然はない、と言います。

 

あらゆることは、つながっている、、、ようなのです。

 

一見、偶然だらけだけど、それは意味のある偶然。

 

偶然に見せかけた必然。

 

まず、そのことに気づくかどうか。

 

気づいたら、どのように読み解くか。

 

 

 

「わるいようにはならない」

 

「すべては、よきことのために起きている」

 

 

 

と、信頼していくことが、大事になってくるようです。

 

 

 

〜〜〜

 

 


あるとき、八ヶ岳を旅していたときに、こんなことがありました。

 

 

 

 

旅の道連れになった三人の保育士さんのうちの一人が、

 

「お財布がない!ない!」

 

どこかで落としてしまったようなのです。

 

 

 

 

とても楽しい2日間の帰り道、少なくない額のお金や、

 

免許証やクレジットカードなどが入っていたお財布を

 

落としたら、ショックですよね。

 

 

 

急いで、「ここで落としたかも」という場所に次々電話をかけても

 

「ないみたいです」。

 

そこで、同行していた私たちも一緒に、

 

心当たりの場所を見に行きました。

 

 

 

そのかたはお顔も真っ青、というか真っ白になって

 

「すみません、すみません」と

 

しきりにおっしゃいます。

 

 

 

でも、みんな、お財布がそのままなくなるとも思えず

 

「きっと出てくるよ」

 

「心当たりのところを順に戻って見に行きましょう」とか言ったりして

 

なぐさめながら移動しました。

 

 

 

そうしたら、最初に見に行った場所で、

 

「あった!ありました!!」

 

やっぱりちゃんと出てきたのです。

 

 

 

みんなでホッとしました。

 

もちろんそのかたは一気に顔色がよくなられました。

 

(ポーチから携帯を出したときに、

 

いっしょにお財布が出て、落ちてしまったようです)

 

 

 

 

僕もうれしかったです。

 

うきうきしましたよね。

 

 

 

そしてここからが本題なのですが

 

実は、財布が見つかった後、

 

「じゃあ駅で解散ですね、さようなら」と、

 

ならなかったのです。

 

 

お財布が見つかってみんなウキウキした気持ちになったとき、

 

たまたまその日、西田が行くことにしていた「えほん村」の話題になって

 

「そこへ行きたい」という話になり、

 

みんな一緒にいくことになったのでした。

 

 

 

えほん村というのは

 

八ヶ岳のマジョさんこと絵本作家の松村雅子さんと、

 

旦那様でやはり絵本作家、造形作家の

 

松村太三郎さんがご夫婦でやっている絵本ミュージアムです。

 

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日本で最初の絵本図書館で、

 

広大な敷地にマジョさんが手塩にかけた

 

美しいハーブガーデン、

 

絵本の中から飛び出してきたようなかわいい建物、

 

太三郎さん作の椅子やテーブルが並んでいて

 

世界の名作絵本が読めるという、夢のような場所なのです。

 

マジョさんご自身がめちゃめちゃステキなかたということがあって

 

三人とも、えほん村に足を運ばれてとても喜んでおられました。

 

 

 

「実は・・・」と、あとから聞いて知ったのですが


その保育士さんたちは三人とも

 

絵本に関する研究やご活動をされているそうなのです。

 

お一人は、雑誌に絵本に関する文章も書かれているとのことでした。

 

 

 

この三人の保育士さんとマジョさんの出会いが、

 

どんな展開につながるのかまではわかりませんが

 

とにかく、ご縁というのはおもしろいものです。

 

 

 

もしも、お財布を落とさなかったら、

 

きっと、この流れにはならなかったでしょう。

 

 

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運命の神様なのか、潜在意識なのか、

 

守護霊さんなのかわかりませんが、

 

計り知れないかたちで、お導きがあったようなのです。

 

こうしたことは、大なり小なり、どなたもご経験があると思います。

 

 

 

 

 

 

そして、、、ここから、「もう一つの本題」なのですが・・・笑

 

それは、こういう時って、「必ず自分にもメッセージがある」ということなんです。

 

この世に偶然は、ないのですから。

 

西田もその時、

 

「じゃあ自分にとって、このお財布事件はどういう意味があるのかな?」

 

と、内側に問いかけてみました。

 

絶対に自分にもメッセージがあるはずと思ったのです。

 

 

 

で、その時、現実的視点と、魂の視点を混ぜながら、ざっと書いてみました。

 

 

 

・お財布を落とさないように気を付けよう

 

・お金を大事にしよう

 

・携帯を落とさないように気を付けよう

 

・なにか、大事なことで忘れていることはないか、思い出してみよう。注意深くなろう

 

・一見、不運・不本意に思える出来事があっても、あわてず淡々とできることをやろう

 

・行動は早くしよう

 

・困ったら、周りの人に助けを求めよう

 

・助けてくれている周囲の人に感謝しよう

 

・神様のはからいや、思いがけぬ贈り物を、きちんと見るようにしよう

 

・自分は絵本、物語、創作、子ども、教育、自然・・・に対して愛が深い

 

・自分が楽しいことをすることは、思いがけない形で、誰かの運命を助けることがある

 

・一人旅もいいけど、にぎやかな旅もいろいろあって楽しい

 

・女性にいつもやさしくしよう(笑)

 

・偶然を深読みするなら、楽しい方向にしよう

 

などです。

 

 

 

 

そして、もし、このブログを今、ここまで読んでくださったあなたが

 

「何か」ピンとくるものがあったとしたら、

 

やはり、それも偶然ではないということになります。

 

「あなたによって読み解かれるべき偶然」が、

 

今、あなたの宇宙に漂っているのかもしれません。


 

 

 

「すべては、よきことのために起きている」と信頼すると、

 

すべての偶然が、

 

音を立てるようにして、

 

本来の場所へ収まっていくようです。

 

 

 

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今日も命にありがとうございます。

西田普

にしだあまね