本日は、編集部の丹羽から、

「前腕をなでると自律神経が整う」

という最新研究について

ご紹介させていただきます。

 

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

こんにちは!ゆほびか編集部の丹羽です。

クリスマスも終わり、2017年も残りわずか。
振り返ると今年も1年、いろいろなかたを取材させていただきました。

この仕事を始めて、8年ほど経ちますが、初対面のかたと会うときはいつも緊張します。
昔は「緊張癖をなんとかしたい」と思ったものですが、
今は「これはこれで、自分らしくていいんじゃないか」と思うようになりました。

ところで、皆さんには、緊張したときに出る仕草ってありますか?
私は緊張したとき、自分の腕をさすっていることがあります。
自分の体に触れることで、安心できるのかもしれません。

緊張すると無意識に自分の腕や手を触っているというかたは、それなりにいるのではないかと思いますが、
「腕をさすることのリラックス効果」に、科学的裏付けがあることをご存知でしょうか?

桜美林大学教授の、山口創先生によれば、
前腕には「C触覚線維」という、特殊な神経線維が豊富に存在しているそうです。

C触覚線維は、毛根に絡みつくように伸びていて、
肌をなでたときに生まれる、毛の振動刺激を脳に伝えます。
その刺激が、脳の広範囲に伝わった結果、
肌に触れられたことに対する「気持ちいい」「気持ち悪い」という感情が生まれます。

そして、C触覚線維を刺激して生まれる「気持ちいい」という感情には、
自律神経のバランスを整える効果があることがわかっているそうです。

なるほど、緊張したときに腕をさするのは、
無意識に自律神経のバランスを整えようとしていたんですね。

山口先生曰く、前腕をさするときのコツは、心地よさを感じるスピードでさすること。
そのスピードとはズバリ、秒速5cm!

こう聞くと、なんだか難しそうですが、
慈愛の気持ちを持って、肌をさすろうとすれば、自然とこの速度になるそうです。

(ちなみに、親ゾウが子ゾウをなでるときのスピードも、秒速5cmといわれています)

自分が緊張したときや、たいせつな人を癒してあげたいときは、
ぜひ自分や相手をいたわるような気持ちで、前腕をゆっくりなでてみてください。

発売中に『ゆほびか』2月号では、この他にも、
自律神経を整える食事やヨガなどを紹介しています。

ゆほびか2月号の詳細はこちら

それでは、良い年末をお過ごしください!

感謝をこめて。(丹羽)

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

ポイントは「慈愛の気持ち」!

早速、やってみよう〜!!

 

 

 

 

 

 

{03F18E82-D502-4C3D-8C5C-3478FD51F67E}


先日、編集部の望年会にて。

丹羽君、いつもお世話になっているヘアメイクの井口直子さん、モデル(上の写真も)の北川原志於さん、西田。

気合じゅうぶんで生きてる人たちと話すのは、楽しいです。