愛する魂の冒険者たちへ
「ハラの力」
というものがあります。
「肚」なんていうふうに書いたりしますね。
月、はボディ、
土、は土台。
スピリチュアルな世界を学ぶほど
「ハラの力」の重要性を強く感じるのです。
思考を超えたパワーの源、
大自然からの恩恵を受け取る器、
それは、もともと体の中心、ハラにある。
誰もが持ってる。
健康づくりにも、
引き寄せ・願望達成にも、
ハラの力が大事！
だけど、自分自身がそうだったからわかるんですが、
現代人の生活は、
「頭」のほうばかりに気が行ってしまいがち。
「ハラの力」が弱まりがちだと思うのです。
それに気が付いたので、鍛えてます(^_^;)
肚の力が弱まると、どうなるかというと
人間全体としては、
上のほうにエネルギーが偏ってしまって、
理屈ばっかりで実践が伴わなかったり、行動が遅かったり。。。
頭に熱が集まって、下半身が冷えるので、
体調を崩しがちにもなりやすく、
変なことにお金使っちゃったり、
周囲のことに心を配れなくなったり、、、
とか、あるんじゃないかなと思います。
なにか、安定感がなくなるんですね。
だから昔の人が伝えてくれたように、
へそ下３寸あたりの
「丹田」（たんでん）
に、気が充実しているかどうかがとても大切。
ハラの力がある人に会ってわかる、
ということがあると思います。
たとえば、誰かに会ったときに
この人は元気がいいな、
会ってて気持ちがいいな、
迫力があるな、
覚悟が違うな、
気合いが違うな、
人としてかっこいいな、
とか感じたとしたら、
その相手のかたは、
ハラに力がある、
可能性大と思います。
僕が出会ってきた、大経営者や、成功者のかたは
やはり、ありました、ものすごいハラの力。
おなか触ってみたいくらいに（笑）
沖ヨガの道場で、知心流五行派の大野雅司さんに、
真剣を用いた演武を見せていただいたときの
鮮烈な印象が忘れられません。
400年の歴史を持つ知心流五行派。
大野さんは、20年間、訓練を重ねて来られた方です。
ちょっとでも気を抜くと、
手から真剣がすっ飛んで行く！！！とか、
自分の手や体を切ってしまう！！！ことだって
ありうるんだそうです。
現に切ってしまったことあるそうですよ。
お父さんと、大野さんが、真剣で演武をやって、
皮膚一枚のところで「真剣の寸止め」をした。
ピタリ！首筋のところで！！
なんて話を聞くと、ぶったまげます。
沖ヨガ、冥想の達人、道場主の坂本知忠さんが絶賛するのも納得です。
かっこよかった！理屈抜きに！
これなら、「戦わずして勝つ」でしょう。
大野さんに聞いてみたのです。
「肚の力」を養うにはどうすればいいですか？
「訓練です」という返事が返ってきました(^_^;)
どこを鍛錬するかと言うと、
「足腰」だそうです。
足腰を鍛えると、ハラの力がアップするんですね。
それも生活の中で鍛える。
大野さんが実践しているという方法をご紹介すると、
たとえば本を読むときにも、立って読む。
肩幅の倍くらいに足を開いて、
平行に足を置いて、
すこし腰を落として、
ゆっくりと、重心を、
左右に平行移動させる。
右、左、右、左、右、左、
やってみるとわかりますが、
これ、ハラに力が入るんです。
丹田を意識するといいそうです。
これを、２０分でも３０分でもやる。
これがホントの立ち読み。
お皿を洗いながらでもできるそうです。
他に
早寝早起きして、生活のリズムを整える、
朝日を浴びながらのスロージョギング。
深呼吸しながらの般若心経の読経。
納豆とか発酵食品を食べる。
ぞうきんがけ。
とかも、ハラの力を強化してくれると思います。
人生の節目や、勝負どき、
なにかがうまくいかなくて、苦しいときは
答えを出すのは、
ハラを鍛えてから(鍛えながら)にすると
いいかもしれません。
あなたに本来備わった
「ものすごいパワー」が炸裂して
道を切り開いてくれるはずです(^^)
今日も命にありがとうございます。
西田普
にしだあまね