何年も前になりますが、
医師の矢作直樹先生と、
一緒に八ヶ岳まで行ったことがあります。
伝説的な名編集者で、きずな出版を経営されている
櫻井秀勲先生と、岡村季子編集長にお誘いいただき、
八ヶ岳UFOコンベンションというイベントに参加したのです。
その頃、矢作先生は東京大学病院の救急医療のトップで
東大医学部教授を務めておられました。
日本で誰よりもたくさんの命を救い、
誰よりもたくさんの命を見送っている医師ではないか?
と櫻井先生がおっしゃっていた気がします。
そんな矢作先生の「人は死なない」などの著作はもちろん熟読していました。
初対面で、なぜか
UFOのイベントに!笑
ちょっとシュールで
緊張もしましたが、
矢作先生は、道中、
気さくにお話ししてくださいました。
とてもキラキラした目、
まっすぐ伸びた背すじ、
そして、僕などにもったいない!と思えるほど
深く、長い、お辞儀。
僕が顔を上げた後、
たっぷり3秒くらいはまだ
お辞儀されていた気がします。
この3秒は永遠を感じる3秒でした。
そして、
完全にリラックスされた
風通しのいい、笑顔。
印象的なお話も伺って、
その内容ももちろんですが
そうした所作や雰囲気が渾然一体となって
思い出の中で発光しています。
以来、ゆほびかで何度か、記事を掲載させていただいていますが
個人的にも大ファンなのです。
12月号では、ベストセラー作家の本田健さんの名連載
「大好きなことで強運を引き寄せる!」の対談で、
本当に素晴らしい内容のお話をしてくださいました。
一部を以下にご紹介しますね。
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肩の力を抜いて
自然体で生きよう
本田:運命と宿命についてはどのようにお考えですか。
矢作:このとき、この親、この場所で、
一方、
運命には無限の可能性があると思います。
本田:ご自身の60年の人生を振り返られて、
矢作:別の人生もあったと思います。
本田:運命を選択したという感覚ですか。それとも、
矢作:たぶん自分の意思ではないと感じています。
本田:それに対して、平安で満足されているように見えます。
矢作:そうですね。
本田:今、なんとか運命を変えたいとあがいている人に、
矢作:運命は自分で進んでいくものなので、
本田:この「変わる」というのが実は私の中のテーマなのです。
人は変わるのか、変わらないのか。
「
矢作:そもそも人を変えるなんて思う必要はないと思っています。
逆に言えば、
変わるときが来ると考えてもいいかもしれません。
「天の時、
自分で考える以上に、
人と話していて気づくことは、
「なぜこんなに心配するのだろう」
「なぜこんなに考えるのだろう」ということです。
(ゆほびか12月号、本田健「大好きなことで強運を引き寄せる!」より抜粋)
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対談の名手、本田健先生が、このほか、たくさん、興味深いエピソードを聞き出してくださっています。
まあ、
心配しますよね。
くよくよもするし。
病気の時とか、
離婚の時とか、
経済的な苦境とか、
人生で、大きなことがあった時は、特に。
全部、体験したので、嫌という程、よくわかります。
でも考えてみると、確かに、変わる時が来れば、変わるようになっているようです。
だから、とことん、ジタバタしてみるのもいいけど、
結局は、なるようになっている、気がする。
今日も命にありがとうございます😊
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ゆほびか 2017年 12月号
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